INVISIBLE Dojo. ーQUIET & COLORFUL PLACE-

John 8:32 Then you will know the truth, and the truth will set you free."  複数ブログの過去記事を移管し、管理の委託を受けています/※場合により、語る対象の「ネタバレ」も在ります。ご了承ください 

吉田秀彦vs菊田早苗。吉田不利と予想だが楽しみ。&ランバー・ソムデート海外侵略!!

いやあ、菊田早苗の嗅覚と政治力はやっぱりタダモノではない。
吉田秀彦の対戦相手に選ばれる、というのは非常に複雑微妙な駆け引きと相互の研究を経たものだろう。その計算結果が、保身術創始師範・菊田早苗の目の前に聳え立つ、幻想の門を開かしめたと。
体重差、というより契約体重が気になるところだが、もともと菊田は「ミドル級への減量は相当につらい」そうだし、吉田がヘビーというのがそもそも本来は少々無理あるぞって話でもある。
それより、吉田秀彦と寝技師の戦いという点です。
ホイス・グレイシーとの2回の戦い、小川直也ジョシュ・バーネット田村潔司は実際の試合は打撃偏重だし除く)といった面子だが、ホイスとの初戦以外は寝技に「翻弄」されたと言っていいだろう。
 あとは、実は私は菊田の隠れたベストバウトだと思っているvs瀧本がある。
、菊田が終始ポジショニングを展開し、くるくると優位な位置取りを行い、最後に極めきれないことも含めて(笑)面白かった。そして、金メダリストの柔道家だから自動的に寝技もうまいってもんじゃない、ということが証明された。


吉田の場合、菊田も言ってたけど馬鹿力があり、その力によるサブミッションがあるという、だが、スタミナは瀧本誠より無い。
どういうふうになるか、けだし見ものだ。

「アジア最終兵器」ランバー米国見参!

http://news.livedoor.com/article/detail/3907681/

11月20日(木・現地時間)…(略)…パレス・ファイティング・チャンピオンシップ(PFC)は、その名の通りタチパレスホテル&カジノで開かれるMMA大会で、ズッファに買収される以前の WECのような人材育成大会として、確固足る地位を築いている。

メインイベントで、元WEC世界ライトヘビー級王者ダグ・マーシャルがミドル級マッチに出場する今大会には、日本からタクミ、そしてランバー・ソムデートが出場する。

軽量級ファンにとってPFCの魅力は、フライ級の試合をマッチアップしていることが大きい。今回はフライ級王座決定トーナメントの準決勝として、コブラカイの最軽量寝技師ユリシーズ・ゴメスが出場、なんとランバー・ソムデートと対戦する。

ランバーは強すぎで日本追放(笑)・・・かどうかは分からないが、、私が「もう強すぎて、このまま修斗にいたんじゃ人を殺します。だれかオファーしてください」と英語サイトで嘆いたら、「ああ、ちょうど試合が決まるところだよ」と教えられたという経緯があるので非常に興味がある。
もちろん、しょっぱなが「最強の寝技師」となると油断はできない。だが表題にうたったようにこの階級では「全アジア最終兵器」であって、これでだめなら結局どーしようもない。逆にこの試合に勝ってしまえばもうすんなり王座につけるんじゃない。
そういう点では結果が気になる。

「見えない道場本舗」堂々の漫画化!!

※NHBニュースには一つ上のエントリを反映させたかったのだが失敗。
もうひとつ格闘技の話題があるのでひとつ上、
http://d.hatena.ne.jp/gryphon/20081121#p1
からご覧下さい



原作
http://d.hatena.ne.jp/gryphon/20081119
構想…1分
制作…えーと19日発表だから2日。

堂々の超大作、ここに完成!!


まあ、あそこに「漫画化希望」と書いたのは一つのレトリックで、実際になることを期待したわけじゃない。
・・・いや、実はちょっと期待していた。
当本舗の漫画化は二回目です。作者と前作品はここに。
http://d.hatena.ne.jp/gryphon/20080814#p7
作者のサークルは今年の冬はコミケットに参加するのでしょうか?詳細はコメント欄に(予定)

追記

kit 2008/11/21 23:50 4コマ紹介、ありがとうございます!
冬コミですが、参加します。
12/28(日) 西にー07b サークルPRIDE-0です。
よろしくお願いします!

