INVISIBLE Dojo. ーQUIET & COLORFUL PLACE-

John 8:32 Then you will know the truth, and the truth will set you free."  複数ブログの過去記事を移管し、管理の委託を受けています/※場合により、語る対象の「ネタバレ」も在ります。ご了承ください 

カリスマ・中井祐樹のちょっと素敵な話(柔術魂より)

さて、ゴング格闘技が発売だ。定期購読書店に昨日今日、仕事でいけなかったので明日引取りに行く。ちなみに「オールラウンダー廻」は棚にない(売り切れたか最初からないのか)そうだ。


というところで、その前奏曲として。
今回、ゴング格闘技は同誌らしくというべきか、「修斗」を大特集している。
そして修斗を語るとき、いやいや日本MMAを語るときどこをどう通っても中井祐樹に行き着く。

んで、センセイ・ナカイの弟子というと、北岡悟青木真也になるわけだが、もうひとり以上、いますいます。
それはタクミこと中山巧選手なのだ。

柔術魂」に、彼のインタビューが載っているのだが・・・・
そもそも彼は大阪で、サウナであったガタイのいいおっちゃんに階級制で小さい人も闘える「修斗」があるという話を聞き、大阪でやれないかと探して「レッドスレイヤーガイ」のグループに入った。
だが、「どうせプロって言ったって格闘技じゃ食えないだろ。ならば格闘技しながらバイトするんだから、働き口が多い場所のほうがいいだろ」というアドバイスを受けて(時代だねぇ…)東京へ。そのときに、中井祐樹のところにお世話になるんだが、彼にお世話になることを決める前に、会ったときにこういわれたそうだ。
「ああ中山君? SAW大会敢闘賞おめでとう!」

SAWの大会、それも三位に入れずの敢闘賞。格闘技が少ないその時代としても、記録もメディアの扱いもえらい小さいものだったが、自然と覚えていて、そういう言葉が中井の口から出たそうだ。
申し訳ないがちょっと笑ってしまったのは、そこで中山が「・・・すいません、ちょっと…」と話しているうちに感極まって、インタビューが中断してること。こんなの読んだことねぇよ(笑)。まあ、それを普通は書かないんだろうね。その情景を入れた構成者がGJだった。

わし、このインタビューを読む前に
http://blog.livedoor.jp/usiwotaose/archives/52318969.html

全編に渡ってにじみ出てくるのは中井先生への思い。思い。思い。
やっぱりパレストラの選手は中井さんLOVEなのだ。

都合により何度もインタビューが中断しているところが読みどころです(笑)。

とあって、何のことかと思ったがこういうことだったわけです。

読んでいたら、国際大会で大方の予想をくつがえして勝利して、それを中井氏に報告するくだりでもう一回(感極まって)インタビュー中断
いやだから、こんなの読んだことないわ(笑)


ついでに冒頭で語っている話を紹介すると、この前のヨーロッパ柔術大会で惜しくも決勝で敗退したが、とにかく相手は極めが強く、なんども失神寸前までいった(というか途中で軽く失神した)そうだ。それでも粘ったということで会場からも絶賛され、相手からも「おまえはサムライだ!よくぞおれの攻めをしのぎきった!」と賞賛された。

タクミはそこで一言
「おれは、中井祐樹の、弟子だからな」。


彼自身はこのエピソードを紹介した後、「ほんとは勝ってこの言葉を言いたかったんですけどね」と、語った。

柔術魂 vol.5 (晋遊舎ムック)

柔術魂 vol.5 (晋遊舎ムック)

しかしまぁ、他の人が人心掌握とかの参考にしようと思っても、小さい大会の記録を自然に覚えて、自然に口から出せるというのはだれもかれも真似できない。あくまで参考として。


あと「中井さんがそんなにえらいなら、なんで弟子の北岡悟青木真也はあんななんだ
という声をときどき聞くのだが(笑)、これは私でなくパラエストラをよく知る方が直に、同様の疑問を抱いた私にこういった。


