http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20131029-00000515-san-pol
首相は「ボスポラスを結ぶ横断地下鉄が日本とトルコの友情のシンボルとなり、両国が友好関係を発展させることを期待したい」と祝意を示した。これに先立ち、首相はイスタンブールのトプバシュ市長と会談。市長が2020年五輪招致を争ったライバル都市として、改めて東京開催決定に祝意を表明したのに対し、首相は「東京五輪でトルコの選手の活躍を期待する」と語った。
この全文を読んでみたかったのだが、
http://www.kantei.go.jp/jp/96_abe/statement/index.html
には今現在未掲載。今後載るかもしれない。
ところでこんな文章をtwitterで読んだ。
http://inagist.com/all/394524629743579136/
イスタンブールのボスポラス海峡の横断地下鉄の車両。韓国「現代」系列の企業(後略)
これは官房長官の記者会見に絡んでのツイートで、これは「地下鉄」とは掘ったトンネルのことか車両のことかという、すぐれて哲学的、神学的な問い(笑)を含むのだが、それはそれとして、韓国企業が、地下鉄車両を受注したそうです。
一言でいえば、いかに海外におけるこの種の…高度な技術で作った機械、車両関係の輸出競争がタフで高度なものになっているか、ということだ。ジャイアント馬場が四天王の試合を「高度すぎて解説できんよ」と言ったように、このへんの技術、製品の攻防はとても素人にはわからない。
ただ、めぐりめぐって結局こういうものを売って、稼いだ冨によってわたくしたちは無関係の業種も、世界的に見て豊かな生活水準を保っていることは事実だ(内需割合とかは置いとく)。だからこそ関連の技術者、輸出業者などには頑張ってもらわねばならないし、またその分野で競合する国や企業を意味も無くあなどるのがいかに馬鹿馬鹿しく、また最終的にこちらに不利をもたらすかということだす。
トルコだって今は輸出先だが、何年か後にはトルコ製の家電や車両が、とくにイスラム世界を席巻するかもしれない。
ちなみに、首都アンカラの地下鉄車両は中国企業が受注しているそうだ。
中国南車 トルコの地下鉄プロジェクトを落札
http://j.people.com.cn/94476/7897164.html中国南車株式有限公司が1日明らかにしたところによると、同公司はこのほどトルコの首都アンカラの地下鉄車両プロジェクトを落札し、契約金額は25億元に上るという。中国の軌道交通設備産業が欧州市場で落札した契約としては過去最大のもので、中国の欧州に向けた地下鉄車両製造技術の輸出の先鞭をつけるものとなった。新華社のウェブサイト「新華網」が伝えた。
ちなみに、内藤氏のツイートに信頼性を疑う理由は無いとはいえ、できれば新聞や雑誌の報道を引用したかったが、検索しても車両が韓国製なことに言及した最近の報道は見つからなかった。
あっ、そういえばこの地下鉄、ここで紹介した「背中合わせ方式」なんだろか?
「電車座席は両窓際に対面させるより、真ん中で背中合わせにすればいいじゃない」(韓国)〜テツぼんより
http://d.hatena.ne.jp/gryphon/20130420/p3