ストーリーを絵(映像)にすることについて

絵になった実物を見るとつくづく思うのは、カメをどう置くとか、どの台詞を協調するとか、「警察(留置所)」をどう表現するかとか、こんな短い話を漫画化するだけでも無限の可能性ってものがある。
結局見られなかったけど「同じ脚本を別々の監督が演出したら?」という趣向をやった、三谷幸喜脚本の「三番テーブルの客」ってドラマをCSで再放送してくれないかな。

「おまえの生涯ゲーム化権はおれのもの、おれのゲーム化権はおれのもの」(ダナ・ホワイト談)

http://gameandmma.blog29.fc2.com/blog-entry-1461.html

 「これはダナに関係している。彼が俺のマネージャーを呼びつけるや否や言ったんだ。すぐに契約する必要があるし、これはお願いなんだって。俺達は聞いたよ。なぜ契約が必要なんだって。契約に目を通した後にも聞いたよ。なんで今じゃなくちゃいけないんだってね。そいつはビデオゲームに関する生涯契約だった。つまり彼らはビデオゲームにおける俺達の肖像権を独占し、俺達は別のゲームに一生出れなくなるんだ。」

これはやっぱりダナの言い分も聞かなければならないだろうけど、もしフィッチの言葉を真実とするなら、単純素朴に没義道ですよ。生涯ゲーム化肖像権譲渡契約ってひどすぎるっしょ。
こういう話を聞くと、競合団体の必要性もさることながら選手組合ってものも必要なのかなって気がする。
まあ、もしそんな組合が出来たら出来たで、ハリウッドの俳優ユニオンや脚本家ユニオンのようなストや制約ができるのかもしれないが。

追記 情勢の急展開に郷野陣営が衝撃発言

http://blog.livedoor.jp/gono/archives/51523029.html

「ひまわりっ 健一レジェンド」の暴走を、モーニングを読んでる一般のお父さんは受け止められるか

わたしは「健一レジェンド」をストーリーの節目?ごとに折に触れて紹介してきた
http://d.hatena.ne.jp/gryphon/searchdiary?word=%b7%f2%b0%ec%a5%ec%a5%b8%a5%a7%a5%f3%a5%c9

のだが、以前もこう書いていた。

・・・健一のへんてこ(だが、なんか上手く行く)サラリーマン兼家長ぶりを楽しんでいた健全な、オタク性と縁の無い中年サラリーマン読者って、このへんの描写に付いてこられるのかしらん。

あんた、今はもう、それどころじゃないよ。
あの、ながいけんが何とかネタにすることに成功した、「いわゆるBL漫画の中での三国志」について、ストーリーの中でなにやらかにやら紹介されている。いや、紹介って言うか説明とかなしに、「みんな周知のとおりだけど・・・」という勢いで話が進んでいるんだけど(笑)。
でも、そこんすわれ!!
モーニングはねぇ、毎週木曜、朝の通勤の時間の楽しみばい、って中間管理職のお父さんがたくさんいるとですよ!
うーんウチの社長も島耕作のような広い視野がないとねぇ、とか
クッキングパパを見てうーん次の日曜は女房のために昼飯作ってやろうか、とか
そういう人たちが。
で、OL進化論と(初期の)ひまわりっ を読んで「うちの馬鹿娘とおんなじですわーー。どこも苦労がたえませんねえ」と共感してたお父さんがですよ、気になっていつもは読み捨ててるモーニングをかばんに入れてだ。


「ナツミ、ナツミ、おまえ最近の漫画にくわしいとね?父さん三国志はけっこう通やけど、このへんのことがよく分からんのよ。ここのページのこれ、関羽劉備は何をば話しとるとね?」とかまじめに聞かれたら、かなり気まずいのではないか。
さらに、そのナツミさんがマジで詳しかったりしたらもう非常になんというか(笑)
はじめは明るく、頑固で、しかも感性が大ズレしているお父さんと、振り回される家族のギャップをほのぼのと描き、いったん社会の中枢(笑)に潜り込んだこの作品だから、正体を表してテロを仕掛けた時の被害は大。


ところで、フィクションの中の一人の人物の見解、でしかないけど、「正統派の三国志漫画が少女漫画で成功した例は無い」って書いてあったよね。
でもあれだ、あの、ほら、名前が出てこない。
西遊記じゃなくてリアルに(いや、全然リアルじゃないけど)天竺へお経を取りに行く玄奘を書いたあの人、あの人がかなり長期連載書いてるよね?

