箇条書き的に。
水道、下水道の確認
埼玉県その他で偶然にも連続で起きた、大きな水道管・下水道管の事故、その被害の大きさには言葉もない。
下水道は1960年あたりから日本で普及が始まったという歴史的事実は覆せないので、それが50年以上を経て老朽化が進む、も覆せない…。硫化水素が発生するから腐食は必然、というのも自然の摂理だ。
ただ、シロート的には…「そもそも埋めちゃった上下水道管、腐食してるかは漏れてから初めてわかるもんだろう。確認無理じゃね?」という感覚なんだが
AI、人工衛星、ドローンなどで調査できる、という話をこのニュースに関連して聞く。
note.com
◾️AIや人工衛星を利用した漏水発見システム
政府は2024年、上下水道の漏水検知に、人工衛星やAIを活用する技術を、今後5年程度で全国の自治体などに展開して、標準化する方針を示しています。そこで「上下水道DX推進検討会」を設置し、官民一体となって上下水道の課題に対する対策を議論しています。実際、AIを利用した漏水調査システムの開発も進められています。例えば音解析企業の「wavelogy」は2024年から、長崎市上下水道局と連携して、漏水音のAI診断検査システム「SuiDo_AI」の実証実験をはじめています。こちらは、路面や管路から収集した音をAIが分析。漏水予測などのレポートを自動で作成するというシステムです。実験は今年の3月末まで行うとのことです。
(略)
もうひとつ注目されているのが、「人工衛星」です。昨今は宇宙ビジネスとして、人工衛星を用いたサービスが展開されています。その方法は、まず人工衛星から地表にマイクロ波を流して、そこから水道水特有の反射データを取得。これをAIで分析すると、漏水の可能性がある場所が半径100メートル程度の範囲で推定できます。
(略)
基本的に天候も昼と夜も関係なく、1度に広範囲を調査できるので、調査エリアを絞り込むだけでも、大幅にコストダウンと効率化が達成できるということです。
ドローンというのは、小舟だか潜水艦みたいなもので
上下水道に関するコンサルタント業務を手がける会社「NJS」(東京都港区)のドローンが撮影した下水道管内の映像だ。解像度が高く、管の上の方に走る細い亀裂もはっきり確認できる。
下水道を進小舟のドローン 腐食場所がわかる NJSは2017年からドローンを使った調査を導入した。空中を飛行するタイプのほか、船のように水面に浮かぶタイプと水中を潜るタイプの3種類をそろえている。いずれも自社開発したものだ。
mainichi.jp
これはイメージしやすい 地下の下水道の中を、つねに小舟のドローンが進み、ここが漏れてるなー、腐食してるなーと察知したらピーピーと連絡して場所を特定…ちょっとロマン。
「大鉄人17」の内部に、小さい修理用ロボットがいたような気がするが、アレみたいな?今後はそういう修復もできるロボがあればいいんだが
がんなどの病理検査

もともと「AI」より「ビッグデータ」という言葉が使われていたあの時期、IBMが「米国のクイズ名人に勝利するクイズ回答ロボ『ワトソン』」を開発して大きな話題になったことがあった。
その時、「次の、そして有用なターゲットは病気の診断だ」という話があった。
m-dojo.hatenadiary.com
http://www-06.ibm.com/software/jp/info/ibmsoftware/bao/interview.htmlQ: なるほど。ただ、確かにすごい扉を拓いたのかもしれませんが、まだクイズ以外で具体的にどんなことに役立てられる可能性があるのか、ちょっとイメージできないです。
塚本: そうですね、新しい概念というのは、そんなにすっと簡単にハラに落ちるものではないですね。ではクイズ以外の可能性の例を挙げてみましょう。例えば、あやふやな記憶と勘に頼る医師を想像してみてください。
Q: 想像しただけで嫌です。そんな医師には診察してほしくありません。
塚本: 普通そうですよね。過去のあらゆる症例を知っている医師による、高い確信度を持った治療を受けたいですよね。
Q: それはそうです。経験豊富で症例も熟知していて、妙な薬を出さない医師の治療を受けたいです。最近医療ミスも多いですから。
塚本: 「医療ミス」、まさにそこなんですよね。医療ミスの2割は診断時に起こると言われていますが、原因の多くは医師の診断ミスではなく、対応の遅れによるものです。さらにこの30年間で、診断をする医師がすべての情報を完璧に把握するのは不可能になりました。例えば、生物医学文献は7年ごとに倍増しています。
