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John 8:32 Then you will know the truth, and the truth will set you free."  複数ブログの過去記事を移管し、管理の委託を受けています/※場合により、語る対象の「ネタバレ」も在ります。ご了承ください 

「叛旗を掲げ、王の下に集え!」・・・セーム・シュルト王のレコンキスタに参加せよ

昨日の続きですが、K-1を愛する諸君がネットで尊き一票を投じた結果は、いまんとこ次の通り。
http://www.k-1.co.jp/jp/poll/vote.php?vote_id=91&vote_question_id=5&mode=view

しかしながら、正直いって「むしろ、ワクワクしている」(高田延彦調)である自分がいます。
この地は2005年ですか、セーム・シュルトが欧州予選から勝ち抜いてGPを初制覇したときから、少数派・・・というか唯一?(笑)のシュルト応援ブログでありました。
しかしその後、前人未到の3連覇を達成し、スーパーヘビー級王者にもなった軌跡の中で、既に彼は確固とした地位を築き、ピープルズ・チャンプにもなっているだろうと思ったのでしたが。

しかし、この結果が、ファンの「冷静な予想」であろうが、「応援の意味をこめた心情」であろうが、取りあえずなんというのかな、自分の内なる「野党魂」が盛り上がってきたというか。
われわれが大将に抱くは紛れもない正統の系譜に立つ王だ(なにしろスーパーヘビー級初代王者の地位は変わっていない)。だが、その旗に集まる兵隊の数はここまで少ない(7%)。味方は少なく敵多し。
だが、それが楽しい。
われわれはまさに、タイトルに記したとおり、
「王の下の叛乱軍」なのだ。光武帝後醍醐天皇か、はたまたアルスラーンか。

思い出されよ2005年。アリスターのような派手さはないが「外敵」性もあったシュルトは今以上にK-1ファンから受け入れられていなかった(今以上って相当だろオイ。)つまり多くの人が勝ってほしくないと思っていた。
そこを勝っていく、これぞ男子の本懐。
われらはこれより、首都へ向かって進撃する。王の下に、叛旗を掲げよ!!

映画「THE WAVE ザ・ウェイヴ」を見て、思い出したのは「鈴木先生」

映画館は、新宿伊勢丹のすぐ近くでした。(地下鉄 新宿三丁目B2出口の北。でっかい建物の中にある「新宿シネマート」)ザ・ウェイブじゃなくてザ・ウェイヴ
ストーリーなどは・・・
http://pia-eigaseikatsu.jp/title/152448/
http://www.the-wave.jp/


ドイツの学生文化がいまいちわからないので、この映画でポイントとなる「最初の教室の無軌道・無統制」「授業で生まれた教室のまとまり・そして暴走」が ど の 程 度 なのか比較できないところがちょっと残念だ。
実は日本に引き寄せるなら、はっきしいって最初の無軌道っぷりもそんなではないんだよね。どこも同じように、美女(美少女)がおのずとクラスの中心で、お調子者が笑いをとって、優等生が眉をひそめて、体格の大きい子は腕っ節にものをいわせ、イケてない子はうっくつした思いを持っている。ただし、アメリカとくらべればまだ単純とはいえトルコ移民の民族問題も抱えている。


あと、原作はどうだったかよく知らないけど、教師はロックンロールをカーステレオでガンガン鳴らしながら登校し、水球部でも鬼監督として知られる体育教師・・・ということになっていて、ある程度不良にもにらみが効くタイプだ。
それを前提として、この映画が作られているのかなと思った。
不良とかの反抗の仕方が「ナチ? そんなのクソにきまってんじゃねーかよお(といって議論を終わらせようとする)」というようなところも新鮮だ。ついでにいうとナチ批判が、「スキンヘッドがたくさんいる遅れた東ドイツ野郎」への蔑視になるという構図さえある。ややこしいもんだ。