あの人が長期連載してたじゃん。
いや、自分もその本持っているから、じきに思い出せると思うが。いま、度忘れした。

毎日新聞コラム2題

収束しつつある「首相バー問題」。おそらくこれが総括的な記事としては最後では。
■記者の目:バーと首相 トップに問われる克己心=松田喬和
http://mainichi.jp/select/opinion/eye/news/20081120k0000m070130000c.html


麻生の「医者失言」に関して。医療記事に関して、よくブログでは毎日新聞の記事が槍玉に上がっていたようなきがするが、これで少しは評価されるのだろうか。
■社説:「医師は常識欠落」 麻生さん「失言」では済まない
http://mainichi.jp/select/opinion/editorial/news/20081121k0000m070166000c.html


そして、下に続く。

厚生省元幹部・家族連続殺害事件。いつ犯罪を「テロ」と見なすのが正しい態度なのか。

http://mainichi.jp/select/seiji/news/20081120ddm002040107000c.html

元厚生次官宅・連続襲撃:首相の言葉、危機感薄く
 ◇「単なる傷害か何とかって決まってない」


 麻生太郎首相は19日、「連続テロ」の可能性がある元厚生事務次官宅連続襲撃事件を強く非難するメッセージを出さなかった。閣僚や野党幹部が犯行を非難するなかで、二度の取材に応じた首相は「今の段階では単なる傷害か何とかって決まっていない」などと述べるにとどめた。野党などからは首相の「危機意識の欠如」を指摘する声も出ている。

 首相への記者団の取材は通常、平日の昼と夕方に行われる。事件の報告を受けた首相は19日午前1時過ぎ、秘書官を通じて「19日朝に取材に応じる」と報道各社に伝えた。異例の時間設定に、官邸関係者は「早い段階で犯行を非難するつもりだろう」と推測した。

 だが首相は同日朝、「いずれにしても痛ましい事件」などと述べるにとどまった。同日夕も「二つの関係が明確になった段階において、これはテロとみなして断固たる処置をとる。ただ、今の段階では単なる傷害か何とかって決まっていないんだろ。よく知らねえけど」などと語っただけだった。

 政府高官は「もっと強いメッセージを出したいが、それなら挑戦しようという輩(やから)も出てくる」と首相の対応を擁護するが、別の高官は「こういう時は、トップが明確に暴力を否定した方がいい」と首相の対応を疑問視する。社民党福島瑞穂党首も記者会見で「断固許さないという憤りが(首相の)コメントから感じられない」と批判した。

 小泉純一郎首相(当時)の靖国神社参拝を批判した自民党加藤紘一元幹事長の自宅が06年8月、右翼関係者に放火された際は、小泉氏が2週間にわたって事件に関し沈黙した例がある。【白戸圭一】

毎日新聞 2008年11月20日 東京朝刊


この「本舗」読者ならおなじみの、前書いたテーマに直結しているよね。

創価学会施設で爆発・・・卑劣な反宗教・政治テロ(だったとしたら)許されない
http://d.hatena.ne.jp/gryphon/20081014#p9
創価学会日中友好協会へのテロを許さない!と、いち早くテロと決め付けて言っておく
http://d.hatena.ne.jp/gryphon/20081015#p7
■テロ事件に口をつぐみ、沈黙続ける政治家、新聞、知識人、ブロガーたち
http://d.hatena.ne.jp/gryphon/20081107#p4

と、いうリンクを見ていただけば議論の筋は分かるだろう。上の事件一つとっても「いち早くテロと断定するのが正しく、慎重だと感受性が鈍い」という話だったら、創価学会日中友好協会テロ事件に関しては、本当に俺一人が全メディアと全ブログに説教できる(笑)


