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John 8:32 Then you will know the truth, and the truth will set you free."  複数ブログの過去記事を移管し、管理の委託を受けています/※場合により、語る対象の「ネタバレ」も在ります。ご了承ください 

雑誌「SWITCH」8号が『少年ジャンプ+』特集をしてました。ロボコも最新回はジャンプラを弄り倒す(笑)

って、発売されたの7月やん!!

2014年9月22日より集英社が配信しているマンガ誌アプリ「少年ジャンプ+」。
独自の編集方針でオリジナル作品を積極的に掲載し、話題作・ヒット作を次々と生み出してきた。
オリジナル作品をアプリインストール後1回限り全話無料で閲覧できるようにするなど、
大胆な施策で今の時代のコミックのあり方を更新していく「少年ジャンプ+」のこれまで・これからを、
連載作家陣や担当編集者への取材を通して探る

藤本タツキ
ファイアパンチ』『チェンソーマン』
『ルックバック』『さよなら絵梨』

賀来ゆうじ
『地獄楽』

遠藤達哉
SPY×FAMILY』

松本直也
『怪獣8号』

龍幸伸
『ダンダダン』

自分は漫画「サイト」のほうは、けっこう早めに追いかけてたと思うけど、「アプリ」のほうは実に遅いし、熱心ではなかった。ジャンプラなんて存在を全然しらないから「彼方のアストラ」も連載終了して評判になるまでひとつも耳にせず、「篠原健太氏の名前を聞かないのは、大いに稼いで早期引退し悠々自適(いまでいうFIREだ)だからにちがいない、それもまたよし」という妄想を語っていたりしたのだからね(笑)。…つまり2018年まで存在を知らなかったのか、俺。


しかし、いまやジャンプ本誌にも劣らぬヒット作を飛ばしたり、そもそも外国にリアルタイムで翻訳版が供給されるからどうかすると世界的な人気を博したり、と、まさに新たなところから出てきて「業界のど真ん中を行くぞ!」状態になったのはもはや言うまでもない。皮肉じゃなく本当の意味で「ジャンプラ旋風がマンガ界に吹き荒れるな!」状態なのだ。


それを雑誌が「特集」しようと思うのも理の当然か。



そしてそもそも最新回の「僕とロボコ」はタイトルがそのまんま「ジャンプラとロボコ」である。




「僕とロボコ」でジャンプとジャンプラを両方ヨイショする賞


しかし…どうだろうね、自分はこれに懐疑的。16作品だっけ、20作品だっけ?ジャンプ本誌にはどうやったってそれしか連載が入らない、何かを始めるには何かを打ち切らねばいけない……の緊張関係が、作家の猛烈なやる気を引き出したり、ジャンプに「権威」を持たせる(まあ、紙の週刊誌はどこも同じだけど)、という面は確かにあるといえば、ある。しかし、サイト・アプリは理論上、無限に(予算の範囲で)連載作品も読切も、多数載せることができるわけで…これはぶっちゃけ「百発百中の砲一門(16作品?)vs百発一中の砲百門」の論理という奴で……「紙のジャンプに載っているのが一軍、ジャンプラは二軍」という、読者のほうの反応というか格付けの意識が、下駄をはかせている時間が続く間の話じゃないかしら。
そして、その格付け意識は、急速に失われている……小学生も中学生もスマホを持っている今、ジャンプラ…というかサイト・アプリに載っている無料購読可能の作品が本道で、「有料で買う紙の雑誌(+電子書籍)」は、非常にマニアックな未知の作品……になりつつある、という話はしょっちゅうきく。どうかするとピッコマ!やらtoomicsの作品の方が馴染んだりしてるんだよ!! ただは強い!スマホは強い!ウェブトゥー―ンは強い!!!



そんな時代にのみこまれ、あたしも、少しづつジャンプラ読んでます。ブラウザ経由なのが旧時代人。

そういえば「今こそ旧態依然の漫画サイトをリニューアルしなきゃ!!!」的ストーリーは重版出来!でもやっていたけど、そのやり取りが妙に生々しすぎた、なんてこともあったな(笑)