そういうドイツの特殊事情をまず見据えた上で、普遍的に見てみると・・・・実はこの「THE WAVE」式の教室統制は、けっこう普通に日本の、いや世界の学校ではやられているんじゃないか?と思ったのさ。
実際、THE WAVE は最後に暴走し、自滅していくがそれはちょっと映画的な飛躍が感じられるし、もしこの失敗を受け入れるとしても「最後の最後に間違えてしまっただけで、このメソッド自体はすっげーイケてるじゃん!」と他の教師が思って、真似してもぜんぜんおかしくない気がするんだわ。これは日本の管理教育も、荒れる学校もそれなりに知っているからかのう。
「ちゃんとわたしのことは『XX先生』といいなさい」
「発言するときは起立して、要点のみを」
「ちょっと授業前に少し体を動かそうか。はい、一緒になって1、2・・・」
「団結心を示すためにみんなで、同じ服を着てみようか」
「わがクラスのマークをつくらないか? えーとそこの落書きしてるお前、うん君はデザインの才能あるな。やってみるか?」


うん、往年の武田鉄矢がやってもおかしくないね。
いや実際、まとまりなく上演が危ぶまれた劇の練習で、気弱な演出家が突如リーダーシップを発揮しひとつに皆をまとめていくし、教室で疎外感を持っていたオタク系の子がクールなロゴやHPの製作で「おめーやるじゃん!」と正反対の不良グループから認められ、交流していく(別の不良にからまれたこの子を「俺たちTHE WAVEの仲間に手を出すな」と助けるのだ)。民族性も超え、ドイツ系の子とトルコ系の子の結束も強まる(擬似ナチが、民族間の偏見を解消するという皮肉!) みんな一緒に同じ白シャツとジーンズを着ようという”擬似制服”の決まりのときは、共感した生徒の一人は自分の持つブランドの服をわざわざ燃やしたりもする。


だから逆に、現役の教師や、かつて宝島社を舞台に言論活動を華々しく展開した「プロ教師の会」にこそこの作品を見てほしいと思う。そして彼らに、上のようなやりかたは「一線を越えた全体主義、ルール違反」なのか「最後の最後にありえないようなアクシデントがあっただけで、別に問題のない指導法」だったのかを聞きたいところだ。




実は上で書いていることは、個人的に持っていた「自分はこういうジャンルが昔から大好きなんだけど、なんというジャンルというべきなんだろう?」という話とつながっている。
いわゆるSF用語の「擬似イベント」と、ノンフィクション系の「心理実験・世論操作」がまじわるような・・・「人間関係・世論・権威権力といった見えない要素を、人工的に操作する話」と仮定義したが、少しそこから絞って「ごっこ遊びもの」としてもいい。ごっこ、ロールプレイングと最初は分かっていたものが、徐々にそれにのっとられていく・・・というような話ですかね。

教室の生徒指導というのは、それに近い場所だとは思っていた。
というのは小学校高学年のとき、担任教師はうかつな人で、教科書の指導教材を教室にいつも置いているのね。アタマのよかったそのころのぼく(笑)は、面白がってそれを見たところ、ここでこういう疑問を投げかけろ、とかこういう感想を引き出せ、とかの「教え方」メソッドが満載のこれをみて「なるほど教室の『空気』をこうやってコントロールしていくのか」(※当時はそういうボキャブラリーはないけど)とかなり感心したのを覚えているのです。実際、のちの授業では教材どおりに話が進展していたし。


で、思い出したのが何年か前に文化庁メディア芸術祭大賞でも何かの賞をとった漫画「鈴木先生」というわけ。
これは「酢豚のメニューを生徒のアンケートを基に給食からはずすか?」といったことでも小1時間議論するような、そういう針小棒大な「ロジカル・エンターテインメント」を楽しむのが本道ではあるのだけど、主人公の鈴木先生はことに物語前半で、教室内での議論をコントロールする際、ときどきリアリズムに満ちた教室内の権力構造を利用する駆け引きや誘導を行っている。(連載が進むにつれ、鈴木先生からそういう「治者の仮面」が剥がれ落ち、生徒と同一の次元で前述のロジカル・エンターテインメントをやるところが面白いんだけど)


ロジカルな議論をせりふで表現する際の演出がものすごく独特で読者を選び、また扱うテーマもなんつうか暗いというか救いがあまり無くてさらに読者を選ぶのですが、「THE WAVE」の一部分と共通するものとして読んでいただくのも面白いかと思いました。
古いものと、新しいものとを紹介

鈴木先生 (1) (ACTION COMICS)

鈴木先生 (1) (ACTION COMICS)

