INVISIBLE D. ーQUIET & COLORFUL PLACE-

John 8:32 Then you will know the truth, and the truth will set you free."  複数ブログの過去記事を移管し、管理の委託を受けています 

安倍外交の歴史的成果。オバマ米大統領の広島訪問が実現(…と、いうことになる皮肉)

タイトルは釣り。(いさぎよい言い方)

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160510/k10010515651000.html
日米関係筋によりますと、アメリカのオバマ大統領は今月下旬に開かれる伊勢志摩サミットに出席したあと、27日に現職のアメリカ大統領として初めて被爆地・広島を訪問することを決め、日本政府に伝達しました。安倍総理大臣はオバマ大統領の広島訪問に同行する方向で調整に入りました。
(後略)

本記事にするには決定まで待とうと思ってブコメにしたのだが、

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160510/k10010515651000.html
「歴史的遺産」作りを急ぐオバマ政権の都合、タイミングで2016年の実現なのだが、結果的には「安倍政権の外交的成果」としての参院選前の大イベントとなるわけで、何とも歴史の皮肉。


アメリカ大統領が就任7、8年目に発病する「レガシー(歴史的遺産)症候群」のひとつ、と見れば、実現が2016年になったことは必然だろうとは思う、のだが、だが。
やはり絵面というものがあり、というかその要素がまた7、8割だ。


参院選の遠からぬ時期に、アメリカのバラク・オバマ大統領が広島を訪問するというその「画」は、それなりに政治的なインパクトを与えるであろう。

とはいえ、それをオバマ政権だってわかっているわけで「それでも、差し支えない」と思うほどの関係の安定を得ているのもまた事実であろう。


このへんの日米関係については、安倍政権が3年を迎えたときに、小見出し入りで書いた

安倍政権は、いつのまにか「米オバマ政権が信頼する国」の上位に来てしまった気がする(繰り上げ当選的に)。これは意外だった

http://d.hatena.ne.jp/gryphon/20151228/p1

というか、「オバマは歴史を変える!」とかそういうふうに騒いでいたから、安倍政権とオバマ政権の関係の安定化に不満や戸惑いを感じるのであって、レガシー症候群を差し引けば没倫理性、「ことを荒立てず」的な発想のみがより強く、対外関係では目についたオバマ政権の性質を考えればどうということもない。


ただ、とにもかくにも、2016年の初夏に、オバマ広島訪問のホストを安倍晋三が務めるという……このタイミング、運というものは、これはどうしようもなくコントロール不可能であるがゆえに、なんか歴史の皮肉を感じるのでありました。

「謝罪を求めない」という方針は適切だったろう。

そこにこだわる理由も見いだせない。
「あくまで謝罪を求める」という人たちの運動などがどれぐらい出るかは予想しかねるが…