2017年のフランス大統領選で決選投票に進んだ極右政党「国民連合(RN)」のマリーヌ・ルペン党首(52)への支持が、新型コロナウイルス禍で拡大している。
— ulala france (@ulala_go) February 2, 2021
ルペン氏は22年の次期大統領選で「勝つ見込みがある」と自信を見せている。https://t.co/kGohJXHzJJ
>仏紙パリジャンが1月27日に報じた世論調査では、再選出馬が見込まれるマクロン大統領とルペン氏が前回同様に決選投票に進んだ場合、ルペン氏に投票すると回答した人は48%と、マクロン氏の52%に迫った。
— ulala france (@ulala_go) February 2, 2021
ただ、フランスはいい悪いはともかく、大統領選は「決選投票制」を取っている。過去に何回か、ルペンが決選投票に行ったときは、もう一人の候補を「全く支持していない」層が、ルペン当選を防ぐために反対候補に投票して跳ね返したから、今回もそうなるのではないか。
ちなみに、隣邦ドイツでは同じように反移民のナショナル・ポピュリズム運動「ドイツのための選択肢(AfD)」は失速したそうな。それは、「ロックダウンして外出を控えると、移民問題が目に入りにくくなる」ことが関係しているとの説があるそうで、うーんだな(笑)
なかなか興味深い話だな。ロックダウンによって難民への意識が薄れ、AfDの支持層であった自営業者などがメルケル政権の経済対策に恩恵を受けているという当たりが面白い。ポピュリズム対策の一つのヒントになるのかも。https://t.co/rZmprxw7qI
— Kazuto Suzuki (@KS_1013) 2021年2月1日
「ドイツのための選択肢(AfD)」が苦境に陥っている。対決姿勢を強めてきたメルケル首相の「キリスト教民主・社会同盟(CDU・CSU)」の支持率が急上昇するのに伴い、支持率は低迷。党内対立も激化し、9月の連邦議会選挙で勢力を維持できるかが課題となっている。
AfDは2013年、欧州共通通貨ユーロからの離脱などを掲げて経済学者らが結党……17年連邦議会選で初めて国政に進出。19年の旧東独3州の州議会選挙でも軒並み票を伸ばした。
しかし、国内で新型コロナの感染が広がった20年3月ごろから支持率が急降下している。調査会社フォルサの世論調査では、19年12月に14%だった支持率は現在9%に下落。37%のCDU・CSUや18%の「緑の党」に大きく水をあけられた。
要因の一つとして挙げられるのが、移民・難民への国民の関心の低下だ…
そういえば、マリーヌ・ルペンが大統領選に挑戦することは「ガラスの天井に挑む」と表現するのかね(笑)??
いや、俺も全然いまさっき思いついた視点で、大きなことは言えないが、ガラスの天井とは、女性がこういう地位になかなかつけないハードルがあることを呼ぶはず。
2012年大統領選で3位、2017年に2位(決選投票候補に)となったマリーヌには『ガラスの天井』という表現を避けるのだとしたら、そっちのほうが理屈に立たないわな(笑)
- 作者:ミシェル・ウエルベック
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