続報 昨日話題のアレは
bigcomics.jp
でした。
意外や、はてなブックマークが思いのほかついている。幸先いいのか悪いのか(笑)
編集長の言。
漫画サイト「#ビッコミ」オープンしました🌱https://t.co/ODeCbzvJuL
— ヤマウチナオコ|漫画編集者 (@Na0oCo) May 30, 2023
小学館の青年誌漫画をまるっと配信、コミチと運営します。…
さて、いろいろ漫画サイトとか漫画アプリの、しかも立ち上げについてはいろいろ申す事ありますが、それは別の機会に。
掲載の作品の中から、この前連載始まったときに書きたかったけどかけなかった話を書いておきたい。
それはこれ。
東村アキコ氏はすでに青春時代の自伝、回想録マンガ「かくかくしかじか」を描いて高い評価を受けている。
そこからさかのぼって、マンガ好きの少女だった小学生時代を描くようなのである。なにしろ、漫画を敷き詰めて、それでベッドを作って寝てたとか、そんな逸話まであるそうだし。
しかし!!
東村アキコ先生ですね、最近こんな作品を描いておられた。2020年の作品……
祖父にツイていたキツネさんの〝シゴキ〟でお金持ちに!?
実在の人物の経験をもとに、東村アキコが書き下ろしで挑む爆笑「起業」ファンタジー
井上正助は旅行代理店勤務のしがないサラリーマン。趣味の食べ歩きと旅で憂さを晴らす日々を送っていた。
そんなある日、先輩と出かけた京都の稲荷神社で、不思議な白狐に出会う。
訝しがりながらも、なぜかキツネに誘われるまま稲荷山の頂上まで上ってしまう正助。
そこでキツネは思いがけないことをささやく。
「ボクは稲荷神社の神様のお使い。キミのおじいさんにツイていたキツネだよ。
キミはおじいさんと違ってぜんぜんお金儲けができていないね」…。著者自身が出会った「お金持ち」をモデルに描く、商売繁盛、金運を呼び込むための究極の才能とは。
いや、先生はさまざまに、「成功」とか「ビジネス」について緻密な戦略を立てておられる。その企画をどうかすると、弟(森繁拓真)に強要するのはよくないが(笑)
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そして、成功者たる先生のもとには、「起業」とか、そういうことを成功した人も多いのだろう。
だけどねぇ…なんちゅうかスピリチュアルでポジティブな、ビジネスに対する「意識の高さ」を問うような……なんとも怪作といえば聞こえがいいが、その実「黒歴史」というか…「先生!大丈夫ですか!いろいろと!」的な、そういう世界で語るようになるのかな、とまで思った一作でした。
それを感じてたから、不安もあったのだよ。
2023年に、ビッグコミック系で少女時代の自伝漫画を描くというが、こういう意識高い話になるんじゃねーか……??と。
だけど「まるさんかくしかく」第一話のテーマは。
どこかできいたような……
アレのことか?
※しかし、宮崎っ子はひらけてるんだね。うちじゃー、小学生で男子から女子の家に電話かけて、取り次いでもらうなんて学校の連絡みたいな万事やむを得ない事態以外はまったく想定すらできなかった。たわいもない地域のうわさ話をするために電話とかするとか、リベラーるだ。
ま、それはともかくアレだーー!!!!
「チキン南蛮」。
そう、ここから、「ひまわりっ」でテーマとなった「むね肉かもも肉か」の大論争まで引き起こす「宮崎県とチキン南蛮」の話であったーーー!
なお、チキン南蛮については2013年であったか「三省堂国語辞典」が項目として収録したことが話題になった。
その時自分は、「結婚」の項目と、辞書の記述について、まさに5月30日に判決が出て話題になった同性婚の話と合わせて論じたのだった。2013年ということは、10年の節目か!!
チキン南蛮辞書掲載も10年目。
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