Q: 現代の医療って、そんな状況だったのですか。それでは医療ミスが起こる危険が出てきそうですね。
塚本: 例えば45歳の男性が胸の痛みを訴えていた場合、最適な治療方法はどのように決めるでしょうか?胸の痛みを訴える平均的な45歳としての治療はできませんよね。さまざまな要因が複合的に絡み合って、さまざまな症例としてあらわれているからです。
Q: 確かに、胸の痛みと言っても、心臓かもしれないし、肺かもしれないし、筋肉痛かもしれません。筋肉痛なのに心臓の薬を投薬されたら、ちょっと、じゃなく、めちゃめちゃイヤですね。
塚本: ワトソンで実証した技術を応用すれば、男性の症例をもとに医師が仮説を立てて、それに基づき学術文献等を検証し、複数の解答候補を生成できます。それを医師がその人の病名を診断する際の参考にすることによって、病気の見落とし防止に役立てたり、最善の治療方法を導き出す支援をすることが可能になりますです。しかも、解答候補は瞬時に生成されるのです。
Q: なるほど、そうすると、対応の遅れによる医療ミスは確実に減るんじゃないですか?
塚本: そうなんです。もしこのようなシステムを世界中の医師が使えるようになり、最善の治療方法を検討する補助情報が瞬時に把握できるようになったとしたら、どうでしょうか?世界中の人達がより健康な生活を送れるようになるのです。このように、症状を条件として与えて、システムに処理させて、瞬時に答えを得る、ということはワトソンが得意とする領域なのです。
そう、AIの強みは、人間から見たらあまりに漠然と、そして膨大にあるデータの差異や共通点を処理して浮き彫りにするのが大得意ということ。
・理屈はわからんが、この局面でここに飛車を打つとみんな勝ってる。だからそうする
・理屈は分からんが、こんな筆遣いをゴッホはしている。だからこうするとゴッホ風の絵になる
・理屈はわからんが、こんな咳をして背中のこの部分が痛い人は○○の病気が多い…
その極限である、染色された細胞の形状、配置を見て「あーこれは○○という病気だわ」と分析する・・・・・これは否応なく、AIがすごいことになるだろう。
「常命の者」「人の子」の出る幕はない。

もうなってるのか。
胃・食道・大腸の検査中に
AIでがんの疑いを検出。
内視鏡AI技術で、医師を支える。富士フイルムが開発したのは、消化器系がんの症例をディープラーニングしたAIによる、内視鏡AI診断支援技術です。
胃・食道・大腸の内視鏡検査中に、AIがリアルタイムで画像を解析。医師が診断時に見るモニターに映し出される内視鏡映像に、「がんの疑いがある部分を表示」することで医師の診断を支えます。
brand.fujifilm.com
社説とか、ワイドショーのコメンテーターみたいな常識的で凡庸な主張をニュースごとにAIで作れないか?
これ、2011年には既に書いてたのね(笑)。
あっ、この技術を応用して「ワイドショーのコメンテーターソフト」作れるかも
ワイドショーの話題に反応して、感想を振られると
「やはり政治家は、わたしたち庶民の立場にたった政治をしてほしいですね」
「斎藤祐ちゃんはやっぱりさわやかで素敵ですね。頑張って欲しいです」
とか
「本当にいたましい事件でしたね。やはり子供たちに命の大切さを教えないとダメですね」
とか、テキトーに無内容なことを答えるソフト。今の技術では難しいですか。
m-dojo.hatenadiary.com
もちろん、ここまでしろとは言わない↓
昨今の歪な報道を、誰も言えなかった言葉で稲妻のように貫くコメンテーター・エンドウさん。
— Renta!_PR担当の佐藤 (@Renta_PR_manga) February 15, 2024
これは「現代に、もしこんなコメンテーターがいたら」という物語である。1/3https://t.co/kquHSW2Ty1#漫画が読めるハッシュタグ #漫画 #Renta pic.twitter.com/Q4sDLeyVUN
2017年には、「まだAIは雑談ができない」と言われていた。
m-dojo.hatenadiary.com
m-dojo.hatenadiary.com
しかし令和のいまは、AIは記事を読んではてなブックマークをつけ、コメントをする時代。
firststar-hateno.hatenablog.com
之の応用で、ワイドショーレベル、社説レベルのような「常識的だけど、凡庸であたりさわりのない意見の文章」をつくれないか?
