クーデター防止には軍などの武装機関の徹底的な縦割り化、私的な会合や調整の禁止、将官任用に士官学校や大学など同期意識を芽生えさせないように多様化させるなどがありますね、だから共産圏の軍部の方が、経歴が多様だし、ウエストポイントや防大みたいな将官排出の中心となる軍学校がないんですよね
— リバティミリシア Sons of God (@GodsSons) February 1, 2021
韓国であんなにクーデターが頻発していたのも、陸士の同期会(ハナ会)の紐帯や排他性が凄かったからですからね、軍事独裁時代の頃に空軍士官学校受けた韓国人曰く陸士と空士では偏差値が7くらい違って、軍部では海空はガラスの天井があって昇進や天下りでも悲惨だったと言ってましたから。
— リバティミリシア Sons of God (@GodsSons) February 1, 2021
クーデター防止の組織が良くできているのが北で、軍部、党官僚が牛耳っているのではなく首領様の補佐する三階書記室の宮廷官僚たちに全ての情報が送られ首領様の命令を個別に軍、党、行政に伝えるという側用人政治に近いんですよね。だからあそこでクーデターを起こすには側用人の掌握が必要不可欠です
— リバティミリシア Sons of God (@GodsSons) February 1, 2021
個人独裁が強化されると、趙高のような宦官や側用人は本当に強いですね。上がって来た報告を勝手にねじ曲げたり、忖度して都合のいい命令を出せますからね。
— リバティミリシア Sons of God (@GodsSons) February 1, 2021
- 作者:田河 水泡
- メディア: コミック
クーデターを「やりたい側」からはこっちの入門書をば
- 作者:エドワード・ルトワック
- 発売日: 2018/03/23
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
「クーデターはやる気と材料があれば素人でもできる! 」
事実上タブー視されていたクーデターの研究に真正面から取り組み、クーデターのテクニックを紹介するという驚きの内容。『自滅する中国』(芙蓉書房出版)、『戦争にチャンスを与えよ』『中国4.0』(文春新書)などの著作で、いま注目度がきわめて高い論客エドワード・ルトワックが1968年に発表した衝撃のデビュー作「クーデター入門」が50年の歳月を経て、改訂新バージョンで登場。
「クーデターに適している国とはどんな国か」→ 国家の“弱さ"を知る
「クーデターはどうやって起こされるのか」→ 予測し、防衛する方法を知る
「こんなものを書いて読者を誤らせ危険な目に遭わせることにならないか?」という疑問に対し、ルトワックははっきりと答える。
「クーデターはすでにいたるところで起きている。この本でクーデターのやり方を学べば“クーデターの民主化"への一歩になり、すべてのリベラルな心の持ち主が賞賛するだろう」
本書の初版本をベースにして映画『パワープレイ』(1978年)が制作され、「アラビアのロレンス」でも名高いピーター・オトゥールが悪役を怪演するなど、出版当時は英語圏でもかなり話題になり、結果的に17の言語に翻訳されている。