INVISIBLE D. ーQUIET & COLORFUL PLACE-

John 8:32 Then you will know the truth, and the truth will set you free."  複数ブログの過去記事を移管し、管理の委託を受けています 

西岡武夫参院議長死す。「肺炎」について

西岡武夫参議院議長が5日未明、東京都内の病院で肺炎のため亡くなりました。75歳でした。(略)
興石幹事長は、記者団に対し「本当に突然のことで、驚いている。残念で悔しい思いだ。日本の政治史に残る信念の人であり、正義感の強い偉大な政治家で、尊敬する先輩だった。先日、『参議院議長公邸に来てほしい』と呼ばれて行ったのが、お会いした最後だった。最後に交わしたことばは、『尾辻副議長に代わりをお願いしたので、しばらく休ませてもらう』だった


http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/news/CK2011110602000026.html

五日に死去した西岡武夫参院議長(75)は民主党出身にもかかわらず、菅直人前首相に早期退陣を要求するなど個性派の議長として知られた。歴代議長が中立的な立場に徹したのとは対照的。「物言う議長」として存在感を発揮したが、異例ずくめの言動は物議を醸すこともあった。 (城島建治)
 西岡氏は東日本大震災の発生後、菅政権の福島第一原発事故対応などにいら立ちを強めて、「今の政権は首相の独裁政権に映る。一日たりとも政権が続くことは将来のために許されない」と痛烈に批判。民主党議員に衆院内閣不信任決議案、参院で首相問責決議案を同時提出するよう催促する論文を公表するなど、首相退陣論の急先鋒(せんぽう)となった。
 国会の権威も重んじた。二〇一〇年に参院仙谷由人官房長官馬淵澄夫国交相=いずれも当時=の問責決議が可決された際には、「可決した以上、閣僚は辞任すべきだ」と首相に二人の更迭を迫った。

議長や国会は、何をすべきで、同様に何をなすべきでないか?という法哲学的ともいえる課題について、西岡議長が退陣論に踏み込んだり、問責決議可決者を問答無用で辞任に道筋を付けたことに関する是非は簡単には問えまい。しかしこうなってみると、彼による「遺言」だったようにも思える。


ところで、西岡氏の亡くなった5日には東京新聞で全面広告があり、それは高齢者に「肺炎予防」のワクチン接種を呼びかけるものだった。
「肺炎予防」でクリックすると見つかるというのでやってみよう。

■肺炎予防推進プロジェクト
http://www.haienyobo.com/


高齢者のインフルエンザに伴う肺炎発症の対策としての
肺炎球菌ワクチン接種

日本医科大学 特任教授 / 日本医科大学呼吸ケアクリニック 所長 木田厚瑞

肺炎は日本人の死因の第4位に挙げられる疾患です※1。高齢者では加齢に伴い免疫機能が低下、加えて気道(気管支)の構造が変化するため細菌性の肺炎にかかりやすくなります。高熱や咳や膿性の痰、呼吸困難など典型的な症状が乏しいことがしばしばあり早期発見が遅れ重症化しやすくなります。また高齢者は、糖尿病や心臓病、慢性呼吸器疾患など合併症をもっていることが多く、かくして肺炎による死亡率は年齢とともに高くなっています。高齢者の市中肺炎では風邪やインフルエンザのあと発症することが多く、しかも約3割は肺炎球菌による感染であることが知られています。手洗いやうがいの励行など日常生活を工夫すること、かかっても重症化しないようにあらかじめワクチンの接種をしておくことが大切です。

海外先進国では高齢者の肺炎球菌ワクチンの接種が推奨されており、米国では高齢者の65%以上※2が接種を行っていますが、日本ではまだ10.6%※3にすぎません。
2009年10月から、海外同様日本でも肺炎球菌ワクチンの再接種が可能になりました。肺炎重症化の高リスクの方はお医者さんと相談の上、早めの接種を勧めています。

肺炎は、冬季にはインフルエンザと併発して悪化するケースが多く確認されていますが、誤燕や喫煙などの他のリスク要因も関係しているため年間を通じて発症する疾患です。特に高齢者やリスク要因を持つ人にとっては、年間を通して予防が重要となっています。

広告と同じ日に、西岡武夫氏の肺炎による死去が報じられた。
この機会に、知識を得ておき、高齢者への接種もあわせて検討したい。