逆に考えて下さい、中井さんの教育を受けたからこそ、ようやくあの程度にとどまっているんです!」と(笑)。

ヴァルキリー大会、辻結花と相手の身長差がすごい。

http://valkyrie.livedoor.biz/archives/822600.html
ハイパーリカバリーか骨格なのか、一瞬遠近差があるのかと思った(笑)
身長差といえば、特に総合では、この前、前田吉朗がミカ・ミラーと闘ったあの試合が印象的で、やはり相当に手ごわいものなのだろうな。柔術系らしいから下からも攻めて来るでしょうし。海外の女子MMAジーナ・カラーノの階級で盛り上がっているのだろうが、ここで名を上げたらアメリカでも自分の階級が…という野心もあるだろうし。
手ごわいかもな。リーチの差はどれぐらいだろう。

朝まで生テレビでした(午後にCSで再放送アリ)

忘れてたので前半30分ほど見逃した。。再放送は朝日ニュースターで。

司会: 田原 総一朗
進行: 長野智子渡辺宜嗣テレビ朝日アナウンサー)
パネリスト:

山本一太自民党参議院議員) 浅尾慶一郎民主党参議院議員) 穀田恵二日本共産党衆議院議員) 青木理(ジャーナリスト) 天木直人(外交評論家、元駐レバノン特命全権大使) 井上和彦(ジャーナリスト) 潮匡人帝京大学准教授) 金慶珠東海大学国際文化学部准教授) 田母神俊雄(前航空幕僚長) 手嶋龍一(外交ジャーナリスト、作家) 村田晃嗣同志社大学教授) 森本敏拓殖大学海外事情研究所所長) 吉田康彦大阪経済法科大学客員教授

へえ、青木理が出たのって何度目だろうかしら。

見た後の報告

村田晃嗣がキレてました。あいつをキレさせたのなら大したもんですよ(→田母神、吉田)

「ウルトラギャラクシー大怪獣バトルNEO」初回CS放送は明日が最後。

2009 年 04 月 25 日 (土)
11:30 #1 「レイオニクスハンター」
2009 年 04 月 26 日 (日)
19:30 #2 「レイオニクスバトル」
出演:南翔太小西博之、上良早紀、俊藤光利、八戸 亮 ほか


内容:宇宙船・スペースペンドラゴンは怪獣無法地帯と化した惑星ボリスでの大冒険の末ついに脱出を果たした。だが、地球を目指すスペースペンドラゴンには、新たな冒険の旅が待ち受けていた。レイと同じくバトルナイザーで怪獣をあやつる宇宙人「レイオニクス」たちからの挑戦!そして、全てのレイオニクス抹殺をはかる謎の「レイオニクスハンター」の強襲!銀河の彼方、未知の惑星で繰り広げられる、さらに激しい「大怪獣バトル」!(08年・全13話)

この内容紹介ではいまいち分かりにくいので、私が裏話も交えて分かりやすくしよう。

・北海道のスポンサーがついて「ギャラクシーバトルNEO」を旗揚げ
・仕掛け人がエレキングの裏切りやレッドキングとのタッグなど、刺激的なアングルを提案するが
ゴモラが「ふつうに闘えばいいだろう」と却下。
・そしてゴモラは宣言 「このNEOはオレの色に 染めるんだ オレのやりたい ようになッ!」
・カ…カテエ…!!まるで溶岩石のように凝り固まったゴモラのアタマ!


まあ、地底怪獣だからしょうがない。ってなんだこのオチとこのエントリ。
【参考】
http://d.hatena.ne.jp/washburn1975/20090412
http://d.hatena.ne.jp/FUKAMACHI/20090415
http://d.hatena.ne.jp/gryphon/20090408#p3
http://schiphol.2ch.net/test/read.cgi/wres/1235786589/l50

ということだが…ひとりの超大物星人が来日する!!

そういうわけで、本当はあまり応援する気が無かったのだが、スカパーの5月号パンフを見ていたら。
こんな写真がありました。

…応援団としては、全面的に支持せざるを得ない。メトちゃんがやるなら、オレ、カネ出すよ!

