むしろその民族アイデンティティの希薄さの裏返しこそが、強固な「白人に奴隷にされた被害者意識アイデンティティ」なんでしょうね。だから昨日から何度も投稿してるような「米国人になれて死ぬほど感謝してるし頑張って米国に同化しようとするアフリカ出身の最近の移民」は自分たちのアイデンティティ https://t.co/J1vZ9xoGUA
— redemption彭城邑 (@8u_f1) January 9, 2025
を揺るがしかねない、とんでもない異分子でさえある。最近のアフリカ移民を黒人の一員と認めれば、奴隷制の賠償を(150年越しに)黒人に求める運動とかも立ち行かなくなる。だから最近では、自分たちは黒人と一括りにされるべきではなく、ADOS(American Descendants of Slavery)と呼ばれ、最近のアフリカ
— redemption彭城邑 (@8u_f1) 2025年1月9日
からの移民からは、我々奴隷制の子孫は断じて区別されるべきだ、とする運動も高まっている。ただ皮肉なことにオバマもカマラも初の黒人大統領と言われてたけど、オバマは優秀なケニア人留学生の、カマラはジャマイカ人の子で、南部の農園にルーツを持つ米国の歴史的な黒人人口に由来してないんですよね
— redemption彭城邑 (@8u_f1) 2025年1月9日
とちゅうで別ツリーにリンクがつながっているのか
— redemption彭城邑 (@8u_f1) 2025年1月9日
漏れがLAの路上でのトランプ集会に飛び入り参加した時、自らをナイジェリア系と称した黒人男性は誇らしげに「自分はクリスチャンだからトランプ支持だ」と断言してた。南部の奴隷出身で自分のルーツさえサウスカロライナの農園、以上のものは辿れない、いわゆる狭義のアフリカンアメリカンより https://t.co/FaFeIJlYfM
— redemption彭城邑 (@8u_f1) January 7, 2025
最近になってアフリカ諸国から米国に移住した黒人は、より米国の主流文化に同化しようと試み、保守的な考えを持つ傾向もあるらしい。先祖が奴隷出身の米国黒人がBLMなどで暴動してると、「米国に住めるだけでアフリカより1億倍幸せなのだから米国に感謝しろ」的な感情を持つアフリカ出身黒人も多いとか
— redemption彭城邑 (@8u_f1) 2025年1月7日
「自国米国とルーツのあるナイジェリアに誇りを持つナイジェリア系米国人」🆚「主流米国社会からは疎外されているが、アフリカにルーツを見出そうにも、故郷も詳しくは分からないし、アフリカ土着文化とは断絶されてて、黒人文化のルーツは南部の農園までしか辿れない、アフリカンアメリカン」の構図
— redemption彭城邑 (@8u_f1) 2025年1月7日
よく米国右翼は「白人特権なんて存在しない。米国における唯一の特権は“米国人であること”であるべきだ」と唱えてるけど、苦労して米国の市民権を取得したアフリカ生まれの移民1世からしたら、米国人であることがどれほどの特権なのか身に沁みて理解してると思うし、生まれながらに米国人でありながら
— redemption彭城邑 (@8u_f1) 2025年1月7日
米国に文句ばっかり言ってる米国の元からの黒人にイライラする面もあるのかもしれない。アフリカでは皆黒人だけど、出身民族がどことか関係なく貧困や内戦に晒される訳だし。
— redemption彭城邑 (@8u_f1) 2025年1月7日
たしかにこれに類する話は聞いたことがある。
オバマは人種的なことはともかく、父親は「ケニアからの留学生」であり、いわゆる黒人奴隷として開拓期のアメリカに意思に関係なく連れてこられた人々と同じアイデンティティとして扱うのか?というのを当事者の黒人も論じたり、外部でも論じられたりした、それは間違いない。
カマラ・ハリスに関しても人種アイデンティティのことがいろいろ論じられた。
それはそれとして、外部的には
「ADOS」が意識高い、ポリティカルにコレクトな用語なら、それを日本語話者も使う必要(或いは義務?)があるのか、ないのか?が気になる所です。
しかし、
「民族的・人種的には同じでも、意思に反して連れてこられた人をルーツに持つ人と、そうでなく来た人がルーツの人は分離して別に定義すべきか、否か」という話だと、ことはアメリカだけでの話でもなかったりするな…
英語版ウィキペディアより
American Descendants of Slavery アメリカの奴隷の子孫
フリー百科事典『ウィキペディア』より
