アカウント「100年前新聞」が、自然と関東大震災追体験になっている（自警団の暴虐も…）

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速報◆1日午後11時、福島県原町の無線塔が、サンフランシスコに向けて関東大震災の第一報を打電。「大地震についで大火災起こり、全市ほとんど猛火の中にあり」と伝え、ニュースが世界中を駆けめぐる。　＝百年前新聞社 (1923/09/01)

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【洋画家・岸田劉生(32)】

1日、鵠沼の自宅で妻と花札をしていたところ、地震が発生。娘の麗子(9)は、遊びに行こうと外に出て5、6歩進んだ瞬間に家が崩れた。津波の危険を感じ、家族で逃げる。#それぞれの大震災

▼家族全員が無事だった記念写真。笑顔の劉生としかめ面の妻。左の麦わら帽子が麗子。 pic.twitter.com/wWUjaHnbfv
— 百年前新聞 (@100nen_) September 2, 2023

速報◆1日、花村紅緒（はなむら・べにお）と青江冬星（あおえ・とうせい）の結婚式が挙げられる。指輪を交換しようとした瞬間、けたたましい轟音とともに教会が崩れる。逃げて倒れた紅緒を助けたのは、かつて愛した少尉・伊集院忍だった。（『はいからさんが通る』より）　＝百年前新聞社 (1923/09/01) pic.twitter.com/RrOnTw8J0p
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速報◆1日、堀越二郎（ほりこし・じろう）が列車に乗車中、風に吹かれて帽子を飛ばす。里見菜穂子（さとみ・なおこ）が、それをナイスキャッチ。その直後、大きな揺れが周囲を襲う。（映画『風立ちぬ』より）　＝百年前新聞社 (1923/09/01) pic.twitter.com/IKA7A33C9M
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こういうしゃれっ気もあるが。

地震の時に水や食料と並んで人が欲する「情報」。

速報◆2日、東京朝日新聞が、帝国ホテルに仮事務所を置く。人力の足踏み機を使って、ようやく号外300部を印刷。散乱した活字を拾い上げたため、大きさの違う字が入り交じる。　＝百年前新聞社 (1923/09/02)
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速報◆2日、社屋焼失を逃れた東京日日新聞が、通常の朝刊を発行する。「強震後の大火災、東京全市火の海に化す」の見出し。ケースが倒れて活字が散乱しているため、見つからない漢字はひらがなで代用する。　＝百年前新聞社 (1923/09/02)
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流言情報◆2日午前10時ごろ、「午後1時ごろに次の大きい地震が来るため、不逞鮮人が来襲する（牛込）」「今回の火災は鮮人と主義者の放火に基因する（淀橋）」などのうわさが広がる。　＝百年前新聞社 (1923/09/02)#流言情報
— 百年前新聞 (@100nen_) September 2, 2023

流言情報◆2日、東京で真偽不明のうわさが広がりつづける。中には「横浜で1000人の朝鮮人と衝突して歩兵一個小隊が全滅」「朝鮮人2000人が御殿場を襲撃」など、にわかに信じがたいものも。　＝百年前新聞社 (1923/09/02)#流言情報
— 百年前新聞 (@100nen_) September 2, 2023

流言情報◆2日正午ごろ、「不逞鮮人が暴行をおこない、兵器廠を襲撃する計画をしている（小石川、大塚）」とのうわさが広がる。　＝百年前新聞社 (1923/09/02)#流言情報
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流言情報◆2日午後2時ごろ、「市ヶ谷刑務所の解放囚人が夜に放火をする企てをしている（品川、大崎）」とのうわさが広がる。実際に囚人を解放したのは横浜のみであり、情報に混同が生じている。　＝百年前新聞社 (1923/09/02)#流言情報

関連記事：https://t.co/gKNFlZd3Bj
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流言情報◆2日午後2時30分ごろ、「横浜の火災を引き起こした不逞鮮人らが、婦女を犯し、残った建物に火をつけようとしている。青年団や在郷軍人が警察と協力して防いでいる（品川）」とのうわさが広がる。うわさが広がるにつれ、細部が付け足されていく。　＝百年前新聞社 (1923/09/02)#流言情報
— 百年前新聞 (@100nen_) September 2, 2023

流言情報◆2日午後4時ごろ、「約300名の不逞鮮人が浅草観音堂に放火しようとしている（浅草）」「多数の鮮人が町田を襲撃し、青年団や在郷軍人と現在戦闘中（八王子）」「鮮人の放火団体が青山方面を襲撃（赤坂、青山）」などのうわさが広がる。　＝百年前新聞社 (1923/09/02)#流言情報
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流言情報◆2日午後6時ごろ、「朝鮮人は以前から暴動を計画していたが計画を変更した。用意していた爆弾と毒を使って帝都全滅を謀っている。井戸水を飲み、菓子を食べるのは危険（下谷、上野）」とのうわさが広がる。細かい情報が足されて信憑性を増していく。　＝百年前新聞社 (1923/09/02)#流言情報
— 百年前新聞 (@100nen_) September 2, 2023