司馬遼太郎の「戦車エッセイ」はフィクション?秦郁彦が迫る(新潮45)

http://www.shinchosha.co.jp/shincho45/newest/
【特別読物】司馬さんと戦車(下)/秦郁彦

当然、この前の号は(上)があるのだろうが、こんな小さな扱いをされるべき話じゃないって。

歴史と視点―私の雑記帖 (新潮文庫)

歴史と視点―私の雑記帖 (新潮文庫)

という、司馬エッセイの中でも最高級の評価を受けているものに、真っ向から見直しを迫る論文なのだ。
詳細は同誌として、内容要約すべきかと思ったが、すでに前号もあるしどこかから引用しようと思って検索したら、まだ意外なほどない。
やっと見つかったのは兵頭二十八氏のブログだ。
http://sorceress.raindrop.jp/blog/2009/04/

■ 『新潮45』の「司馬さんと戦車」(下)を読みて
2009年04月18日 14:11

 秦郁彦さんが『新潮45』の4月号と5月号に、司馬遼太郎についての2回続き読物を寄稿していますね。
今号では、有名な「轢っ殺してゆけ」エピソードは創作だった――と、ほぼ結論が示されました。そうだったのか……。納得です。
戦中の国産戦車の戦略自走機動速度なんて子供の自転車よりも遅いだろうし、交通整理憲兵が経路を先行するはずだからおかしいと思ってました。
大本営参謀の少佐とやらのモデルが、寺本弘氏だと思われていた事実があったとは…(略)


読者として、ヤスリ実験の真相についてもスッキリした解明を期待してましたが、そっちは秦さんにいまひとつご興味がなさそうです。つまりじつは1式砲戦車か何かの防盾を削ったんじゃないかという疑問をわたしはずっと持ってるんですが・・・(略)

立ち読み記録で補足すると
秦氏の「ひっ殺してけ」(内容知ってる前提で書きます)へのクエスチョンは
・あの時期あの場所にいた、あの肩書き(役職)の人物なら調べれば特定できないはずがないのだが、どう調べてもわからん
・シチュエーション的に司馬の身分で、話したとされる人とああいう会話ができるか?
・書いている媒体で、デティールに違いがある
・本人が「あれはフィクション」とほのめかした(明言した?)のを聞いたという証言がある(戦友があるミニコミに執筆?)


最後の話が一番肝心で、これは新潮45には実名が書いてあったはずだが忘れた。とにかくネットの記録にもあとで残そう。

あと、兵頭氏が書いているヤスリというのは、砲塔がヤスリで削れるような材質だった(特殊鋼材なので本来ならあり得ないが、それほど劣化している)という思い出で、たしか戦車に詳しい人たちの間で「あり得ない」「いやあるかも」という議論が数年前にあったような。

【補足】もう少し、いろんなキーワードで検索したら見つかりました。
上のやつは、書かれた当時読んだはずだ。
司馬遼太郎伝聞の「(戦車で)ひき殺していけ」はいつどこで誰が言ったのか
http://d.hatena.ne.jp/lovelovedog/20061025
および
司馬遼太郎伝聞の「(戦車で)ひき殺していけ」発言に対して、軍人は何と言っているか
http://d.hatena.ne.jp/lovelovedog/20061029/hiki3

■戦車の砲塔とヤスリの話
http://www.warbirds.jp/ansq/3/C2000351.html

草なぎ剛関連、一応かいておきます。

ここまで巻き込んでしまいました。

http://d.hatena.ne.jp/koikesan/20090421
コメント欄

gryphon 2009/04/24 08:02
まったく場違いな話題でアレなのですが、草薙剛のあれを聞いて『たしかドラえもんで、なんか「何でも説得できる」とかいうひみつ道具で、裸でも大丈夫、といいくるめるという話があった気がするなあ』と思い出しました。記憶があいまいでそういうのがあるかも確信はないんですが(スルー可)