アメリカ奴隷の子孫(ADOS )とは、後にアメリカ合衆国となる地域(植民地時代以降)で奴隷にされたアフリカ人の子孫、および同名の政治運動を指す用語である。この用語と運動は、イヴェット・カーネルとアントニオ・ムーアが作成したハッシュタグ「#ADOS」から生まれた。 [ 1 ]ADOS運動は、主に米国の奴隷制度に対する賠償を求めることに焦点を当てています。[ 2 ]彼らは、大学、雇用主、連邦政府がADOSを優先することを望んでおり、もともとADOSを支援するために設計された積極的差別是正措置政策が主に他のグループの利益のために使用されている と主張しています。 [ 2 ]
ADOS運動の支持者は、国勢調査の書類や大学の願書に独自の民族指定を記載すべきであり、他の黒人、具体的にはアメリカへの現代のアフリカ系黒人移民やカリブ海諸国からの黒人移民と一括りにされるべきではないと主張している。[ 2 ]
創設者、見解、論争
アメリカ奴隷の子孫運動は、オンラインのADOSラジオ番組の共同司会者であるイヴェット・カーネルとアントニオ・ムーアによって設立されました。[1 ]カーネルは、民主党の政治家であるバーバラ・ボクサー上院議員とロバート・マリオン・ベリー下院議員の補佐官を務めてきました。[ 3 ]ムーアはロサンゼルスの弁護士です。[ 3 ]ADOSのウェブサイトには、同団体が「黒人のためのニューディール」を求めていると書かれており、その中には、特に米国における奴隷の子孫に対する賠償、米国における奴隷の子孫に対する大学費用の50%政府資金による税額控除(歴史的に黒人が通う大学に通う者には75% )、投票権法の保護の回復、刑務所改革、ADOS企業に対する中小企業庁融資の最低15%などが含まれている。 [ 4 ]同団体は、米国における奴隷の子孫に対する積極的差別是正措置を支持しているが、他のすべての少数民族に対する措置には反対している。[ 4 ]
ADOS運動の特徴は、奴隷制度の子孫である黒人アメリカ人を明確に重視し、アフリカやカリブ海諸国からの黒人移民に反対していることである。[ 2 ]このグループは、米国への「国勢調査でのADOSと黒人移民の新たな指定」を要求している。[ 4 ] ADOSの支持者は、ソーシャルメディアでハッシュタグ#ADOSを使用してこの問題を推進し、「議論をメラニンから系譜に移し、議論を適切に中心に据えるために、アフリカ系アメリカ人であることのアイデンティティに関する対話を変えようとしている」と述べている。 [ 5 ]彼らは、ADOSが、一般的な有色人種や少数民族などのより広範なグループとは異なる利益を持っていると考えている。 [ 3 ]
ADOS運動の指導者らは、同運動は超党派であるとしている。[ 2 ]カーネルとムーアは反トランプ派で生涯民主党員であると自認しており[ 3 ]、同運動は頻繁に民主党を攻撃し[ 2 ] 、黒人有権者に民主党に代わる党を探すよう促している。[ 3 ]同運動は「左派批判の避雷針」となっており[ 2 ] 、アン・コールターやアリ・アレクサンダーなどのトランプ支持派や右派の人物は、#ADOSのハッシュタグを使用している。[ 2 ] [ 3 ]カーネルはかつて「アメリカを再び偉大に」と書かれた帽子をかぶってYouTube動画に登場したが[ 2 ] [ 3 ] 、後にそれは冗談だったと述べた。[ 3 ]同運動の支持者は移民問題に批判的であり[ 2 ] [ 3 ] 、時には反移民的な言辞を展開することもあるが、自分たちが外国人嫌悪者であることを否定している。[ 2 ]カーネルはツイッターの投稿で、ナチスが使ったスローガン「血と土」という言葉を擁護した。[ 2 ]ムーアはヒスパニック系の姓を持つ記者が書いたCBSニュースの記事を批判し、その記者は「明らかに記事を書くことに利害関係がある」と主張した。[ 3 ]カーネルは以前、移民反対団体「移民改革のための進歩派」の理事を務めていた。この団体は、移民排斥主義者の金融家ジョン・タントンが資金提供している右翼団体とつながっている。2009年9月、移民改革のための進歩派はADOSを称賛し、「抑制されない移民が我が国の最も弱い労働者に与えた影響を理解している運動」と呼んだ。[ 2 ] [ 3 ]カーネルのこの団体とのつながりは、ADOS運動に対する批判の焦点となっている。[ 3 ]
2019年、一部のADOS活動家は、カマラ・ハリスが黒人女性としての正統性に異議を唱え、彼女は「アフリカ系アメリカ人」ではないと主張した(ハリスの父親はジャマイカ系アメリカ人)。この主張は、植民地支配下で奴隷制の歴史を持つ国(ジャマイカなど)からの移民の子孫であっても、米国の黒人の子孫と同じように人種差別や差別と闘っていないことを示唆していた。[ 3 ]ハリスは本物の黒人ではないという主張は、ドナルド・トランプ・ジュニアなどの右翼の人物によって増幅され、公民権運動の指導者たちによって批判され、[ 3 ]カーネルが外国人排斥の「バーサー主義」に関与していると非難された。[ 2 ] カーネルとムーアはまた、アフリカ系アメリカ人知識人のタナハシ・コーツが過去にバラク・オバマを支持したが、賠償を支持するのではなく、賠償の公的研究のみを推進したことを批判している。[ 3 ]
