ちゃんと材料は仕込んでおくものですな。えーと2月…だったか、その頃のモーニング画像が、いま出したら旬になる。
ここで「同じ雑誌でネタかぶりの新連載が始まることもあるんだねぇ」という点に可笑しさを感じて紹介した中の
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「テレワァク与太話」ってやつのほう。
自分が当初から予想してたように、そもそも2作とも「not for me」テイストがあって、そもそも読んだり読まなかったり、な感じだけど「コロナ(→テレワーク)の漫画世界への影響」とか、「登場人物の一人が考古学者」てな設定がちょっとは気になって、完全には未読になってない。
そんな中で、まあロマンティックコメディだから「アパートの隣人」だった2人の関係が進展するのだけど、この作品では疾走感というべきか、
というような場面。
で、ぶっちゃけていけば、性的同意を確認していない行為。
実はこれ一作でなく、同時期だったか前後して、別の1、2作品でこの類の場面があったはず…だがそっちは記録しそこねて、何の作品だったかも忘れてしまった。
まあ、そっちを探さなくても古典から探せばいい。
真祖にしてフランス共和国から称号を贈られた高橋留美子シュヴァリエの「めぞん一刻」。フランスでは”ジュリエットジュテーム”。
こちらも同意なし。欺罔によってなした。
…キスして気持ちは変わらない?#女子流あげキス #めぞん一刻 pic.twitter.com/JUUSnuMyF8
— 犬ちゃんわっしょい! (@stuffgroove) 2018年5月19日
映画…それも欧米の映画にもあるとの情報も、あとから得た。
「ノッティングヒルの恋人」でヒューグラントと初対面のジュリアロバーツが去り際に不意打ちキスをする場面を観てこの女サイコパスやんけと腹を立てた記憶あり。傲慢なんだよな… https://t.co/vs3DhI6fb3
— pencroft (@pencroft) April 14, 2023
県立地球防衛軍のソレは時々思い出して恥ずかしくてたまらなくなる。 https://t.co/LLqbMAfyb6
— ムゲンホンダナ(本棚持ち歩き隊) (@hondanamotiaru) April 15, 2023
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…兄の偉大さが分かったか?と謎の自身をみなぎらせて胸を張る盛田。
ですが準は、恋人同士というには妙にぎくしゃくしている!とズバリ指摘してきたではないですか!
さすがは俺の妹、と準の指摘にうろたえる盛田と、とてもコイツの妹とは思えんと感心するバラダギ……
いつもの口八丁で乗り切ろうと特を空けた盛田ですが、その瞬間バラダギが盛田にキスしたではありませんか!!
あまりのことに固まる盛田と準……!
どう?納得した?と振り返るバラダギですが…(後略)
「らぶこめ男〜〜〜ッ」
これは時代……を云々するでもなく、当時だって実際にやったら犯罪として扱われる可能性は大きいだろう。
自転車で高速道路に乗り入れて超高スピードで走るのと同じぐらい、漫画では可能だが現実には犯罪・・・・・で済む話、かもしれない。
だがねー、「フィクションなら許されるが」「現実なら許されません」で済むかな?
こういうのは
「フィクションであっても(肯定的に?)描いてはならない」という区分もあるじゃないですか。
これ、どっちの方向にいくのでしょうかね?
これもブームの時代から、「いや現実には犯罪だし」というツッコミは数限りなくありながら、生き残っている「壁ドン」の親戚。
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解説するより、読めばわかる
これはアマチュアの方だったかな「手違いで一部屋しか空いてない」みたいな虚偽と圧力?を通じて同部屋に宿泊をしようとする男性のアプローチ…をちょっと憧れ目線で描いたイラストが騒動になりますた。
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実をいうと、現実社会でも「壁ドン」なり「不意打ちのキス」なりしても「先方が”後付け”で、それを不問に付した(極端にいえば「喜んだ」)」場合は、法的な問題は解消される…のかね?そうとも言えないような気もするが、この辺は詳しくないので保留。だが現実に罰されないような気もする。だからややこしい!部分もあることはあるんだ。
そして
「現実としてはいやだけど、フィクションの中ではロマンチックな設定だと思う」
という層はどのぐらいのボリュームで存在するのか。どちらの(あるいは第三の、も含めた)ジェンダー側にそれは顕著なのか…
世の中には「男女の描写では許されないがBLでの描写ならいい」という一派もいるようで…。
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ただ、「壁ドン」にしてもこれにしても、あまり思い入れのないジャンルというか設定なので、
「へー、この設定、なんだかんだ言ってもまだ生き残ってるね、よく使われるね」となっても面白いし「わはは、コンプラ徹底したんだろうか、こんなシーン今じゃ無くなったわー」となっても面白い。どうなっていくか、ちょっと「観察」する価値はありそうです。