この映画がアメリカにもたらした、日本に対するポジティブなイメージは計り知れない。様々なかたちでアメリカに住む日本人を助けている。 pic.twitter.com/XhBV7DItCm
— すけちゃん (@AgingAnarchist) May 22, 2026
マイノリティのイメージアップの初期段階として「そのマイノリティの特性、文化、歴史を誇張?し『ポジティブなステロタイプ』として物語で描く」は良くあることだし、現実的に効果的なんだが「これは(究極的に)いいことか?悪いことか?」となるとねぇ。https://t.co/ePde5UTeem
— Gryphon(INVISIBLE暫定的再起動 m-dojo) (@gryphonjapan) 2026年5月23日
これはひとり日本人の話ではない。
たとえば「高貴なる野蛮人」として寡黙というか、カタコトの英語(翻訳されてカタコト日本語)しか話さない、しかし実に洞察と献身に満ちた頼れる仲間の”野蛮人”が登場することもあろう。ネイティブアメリカンからアイヌからアイスランド人まで。


中国でも朝鮮でも、たとえば故事成語(これが翻訳されて隔靴掻痒になったりするが…)や孫氏の兵法を語り、深い哲学を感じさせる賢者とか・・・・・・
秦の始皇帝の諺を引用し、「昨日の勝利語って、今日おごる者、明日語ること何もなし」

逆に日本のエンタメで、アメリカ(どうかするとイタリア)が愛情表現や喜怒哀楽がめっちゃ過剰で、だからムードメーカーになったりとか…

この画像は適切ではないな(笑)
まあ、ヘタリアとかクッキングパパとかもろもろ。
この種のポジティブなステロタイプが「最初」の道を切り開く、という話は何度もしているが、過去記事を探すより前に眠くなった(笑) 気が向けばリンクを差し込むかもしれない。よし追加した。
あと、逆に、そのステロタイプを意識した結果「というステロタイプをひっくり返したぞ!さあどうだ、画期的でウケるだろ?」に潜む問題点も、ある意味で表裏一体で……
以下、関連過去記事引用とリンク
m-dojo.hatenadiary.com
…私の若い頃の観察では、レバノンなどの各民兵集団(政府軍にも)にたいてい一人ぐらい、「日本人空手教師」みたいのがいた。日本人というと「ジャッキー・チェン」だったり「カラテ・キッド」だったりといった強固なオリエンタリズム的固定観念が中東社会にはあります。そのイメージをなぞって演じていると、食っていくことぐらいはできて、ちょっと尊敬されたりもします。どの世界でも「先生」はそれなりに偉いからね。お金と権力はなくても、直接の生徒とその親には尊敬される。ジャキー・チェンとカラテ・キッドの老師を足して二で割って、そこに黒沢明風の威厳を付け加えれば、アラブ社会のオリエンタリズム的日本人像にぴったり重なる。そんな風に演じているうちに、だんだん幻想と現実が混然と一体となっちゃって、時代劇のように話している日本人とか、いたな…
m-dojo.hatenadiary.com
……「マジカル・ニグロ」は白人のメインキャラクターを助けるために、自らが持っている古くからの知恵や神秘的な力を差し出す……この役回りが多い俳優の一人と言えば、間違いなくモーガン・フリーマン(Morgan Freeman)…… しかし、ポップカルチャー情報ウィキサイト「TV Tropes」は、「それほど深い知恵を持っているのなら、マジカル・ニグロは何故、自ら立ち上がって世界を救わないのだろう?」との問いに「それは絶対に起きない」と……
m-dojo.hatenadiary.com
(略)……高橋留美子のポリコレ問題については、当方けっこう書いてて、ある意味お馴染みですが、まさに上に書いた
「女性が『…(大酒飲みとか大食いとか、暴力的とか家事苦手とか)…』という設定は、普通の常識をひっくり返しているから面白いギャグになるよね!」
というのが、非常に上手い方だったのですよね。
その結果、それがテンプレになり、さらには「そういうのも当たり前な普通の設定」になってしまうという…。
で、そもそも「Aという常識をひっくり返した∀は、面白いギャグになると思ったので描きました」というのは、Aという常識に正面から批判的な人にとっては援軍か?妨害か?という話が出てくるんです。
m-dojo.hatenadiary.com
正しい正しくないとは別に、(1)どんどん、通常のパターン、テンプレは見飽きてるから、これは敢てXXXというキャラにしよう!という発想 (2)とにかく同じ登場人物、同じ役割なら、男より女にしたほうが人気が出そうだ!! という発想・・・・によって、男性の役割的なテンプレのものが女性になるのは増えていくんじゃないか?」という………
(抜粋)
・エンターテイメント(に限定します)は、面白いものを追っていくと、キャラクターの「テンプレ」ができる。
・それは往々にして、人種や国籍や宗教や性別や趣味に関する「ステロタイプ」を作ったり、それに乗っかっていたりする。
・それが思想的に批判されたりする。
・そんな思想とは別に「このパターンはもうマンネリだ!敢えてずらして正反対のキャラを描くぜ!」という人が出てくる。
・さらには「どうせならかわいい女の子(男の子)にこの役やらせたいわ!普通のテンプレなら、おっさん(おばさん)の役だけどな」てな動機もある。
・結果的に「若い女性のマッドサイエンティスト」とか「少女だが寡黙で戦闘力が最強。幼なじみの男の子をその武力で守ってあげる」「若い男だけど綺麗好きで掃除大好き」とかの「テンプレ破り」が生まれる。
・それがフェミニズムなどの思想的にも評価される。いや、それでいいんならいいんだけどさ!!!!
m-dojo.hatenadiary.com
……
どこからどうみても「悪女」でも「娘」でも「聖女」でもない。
しいていうなら「学者」以外の何物でもない(…って、学者をなんだと思ってるのだ)そういう点では、ステロタイプ的な女性キャラクターから脱却した描かれ方をしているので、この一億総活躍社会、女性が輝く社会的にもたいへんよろしいのです。
そしてそれを観客が支持した!!
ここ重要。
日本のエンターテインメントの需要側も、実にポリコレになってきたじゃありませんか・・・・・・・・・と
いいたい
ところだが。
いや、さすがに俺でも、今回画像の定点観測していたら、「むしろこういう女性が好みだ!!」的な需要の……
m-dojo.hatenadiary.com
(略)………「ぼくはメガネの女性が大好きだ!」というのと
「ぼくは、はっきり自己の意見を言うような女性が大好きだ!」
にそんなに差があるか、ないか。ぶっちゃけ内面の話だから、大いに違うかもしれないし、同じ平面にあるかもしれないんだわさ。メガネ女子って外見の話だけじゃん、というなら「メガネをかけてひっそりと読書する女性」に魅かれる、とか「メガネをかけてはきはきと自分の意見を述べる女性」に魅かれる、ならいいのか。
ちょっとでもルックス、ファッションの要素が絡むとだめになるのか……(略)

![ベスト・キッド2 [DVD] ベスト・キッド2 [DVD]](https://m.media-amazon.com/images/I/415JXOmbiIL._SL500_.jpg)
