この歌なんだけど
劇場のバージョン
いい歌である。「祖国(フランス)」「血」「屍」などを、肯定的に描写する歌詞ではあるが。
https://twitter.com/DrMagicianEARL/status/638317377919160321
EARL@東京/呼吸器感染症Forum @DrMagicianEARL 8月31日
レ・ミゼラブルの内容を知っていればとてもデモで歌うような歌ではないよあれは。銃を持って歌い蜂起したけど,結局民衆からの支持はなく孤立した挙げ句に政府の軍と闘って全滅する血にまみれた歌やで。歌詞にもそう書いてあんだろ
(※ちなみに「政府軍でなく内務省管轄の市衛兵隊」という指摘も寄せられていますhttps://twitter.com/KeisarSan/status/638343875526967296)
いや、これは個人的には、そういう物語中の結末など…要は「原典や背景を深掘りすると意味が変わるよねシリーズ」のひとつとして受けるよね、以上でも以下でもないと思う次第。
これは個人的に好きで、ちょっとコレクションしている
だんわのよだん。「村山談話」で引かれた漢語は、原典の故事を見るとありゃりゃ、という話(高島俊男「お言葉ですが…」) - http://d.hatena.ne.jp/gryphon/20150808/p2
この記事でちょうど一覧みたいになっているが
「張士誠」
「言必信。行必果」
「Buy my Abenomics」……といったエピソードのアレだよね、と。
まー、音楽は歌のノリ、歌詞のかっこよさもあるんで、このへんの「でも実際の物語を見ると……だよね」というのは、面白がる人は面白がり、気にしない人は気にしないでいいんじゃないか、というぐらいの話。たまたま自分が前者の「おもしろがる」のほうだというだけで(笑)
それに、ものすごーく長く見れば、「マリウスたちの蜂起は失敗したが、その後長期的には市民革命が実現したのだから、彼らの蜂起は無駄でなかった」ともいえる。
結果的に負けた人々の革命歌といえば、昭和維新の歌もそうだ。まぁ、あれは「人生意気に感じては 正否を誰があげつらう」と最初から言ってる(笑)。
そういえば、一番この手ので印象に残っているのは、「結婚式に、自分が一番好きなミル・マスカラスの入場曲『スカイハイ』を使いたい」という話。
ねぇ、いくら音楽はノリやかっこよさ優先でいい、といっても、さすがにそれはやめたほうがねぇ…
歌詞
http://lyrics.red-goose.com/sky-high-jigsaw/
というか、結婚式といえばこれ自体が、話全体ではアレか!!
この種の「一番有名なところは○○のイメージだけど、原典に当たるとトータルでは(別の場所では)XXXXという逆の話なんだよね」な話は、見つけるとリツイートなどで収集しているので、あとで整理して面白いのがあったらお教えしましょう。
http://togetter.com/li/563410より
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