【再投稿】 #サッカー #ロシアW杯で「 #アフリカ が優勝」と叫んだ米コメディアンと、即座に反発した #フランス 大使。以前なら冗談で終わったことが深刻な言い合いになったこと自体に今の時代の問題がある、とGLOBE国末憲人 @KunisueNorito 編集長。連載「今どきの世界」https://t.co/kzlytbKJV8
— Asahi Shimbun GLOBE+ (@asahi_globe) 2018年7月29日
https://globe.asahi.com/article/11709688
「W杯でアフリカが優勝」発言の波紋
発端は7月17日、アメリカを代表する風刺番組「ザ・デイリー・ショー」で、司会の有名コメディアン、トレバー・ノア氏がこの快挙をジョークに仕立てたことでした。「W杯でアフリカが優勝した」
(略)
ちなみにノア氏自身もアフリカ出身です。南アフリカのアパルトヘイト下に黒人の母と白人の父のもとで生まれ、人種にまつわる出来事を笑いに置き換えることで、コメディアンとしてのキャリアをアメリカで築いてきました。この発言にフランスは即座に反発しました。ジェラール・アロー駐米フランス大使は翌日、反論の書簡をノア氏に送りました。
「彼らが様々な背景を抱いているのは、フランスの多様性の反映です。アメリカとは違って、フランスは市民を人種や宗教や出自によって分けることはしません。あなたは『アフリカのチーム』と呼ぶことで、彼らがフランス人であることを否定しているように見えます」
ノア氏は自分の番組で再反論しました。
(略)
「アフリカから来た人間として言いたい。フランスの選手がアフリカ人であることを、世界中の黒人たちが称賛している。否定的な意味でなく、肯定的な意味で。『アフリカ人ではなくフランス人だ』といわれるが、なぜ両方であっていけないのか。フランスで、罪を犯すとアフリカ移民といわれ、W杯勝利に貢献するとフランス人のことしか言及しない」
5月にパリで、マンションのベランダから落ちそうになった男の子を西アフリカ・マリからの不法移民の男性がスパイダーマンのようによじ登って救出し、その功績から仏市民権を与えられた出来事にも、ノア氏は言及しました。
「『あなたは今やフランス人です。もうアフリカ人ではありません』ということですが、地面にいたらアフリカ人で、登って子どもを助けたらフランス人か。しかし、彼が子どもを落としていたら『アフリカ人が落とした』といったでしょう」
実に興味深い論争だ。そして、どっちへいってもたぶん袋小路であるし。
ひとつ考えるのは、この前トルコ系ドイツ人の代表引退でも出てきた 「プラスの時は〇〇国人と言われ、マイナスの時は〇〇系移民と言われる」という話は、
じゃあ終始一貫、プラスの時でもマイナスの時でも「〇〇国人」だけ、「〇〇系移民」だけ、あるいは常に両方の属性を紹介する、という形ならいいのか?ということですな
では大相撲で
大相撲名古屋場所:御嶽海が初優勝 日本出身8場所ぶり - 毎日新聞 https://mainichi.jp/articles/20180722/k00/00m/050/011000c
なわけですがこの御嶽海
父は日本人、母はフィリピン人。
ちなみに大関・高安も同じ
日本でコメディアンが「大相撲、今場所もフィリピンが優勝です」と語ったら・・・どうなるかは知らん。