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John 8:32 Then you will know the truth, and the truth will set you free."  複数ブログの過去記事を移管し、管理の委託を受けています/※場合により、語る対象の「ネタバレ」も在ります。ご了承ください 

サウジアラビアは犯罪者の若者を「シリアの聖戦に行けば許す」と送り込んでる説/処刑数が多すぎ斬首→銃殺へ

http://www.tkfd.or.jp/blog/sasaki/2013/03/no_1565.html

NO・2492 『狂気としか思えないサウジアラビアの処刑スピード』 


 サウジアラビアが斬首刑を減らして、銃殺刑を増やす方針で……処刑対象者がそれだけ多い、ということなのであろう。サウジアラビアでも斬首役人になる希望者が激減し、高齢者だけになってきている・・・今年は既に27人が処刑され、昨年の年間処刑者数69人を、簡単に超えるだろうということだ。2月までで27人・・・
(略)
つまり、社会や王国にとって不都合と思われる者は、片っ端から首を斬られて、殺害されているということだ。それ以外にも、何の取調べも受けないままに、刑務所に入れられ30年も経っている者も、多数いるということだ。
(略)
 もう一つの問題がいまのサウジアラビアにはある。80年代に行われたと同じ様な方式が、今も行われているのだ。その方式とは、政府にとって不都合で危険と思われる若者たちを、ジハードの名の下にアフガニスタンに、送り出すというものだった。 最近でも同じ様に、挙動不審で逮捕した若者たちや、犯罪を犯した若者たちに対し、シリアでジハードに加われば、無罪放免にしてやるというのだ。そして、それを受け入れたサウジアラビアの若者たちは、トルコ経由でシリアの戦場に、向かうということのようだ。
 シリアの戦場で戦っている戦闘員の多くが、この種類の人たちであるとすれば、彼らはシリア人を殺害することに、何の抵抗も感じないだろう。ジハードの名の下に、殺人を犯しているのだ。

おそれしらずの犯罪者を牢屋から出して、精鋭部隊として送り出す、というのはワイルド7じゃあるまいし、だが、「囚人部隊」というものはそれなりに編成して手ごまにする国はあったらしい。規律や士気を保てるのかなあ。
ウィキペディアには「懲罰部隊」となっているな。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%87%B2%E7%BD%B0%E9%83%A8%E9%9A%8A
http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1311636973

ただジハード(小ジハード)は解釈によっては、「これまでどんな不義、罪を重ねたものでも、ジハードで死ねば天国が保証される」と見なされることもある。それは勇敢な戦いも呼ぶが、罪をおそれる意識も薄れさせてしまうとの危惧も聞いたことがある。

しかしサウジアラビア体制、あとどれぐらい続くのやら・・・カジノで散在する王族も、滅びの予感を感じつつあるから、今を享楽的に楽しんでいるのかもしれない。