このグループの最初の全国会議は2019年10月にケンタッキー州ルイビルのシモンズ大学で開催され、1000人を超える参加者を集め、ゲストスピーカーにはマリアンヌ・ウィリアムソンやコーネル・ウェストが含まれていた。[ 2 ]ジョン・ヤーマス下院議員も会議のセッションに出席した。[ 6 ]
ハーバード大学ケネディスクール・オブ・行政(HKS)のショレンスタイン・メディア・政治・公共政策センターが発行する学術誌「Misinformation Review」に2020年に掲載された記事で、民主党系の活動家グループ「MoveOn」に所属する学者やジャーナリストを含む著者らのグループが、その年の選挙前にツイッターでハッシュタグ「#ADOS」が付けられた投稿を分析した。その投稿では、ADOSが有権者に対し、党が正式に賠償金を承認しない限り、大統領選で民主党候補に投票しないよう呼びかけていた。著者らは、ADOSは黒人の投票意欲をそぐことで政治的右派の利益に資する偽情報活動だったと結論付けた。2021年末、ADOSからの非公式および公式の苦情と、研究方法に欠陥があるとした2つのレビューを受けて、「Misinformation Review」は論文を撤回した(著者らは批判の一部は正当であると認めたが、研究内容は変わらない)。[ 7 ] 2022年半ば、カーネルとムーアはHKS、論文の著者、MoveOn、その他数名の身元不明の被告を名誉毀損で訴えた。[ 8 ]
動きの大きさ
この運動は「小規模だが率直」であり[ 3 ]、活動的な支持者の数は数千人に達すると考えられている[ 2 ] 。受付
ニューヨーク・タイムズの記者ファラ・ストックマンはADOSを「私がこれまで取り組んだ中で最も意見が分かれるテーマ」と呼んだ。ストックマンは2019年11月にこの運動が全国レベルで議論されるほど大きなものなのか疑問視したが、タイムズ紙にこの団体に関する記事を掲載することにした。[ 9 ]アウトラインのヒューバート・アジェイ・コントーは、「#ADOSは、アメリカの起源に対する黒人左派の批判と、アメリカで生まれた人々の生来の優位性を信じる右派の信念をうまく融合させた」と意見を述べた。[ 10 ]ハワード大学のアフリカ系アメリカ人研究の共同議長であり、長年の賠償金支持者であるグレゴリー・カーは、 ADOSを「弁解の余地のない外国人排斥と移民排斥」になった「武器化された」運動と呼んだ。[ 3 ] テキサス大学オースティン校のケビン・コクリーは、奴隷の子孫とアフリカ系移民を切り離そうとする組織の願望を批判し、2つのグループがアフリカ系アメリカ人のアイデンティティの下に団結するよう奨励した。[ 11 ] マルコム・ナンスは支持者を「[アフリカ系アメリカ人の]トランプ支持の人種差別主義者と]変人の混合」と呼んだ。[ 12 ]黒人評論家で作家のローランド・マーティンは、この運動が推進している「黒人の純潔テスト」という概念は「黒人の自己愛に覆われた自己嫌悪に過ぎない」と述べている。 [ 3 ] タリブ・クウェリは、このグループが移民反対派の共和党と連携していると信じており、批判的である。[ 12 ] シャイリーン・ミッチェルは、このグループが黒人有権者がドナルド・トランプに投票することを正当化しやすくしていると述べた。[ 2 ]
ノースウェスタン大学の准教授アルヴィン・バーナード・ティレリー・ジュニアは、ADOSが提起した賠償金を誰が受け取るべきかという問題は、黒人社会によって考慮される必要があると述べている。[ 12 ] ウィリアム・A・ダリティ・ジュニアは、 ADOSの前提は、アメリカの奴隷の子孫の間に存在する独特の民族的アイデンティティに基づいていると考えている。[ 12 ]彼はADOSをネイティビズムの主張に対して擁護し[ 13 ]、彼らは現在のアメリカのシステムで恩恵を受けていない人々を支援していると考えている。[ 2 ] コーネル・ウェストは、ケンタッキー州ルイビルでのADOS会議で、ADOS運動はマーティン・ルーサー・キング・ジュニアとマルコムXによって始められた活動を再開していると述べた。[ 9 ]
参照
フラグ 米国ポータル
アフリカ系アメリカ人の文化
アメリカ合衆国の公民権の歴史
アフリカ系の人々 – アフリカの伝統を持つ人々の広がり
アメリカ合衆国における人種と民族
米国における奴隷制に対する賠償をめぐる議論
先住民の黒人カナダ人。これは、先祖が黒人カナダ人(ノバスコシア州の黒人を含む)と、カリブ海、ラテンアメリカ、アフリカから最近到着した人々とを区別するために使用される用語です。
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