テレビ局系のニュースコンテンツが、新聞系をじわじわ侵食。要因のひとつが、無料という点。
— 閑居 (@doatease2313) July 4, 2023
感想
あー、そりゃそうか
— Gryphon(INVISIBLE暫定的再起動 m-dojo) (@gryphonjapan) 2023年7月5日
民放もNHKも、ニュースを有料化するモチベーションはない。それをする方がハードルがむしろ高い。
その結果、有料ニュースvs無料ニュースになり…どっちが領土を拡大するかは明々白々https://t.co/WHEFU3t4C7
この話は以前「いらすとや」に絡めて考えた。
新規参入や半アマ、フリー素材(「いらすとや」など)の増加で、コンテンツの値段が下落することについての感想。 -
無料で読める「コンプリート・ホームズ」がにわかに話題になって思ったこと(togetterのコメント欄より) -
「いらすとや」が世界に進出しても、あるいは各国で、その国版の「いらすとや」が生まれても…、全然ありそうだよね
この時、毛沢東の言葉というと、そのパロも避けたいところだけど「農村をもって都市を包囲する」ならぬ「無料をもって有料を包囲する」 ということがあると思ってきた。
ただ、これは、たとえばイーロン・マスク的な奇矯な大富豪が「自分たちの思い通りに世論を操作したい」と思って、私費を投じて無料ニュースサイトを作り、その影響力が旧来ニュース企業を脅かす…みたいなことを想定してた。
だが、そんなSF的な発想をするまでもなかった…。
「受信料(1局)や、テレビCMでの収入に頼っているテレビ局は、日々伝えるニュースの記事それ自体を有料にする必然性はなく、むしろそうすることのほうがハードルが高い。その結果、テレビ局系のニュース記事は原則無料で供給され、その結果、有料購読者のみ閲覧可能の記事をどんどん増やしている新聞系ニュースの領域を侵食し、いつの間にか読者を奪っていく…」
こんなことが起きている、のだろうか?あるいはこれから起こりえるのだろうか?