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John 8:32 Then you will know the truth, and the truth will set you free."  複数ブログの過去記事を移管し、管理の委託を受けています/※場合により、語る対象の「ネタバレ」も在ります。ご了承ください 

かつて「主人公が色んな部活を渡り歩く」ジャンルがあり、今は消滅した【創作系譜論】

あっ、表紙だけで「渡り歩き」っぷりがわかる


トシ坂上 on Twitter: "児童誌だと勝木一嘉「金メダルマン」なんかもその系譜かな" / Twitter


自分の記憶をたどると「コータローまかりとおる!」ぐらいまで遡るのかな。
ほぼ絶滅したのは、一ジャンルを描き続けたほうがいい、という判断か、さまざまな競技を漫画などで描くときの「リアリティライン」が上がったゆえか…


ひとつの変形としては、「何か正体不明の活動をしてる面白集団があっちこっちに顔を突っ込む」
※これが発展していくと、なぜか写真を撮る部活に「粉砕バット」が存在したりする。


「いろんな部活動とトラブル?を起こし『じゃあ〇〇で勝負だ!』と、まったく畑違いの分野をやることになる」という

…あ、これプロ野球選手になってから、なぜかプロゴルファーとゴルフ対決する「なんと孫六」だ。



まあ、今のところこのジャンルが途絶えた、という認定はできそうなのですが、何かの拍子にルネッサンスすることも無くはなさそうで……あるいはネタ切れした漫画がこうやってしれっとジャンルを一新して生き残り、結果的に「渡り歩く」状態になったりとかネ。


コメント欄より

tennteke

本宮ひろ志「さわやか万太郎」「硬派銀次郎」、宮下あきら「嗚呼!!毘沙門高校」部活じゃないけど「天より高く」、まだまだありそうですね。

14時間前 delete
流転

永井豪の「おれは女蛮」(サンデー)は連載の初期にそのパロディーやってますね、同時期に連載していた「イヤハヤ南友」(マガジン)にもその雰囲気があったような・・・

7時間前
流転

「おれは女蛮」ではなく「オイラ、女蛮」ですね、失礼いたしました。

7時間前
gryphon

80年代までかろうじて命脈があったのかな

7時間前
M77

そういえばドカベンは柔道やってた時期が意外と長かった気がします。でもあれは最初から野球経験があることを匂わせてたかな?
そういう感じで他のスポーツの経験が新しいスポーツで規格外の強さにつながるというのも、もう一つの定番ですよね。
これは多すぎて纏めるのは無理かもしれないですけど。パッと思いつくところでは新体操の身軽さをストリートファイトに活かすエアマスターとか、フィギュアスケートからホッケーへ転向するスピナマラダとか。

4時間前
hide

部活ではないですが、どおくまんの『怪人ヒイロ』は五輪100m走からはじまって陸上各種・野球・相撲他格闘技と転戦して最後に100m走に戻ってきてますね

【創作系譜論】
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