ちなみに、毎日新聞が最後に取り上げた「小泉首相は2週間にわたって沈黙した」という話について、もうみんな記憶が薄れているので一つ補足しておきます。
この時、犯人は放火と共に割腹自殺をはかり、事件直後は入院していて取り調べのスピードが普通より遅かった。
逮捕時点でも動機が政治的・思想的なものかについては「取調べ中」だった。

http://www.yomiuri.co.jp/feature/fe6700/news/20060829i409.htm

山形県鶴岡市加藤紘一・元自民党幹事長(67)の実家と事務所が今月15日、全焼した火災で、鶴岡署は(※2006年8月)29日、現場で腹を切って倒れていた右翼団体大日本同胞社」の構成員堀米正広容疑者(65)(東京都新宿区歌舞伎町)を現住建造物等放火と住居侵入の容疑で逮捕した。

 調べに対し、堀米容疑者は「家の中に誰もいないことを確認し、玄関から入った。自分一人でやった」と供述し、容疑を大筋で認めている。腹と手首の傷についても「自分で切った」と話しているという。

 同署は、加藤氏が小泉首相靖国神社参拝を批判していたことから、思想的、政治的背景が動機の可能性もあるとみて追及している。県警は18日、大日本同胞社の事務所などを捜索している。

もともと事件発生は8月15日、逮捕が同29日。丸々半月近く、逮捕と発生にはずれがあったのだ。

小泉首相が発言をしたのは、逮捕1日前の28日だった。
この事件発生と逮捕、取調べの関係を覚えてないとちょっとミスリードかも。


今回、麻生首相は、「テロかどうかは(まだ)はっきりしない」と明言しているから、まあ論点は明確だな。
けっして毎日新聞のような考えが間違いというわけではなくて、少しでも疑わしい場合は「テロだったら」という仮定に立って批判するのが正しいあり方、というのも一貫させるなら、ひとつの考え方だ。
あと、殺された、「結果」によって動機は関係なくテロになる、という見方。伊藤一長市長に関してそういう主張が一部あった。

推理合戦が過熱ぎみ

ちなみに昨日見てたワイドショーでは
元警察官と佐々淳行らが「何度も刺すような殺し方を見ると、個人的怨恨の線もあるのでは?」「政治的信念・ゆがんだ正義感ならそろそろ犯行声明が出ると思うんだが、まだ出ていないのはちょっと変だ」と話していた。
今日のワイドショーでは「元次官を2人殺したのだからそれが政治宣言となるので声明は不要なのだ」と。
別の人は「怨恨殺人を、捜査かく乱のためにもう一人の元次官を殺した」・・・わー、黒木昭雄の推理だよ!!
マニアックな単独犯 が大谷昭宏推理。


あとひとつ言うべきこと。「厚生省批判が事件を生んだ」との声が出たり、警戒したり。

私が読んだのは昨日20日付の東京新聞こちら特報部」だった。
要旨は「厚生省は批判すべきことがあったから批判したのであって、それがテロ(※の疑いのある事件)を生んだという批判は筋違い。批判を緩めることは無い」

当たり前の正論だ。そのとおりだ。

だから俺は言ってたんだよ。
鈴木邦男らが「映画『靖国』の上映中止騒動は、それを報じて批判した週刊新潮に責任がある」という話をしはじめた時、『そんな論法は間違いだ』とね。
http://d.hatena.ne.jp/gryphon/20061228#p3
http://d.hatena.ne.jp/gryphon/20080403#p4

のちに鈴木氏は、公式にこの意見を撤回した。
http://d.hatena.ne.jp/gryphon/20080417#p4

加藤紘一氏も、直接の被害者だから多少の極論を言うのは感情面で仕方ないにしても「テロルの犯人は小林よしのり系が作り出した”風潮”」とかの議論が通じるなら、(もし今回の連続殺人が政治的テロなら)「厚生省批判の風潮が、テロルの真犯人」とかいう話になってしまう。
それでいいのか、だ。

西原理恵子が「トップランナー」出演 蝶野が猫紹介

メールでお勧め番組を紹介された。

24日(月、祝)深夜0時10分−0時50分、NHK総合トップランナー」のゲストは漫画家・西原理恵子

再放送(予定)は28日(金)深夜1時05分−1時45分にNHK教育
12月3日(水)NHK−BS2で午後3時45分−4時25分。
(再放送は国会中継などでなくなることも多いのでご注意)



11月27日(木)と12月4日(木)深夜0時−0時40分、NHK−BS2「BS熱中夜話」は「猫を語る」前後編。
なぜかゲストにプロレスラー蝶野正洋。猫好きで有名な方なのですか?