koikesan 2009/04/24 08:32
>gryphonさん

てんとう虫コミックス32巻に所収の「腹話ロボット」ですね。
SMAPの彼は警察に咎められたとき「裸で何が悪い!」と抗弁したようですが、のび太は腹話ロボットを使って、まさに「裸で何が悪いんだ」ということをしずちゃんに訴えかけましたね(笑)
「もともと人間は裸だったんだよ。アダムとイブを見てごらん。それがなぜ服を着るようになったか。神の言いつけに背いて禁断の実を食べたからだ。神様の言う通りにしていれば、人間は今も楽園で楽しく暮らしてたはずなんだ。裸のまんまで」「世界の美術館を見たまえ。裸の絵や彫刻でいっぱいじゃないか。なぜか?それは美しいからだ。裸こそ永遠の美のテーマなのであります!!」というのが、腹話ロボットに言わされたのび太の論理です。
それを聞いたしずちゃんは、裸でいるほうが正しい、裸を恥ずかしがるのは間違いだと考えるようになって、全裸で空地に飛び出していくのです^^

ドラえもん (32) (てんとう虫コミックス)

ドラえもん (32) (てんとう虫コミックス)

手塚治虫展、江戸東京博物館(両国国技館隣)で。

http://www.edo-tokyo-museum.or.jp/kikaku/page/2009/0418/200904.html
もうこれは紹介のみで。
後日補足をしやいと思います。
ちなみに大相撲は5月10日から。思い切って相撲観戦と手塚展訪問のコラボはいかが?

手筭治虫は、日本における「ストーリーマンガ」のパイオニアとして、また「テレビアニメーション」の創始者として昭和の時代に活躍し、その生涯においてマンガ作品約 700 タイトル(原稿枚数約 15 万枚)、アニメ作品約 70 タイトルという膨大な作品を創出しました。そして、それらの作品群は同時代に生きる人々に多大な影響を与え、現代の文化、芸術、科学へと影響を与えました。
本展は、直筆のマンガ原稿やアニメーションの資料、愛用品などで構成され、手筭治虫の生涯そして作品を検証すると共に、 彼の作品から影響を受けたアーティストや作家の活動など、現代に継承される手塚作品もあわせてご紹介します。
また、会場の一角には、世界観を感じさせる空間演出を施し、アトムなどおなじみのキャラクターを配すなど、来場者が「資料」を見るだけでなく、作品世界そのものを体感できる場とし、大人から子どもまで世代を問わず幅広い層が楽しめる展覧会になっています。

「探偵!ナイトスクープ」スペシャルでも登場した「ゾンビと戦う子供たち」海外でも大評判。彼らはヒーローに

「誤訳御免!」サイト
■ゾンビと戦う日本の幼い子供たちに全世界が・・・【YOUTUBE動画】
(※映像自体も、リンク先で観ることが出来ます)
http://goyaku.seesaa.net/article/118028852.html

これ凄く面白いわ!
日本語はあまり分らないけどね。
あの子供は最後になんて言ってたのかな? =D

   angeljapan アメリカ 26歳
   自分達は助かったから、他の全世界へ「グッドラック」みたいな
   ことを言ってたんじゃないかな。

   rennerjc アメリカ 27歳
   違うよ。彼は俺たちみんなが頑張ったから勝てたと言ってるね。

sibalnom イギリス 64歳
ワ〜オ、あの男の子はちゃんと玉がついてるようだな。

LaChaquetaMetalica スペイン 22歳
何ていう子供だ!!!! 君は俺のアイドルだよ。
素晴らしい勇気を見せてもらった・・・・・・・おめでとう・・・・・
君は本当のチャンピオンでヒーローだ。

Rokoloko11 アメリカ 27歳
オーマイガッ、誰か英語字幕を頼むうううううう!

MegasAnatolikos ギリシャ 23歳
感情と恐怖を拭いさり虎のように戦ったこの少年こそ、
伝説的なサムライの直系と呼ばれるに相応しい。
小さなサムライとなったこの少年に祝福を!
奴らを地獄へ帰してやれ!


この前の番組自体は視聴率的に振るわなかったみたいだけど、あの番組はネタからローカルのやつは取り除けば(笑)、海外にも売れると思うんだよね。そういうマーケットとか品評会があるそうだから、積極的に売ってほしいと思います。
でもYOUTUBEで大傑作は海外に紹介してもいいやね。
必要なら私が、字幕をつけることも辞さない(やめとけやめとけ)