鈴木先生 8 (アクションコミックス)

鈴木先生 8 (アクションコミックス)

2009年 文化庁メディア芸術祭大賞。漫画部門は「ヴィンランド・サガ」

http://plaza.bunka.go.jp/festival/2009/winner.php
ま、文句は言うまい。ここは無難であることが仕事のようなもんだし、この作品は実際にすばらしい作品だ。
カテエ・・・じゃなくてお堅い年配の方などの読者層が、「お国がいい漫画というなら読んでみますか」「公立図書館にでも置きましょうか」となればいいのだ。
文句あるなら、自分で賞をつくるべし。俺も作らないとな。

よし、じゃあ、今日か明日にでも。

このマンガがすごい!」「このマンガを読め!」はいつ発売なのだろう。


【付記】「すごい!」のほうは、公式発売日が12月10日のようす。

統計おもしろ話。「パンとその害」

ちょっとほかのことで調べるうちに行き当たったURL。消すともう、忘れてしまいそうなのでここに移しておく。
基本的な発想は知っていて、いくつもバリエーションがあるのだが、これは典型的でみな納得しやすい。あの意見は、この「パンの害」と同じだよ、といえばわかるぐらいメジャーになってほしいし。
http://ja.wikipedia.org/wiki/DHMO

ジョークとして「パンは危険な食べ物」というものがある。以下の説明はパンの説明として誤ったことは言っていないが、パンは危険な食べ物という印象を与える。


・犯罪者の98%はパンを食べている。
・パンを日常的に食べて育った子供の約半数は、テストが平均点以下である。
・暴力的犯罪の90%は、パンを食べてから24時間以内に起きている。
・パンは中毒症状を引き起こす。被験者に最初はパンと水を与え、後に水だけを与える実験をすると、2日もしないうちにパンを異常にほしがる。
・新生児にパンを与えると、のどをつまらせて苦しがる。
・18世紀、どの家も各自でパンを焼いていた頃、平均寿命は50歳だった。
・パンを食べるアメリカ人のほとんどは、重大な科学的事実と無意味な統計の区別がつかない。

最近、「列伝」スレが心身ともに絶頂だ!

http://changi.2ch.net/test/read.cgi/rcomic/1254248024/l50

753 :愛蔵版名無しさん:2009/12/02(水) 23:42:21
優等生タイプの兄に少しヤンチャな弟の鳩山兄弟は政界のザ・ファンクス

754 :愛蔵版名無しさん:2009/12/03(木) 00:34:26
鳩山母「『せがれの政党は?』 この声をききたい一心で生きてきた……クククッ!」

755 :愛蔵版名無しさん:2009/12/03(木) 00:49:47
そのころ―由紀夫の故郷自民党では弟の邦夫が
偽装献金問題でデビューしていた!!
「兄貴そっくりだぞッ、邦夫!!」

756 :愛蔵版名無しさん:2009/12/03(木) 14:08:14
鳩山兄弟みてえにデラックスな生活がしてえなあ!

745 :愛蔵版名無しさん:2009/12/02(水) 15:42:21
長崎県民「大仁田ッ!顔じゃねえんだ!」

746 :愛蔵版名無しさん:2009/12/02(水) 17:50:51
かたや若武者大仁田もまけてない。↓

747 :愛蔵版名無しさん:2009/12/02(水) 18:15:55
大仁田「う、うまいことをいう!」

748 :愛蔵版名無しさん:2009/12/02(水) 19:06:16
さて、ここで特別情報!
アメリカ大統領」バラク・オバマ
帰国まぎわどう語ったか?
オバマ「オーニタという坊やは
勘違いしてやせんか?」

767 :愛蔵版名無しさん:2009/12/04(金) 10:44:58
わたしがタイガーのためにつくった詩もひとつ…
ヘタだと笑わず読んでくれたまえ!

軽やかに飛ばし、波のように寄せ、
研ぎすまされた牙は
オンナを狙う……

タイガー・ウッズよ、キミこそ21世紀のプロゴルファーだ!!

768 :愛蔵版名無しさん:2009/12/04(金) 16:50:53
奥さんだけを悦ばせても、あとの大勢のコたちがさびしい・・・
それがタイガーの信念でした