実際、AI社説って、皆さんの技術力じゃまだ無理かい、エンジニアのしょくん???(挑発)
スポーツの判定
https://www.jiji.com/jc/article?k=2025021900793&g=spo
「ロボット審判」を試験導入 オープン戦で―米大リーグ
時事通信 運動部2025年02月19日15時57分配信
【フェニックス時事】米大リーグ機構は18日、アリゾナ州フェニックス市内のホテルで記者会見し、ストライクとボールの判定を機械に委ねる「ロボット審判」について、今季オープン戦の一部で試験導入する詳細を発表した。これまではマイナーリーグで試行。メジャー公式戦では早ければ2026年からになる。
ロボット審判、試験導入の可能性 五輪選手派遣は「協議の余地あり」―米大リーグ
オープン戦では各チームに2度のチャレンジが与えられ、2度失敗すると権利を失う。打者、投手、捕手だけに行使する権利があり、判定に不満があれば自身のヘルメットや帽子をすぐにたたくのが合図。テニスなどの自動判定のように、結果は映像で確認できる。
マイナーでの試行で判定に要した時間は平均17秒だった。チャレンジを各チーム2度にした昨年のマイナー3Aでは、1試合での権利行使は両チーム合わせて平均3.9回。約半分が覆った。
韓国プロ野球では今シーズンから大きく変貌したことがある。AIによる審判を、一軍戦で本格導入した。韓国では二軍の試合で2020年から試験的に運用してきた実績があり、米マイナーリーグなどでも導入されているが、メジャー(一軍)でとなると世界の主要リーグの先駆けといえる。
「ロボット審判」の仕組み
このシステムを「ロボット審判」とも表現するが、実際にロボットが立っているわけではなく、センター、一・三塁に設置されたカメラによる「自動ボール判定システム」(ABS)がジャッジする。その結果は信号によってイヤホンを装着している球審と三塁塁審に伝えられ、球審がコールする。つまり、球審は伝達係兼ホームの塁審ということになる。
AIを活用したジャッジがウシクとフューリーのヘビー級再戦に導入される計画が明らかに。試合の判定をAIがサポートすることで、ボクシングの未来が変わる可能性が。公正な判定の実現に期待が高まる。https://t.co/iw5dPrqBVk
— ジェイ Jay @ Innovation Trigger Lab CEO (@JayBagelTech) December 23, 2024
ボクシングの判定もAIで行えるように。
— さとり (@satori_sz9) July 12, 2023
人間が判断すると裏金や賄賂もあり得るからとてもフェアで良いですね。
サッカーのVARみたいにそれでも文句言う人はいるでしょうけど。pic.twitter.com/ndgqLi4twB
Neroさん@neromeron1014 から紹介してもらった!
— ひるまし/格闘技廃人/KAKU-TANOクォォォ(COO)/医療奴隷/ホームレス (@kakutougihaijin) February 15, 2023
ボクシングの動画解析AI「Deep Strike」。出した技とヒットの判定ができる。サイト見た感じスタンスとか重心も分析してそう?
試合の実況もできるし、スポーツの判定もAIで公平に行うという未来も来るかも。 https://t.co/MNYviObuCu
こういう「今の技術では何ができて何ができない。もう少ししたらXXXXができるかも」は内山安二先生が書いてくれたものだった
CDが発売前に「針の要らないレコードですよ」と紹介したりとかしたものだった。リニアモーターカーも原理まで教えてくれた。
まあ、内山漫画の予言通りなら今の自動車エンジンはセラミック製だし、人工のえらで海中から酸素を取り出して潜水できることになってるけど(笑)
もっといろいろ「最新技術と、今後の普及と可能性」について聞きたいこと書きたいことあったはずなんだが、体力を使ったので三つでまず打ち止め。
今度、機会があったらもう少し書こう
メモだけ・・・・
野球の自動判定
ボクシングや総合の自動判定感染症の流行とAI予測
食品ロスとAI予測
ペドロブスカド太陽電池
四本足歩行器で線路点検
グーグルスピーカーがぽんこつ