流言情報◆2日午後6時ごろ、「上野精養軒前の井戸水が変色しているのは毒薬のため。博物館の池の水も変色し、魚が全滅した（下谷、上野）」「社会主義者と不逞鮮人が共謀して井戸に毒を投入している（芝、高輪）」などのうわさが広がる。　＝百年前新聞社 (1923/09/02)#流言情報
— 百年前新聞 (@100nen_) September 2, 2023

流言情報◆2日午後6時ごろ、「上野駅で、鮮人2人がビール瓶に入れた石油を注いで放火しようとしたが、駅員が発見して撲殺した（下谷、上野）」といううわさが広がる。昨日よりもうわさの内容が複雑で具体的になり、信じやすい内容になっている。　＝百年前新聞社 (1923/09/02)#流言情報
— 百年前新聞 (@100nen_) September 2, 2023

流言情報◆2日午後7時ごろ、「鮮人数百名が強盗、強姦、殺戮をおこなっている（亀戸）」「鮮人300名が厩橋から押し寄せる（本所、相生）」「鮮人300名が高井戸、和泉村を襲撃（中野）」「不逞鮮人300名が南千住を襲撃した（千住）」などのうわさが広がる。　＝百年前新聞社 (1923/09/02)#流言情報
— 百年前新聞 (@100nen_) September 2, 2023

※これは事実なのだが↓

速報◆1日午後6時30分、横浜刑務所で、24時間以内に戻ってくることを条件に囚人821人が解放される。収容されている囚人1131人のうち地震で48人が死亡、50人が重傷を負う事態。地元住民らには、囚人が逃げるといううわさが広まり、不安が広がる。　＝百年前新聞社 (1923/09/01)
— 百年前新聞 (@100nen_) September 1, 2023

速報◆2日夕方、横浜刑務所で、昨日解放した934人の囚人のうち565人が戻ってくる。地元の横浜では囚人が逃げたという話が広がり、不安から武器を持って警戒する住民が増える。　＝百年前新聞社 (1923/09/02)

関連記事：https://t.co/gKNFlZcvLL
— 百年前新聞 (@100nen_) September 2, 2023

速報◆2日、警視庁官房主事の正力松太郎（しょうりき・まつたろう）(38)が「不逞鮮人の暴動」について各新聞に情報を流す。朝鮮人排除の好機と見た。これを聞いた内務省はあわてて火消しに動く。　＝百年前新聞社 (1923/09/02)#それぞれの大震災
— 百年前新聞 (@100nen_) September 2, 2023

速報◆2日午後7時40分、赤坂離宮の広芝御茶屋で、山本権兵衛内閣の親任式。政党からは革新倶楽部の犬養毅(68)＝図中央＝が逓信大臣に着任。そのほか、日銀総裁・井上準之助(54)＝同右端＝が大蔵大臣として入閣。　＝百年前新聞社 (1923/09/02)

▼親任式。停電のため、ほぼ真っ暗な様子がわかる。 pic.twitter.com/FZ5fVdjRrj
— 百年前新聞 (@100nen_) September 2, 2023

そして…

速報◆2日、東京の大島町の住民が、爆弾を持っていた朝鮮人を警察に突き出す。警察でよく調べてみると、爆弾ではなく牛肉の缶詰であることがわかり、解放される。　＝百年前新聞社 (1923/09/02)
— 百年前新聞 (@100nen_) September 2, 2023

速報◆2日、烏山事件。東京の千歳烏山で、地元の青年団、在郷軍人、消防隊などの約20名が朝鮮人17名を襲う。2名が逃走、15名が重軽傷を負う。通報を受けた警察が到着するが、うち1名は死亡する。　＝百年前新聞社 (1923/09/02)
— 百年前新聞 (@100nen_) September 2, 2023

【作家・芥川龍之介(31)】

2日、体調が悪化。地震の前から発熱していたが、体温が39度まで上がる。しかし、世間体を気にして自警団に加わる。廃墟になった街並みを見て「自然は人間に冷淡なり」と感じる。#それぞれの大震災
— 百年前新聞 (@100nen_) September 2, 2023

【品川の住民・小林三谷樹】

2日昼ごろ、食事の準備を終えたときに「井戸に毒薬を入れたものがいる」との騒ぎを聞き、食事を中断する。「横浜の暴徒が川崎、大森まで来た、このあたりは今夜が危ない」と聞き、逃げる。しばらくして、うわさが嘘だとわかり、家に戻る。#それぞれの大震災
— 百年前新聞 (@100nen_) September 2, 2023

このあとも、続く……ことになるだろう。

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ん？ただなんか、連続投稿がTPIだのへちまだのに引っかかって、なんか運用でトラブルが発生しているみたい。イーロンの野郎…