って、発売されたの7月やん!!
2014年9月22日より集英社が配信しているマンガ誌アプリ「少年ジャンプ+」。
独自の編集方針でオリジナル作品を積極的に掲載し、話題作・ヒット作を次々と生み出してきた。
オリジナル作品をアプリインストール後1回限り全話無料で閲覧できるようにするなど、
大胆な施策で今の時代のコミックのあり方を更新していく「少年ジャンプ+」のこれまで・これからを、
連載作家陣や担当編集者への取材を通して探る藤本タツキ
『ファイアパンチ』『チェンソーマン』
『ルックバック』『さよなら絵梨』賀来ゆうじ
『地獄楽』松本直也
『怪獣8号』龍幸伸
『ダンダダン』
自分は漫画「サイト」のほうは、けっこう早めに追いかけてたと思うけど、「アプリ」のほうは実に遅いし、熱心ではなかった。ジャンプラなんて存在を全然しらないから「彼方のアストラ」も連載終了して評判になるまでひとつも耳にせず、「篠原健太氏の名前を聞かないのは、大いに稼いで早期引退し悠々自適(いまでいうFIREだ)だからにちがいない、それもまたよし」という妄想を語っていたりしたのだからね(笑)。…つまり2018年まで存在を知らなかったのか、俺。
しかし、いまやジャンプ本誌にも劣らぬヒット作を飛ばしたり、そもそも外国にリアルタイムで翻訳版が供給されるからどうかすると世界的な人気を博したり、と、まさに新たなところから出てきて「業界のど真ん中を行くぞ!」状態になったのはもはや言うまでもない。皮肉じゃなく本当の意味で「ジャンプラ旋風がマンガ界に吹き荒れるな!」状態なのだ。
それを雑誌が「特集」しようと思うのも理の当然か。
そしてそもそも最新回の「僕とロボコ」はタイトルがそのまんま「ジャンプラとロボコ」である。
今週の『僕とロボコ』
— Day (@Daybreak_again) October 17, 2022
第109話「ジャンプラとロボコ」
ジャンプラデビューしたロボコの作品評価はボロボロで……でも、毎回応援してくれるファンも居て。
これオチの煽り分と合わせて完成する気がするのだが、単行本に本誌の煽り文って入らないよね? pic.twitter.com/6IxDm5VafK
1アンデラ
— やぐち (@yaguti13) October 17, 2022
シェンとファンのシーンだけで1位確定
2僕とロボコ
高い自由度で挑戦的なのにジャンプラじゃなく本誌掲載なロボコ
3ウィッチウォッチ
謝罪スタンプちょっと欲しいわ。
使いどころ難しいけどw#今週のベスト3 #wj46 pic.twitter.com/OPnVTbvNqG
#wj46 僕とロボコ
— 真黒コスモス (@axelmagro) 2022年10月16日
ジャンプラの宣伝と創作者心構えのミックスで生まれたような回。前半はまともに良い話してるな…ってのもありつつ後半は承認欲求モンスターが暴れるだけ暴れて動かないの面白かった
#wj46 僕とロボコ
— 真黒コスモス (@axelmagro) 2022年10月16日
前半のジャンプラの露骨な宣伝、本当に一時期のジャンプラは大人な作品だらけで18歳以上対象アプリに認定されたりそれはもう凄かった 今は本当にトライアングルもおるでのう
#wj46 僕とロボコ
— 真黒コスモス (@axelmagro) 2022年10月16日
自由と挑戦のジャンプラ、競い合いの伝統な本誌、それぞれがライバルっていう解説はめちゃくちゃ真っ当だ…(悪ブウはブウのライバルじゃねえだろ)(ピッコロも神のライバルじゃねえよ)
#wj46 僕とロボコ
— 真黒コスモス (@axelmagro) 2022年10月16日
ついにロボコがパクらずオリジナルで240ページも描いたの確かにめちゃくちゃな進歩といえばそう(めちゃくちゃの意味が違うが…)そこをちゃんと褒めるボンド、聖人・・・
#wj46 僕とロボコ
— 真黒コスモス (@axelmagro) 2022年10月16日
作品じゃなくて自演コメント即投稿でイイジャン貰いにいくの、悲しき欲求モンスターとしてあまりにリアルで哀しいw
しかし…どうだろうね、自分はこれに懐疑的。16作品だっけ、20作品だっけ?ジャンプ本誌にはどうやったってそれしか連載が入らない、何かを始めるには何かを打ち切らねばいけない……の緊張関係が、作家の猛烈なやる気を引き出したり、ジャンプに「権威」を持たせる(まあ、紙の週刊誌はどこも同じだけど)、という面は確かにあるといえば、ある。しかし、サイト・アプリは理論上、無限に(予算の範囲で)連載作品も読切も、多数載せることができるわけで…これはぶっちゃけ「百発百中の砲一門(16作品?)vs百発一中の砲百門」の論理という奴で……「紙のジャンプに載っているのが一軍、ジャンプラは二軍」という、読者のほうの反応というか格付けの意識が、下駄をはかせている時間が続く間の話じゃないかしら。
そして、その格付け意識は、急速に失われている……小学生も中学生もスマホを持っている今、ジャンプラ…というかサイト・アプリに載っている無料購読可能の作品が本道で、「有料で買う紙の雑誌(+電子書籍)」は、非常にマニアックな未知の作品……になりつつある、という話はしょっちゅうきく。どうかするとピッコマ!やらtoomicsの作品の方が馴染んだりしてるんだよ!! ただは強い!スマホは強い!ウェブトゥー―ンは強い!!!
そんな時代にのみこまれ、あたしも、少しづつジャンプラ読んでます。ブラウザ経由なのが旧時代人。
そういえば「今こそ旧態依然の漫画サイトをリニューアルしなきゃ!!!」的ストーリーは重版出来!でもやっていたけど、そのやり取りが妙に生々しすぎた、なんてこともあったな(笑)
本日4月12日(火)発売!松田奈緒子先生の「重版出来!」18巻に収録の、マンガ制作アプリのエピソードにCLIP STUDIO PAINTが取材協力をしました。マンガに関わる一人ひとりの人間ドラマに注目です。
— CLIP STUDIO PAINT(クリスタ) (@clip_celsys) April 12, 2022
重版出来!: https://t.co/uMhNk52n6B pic.twitter.com/y0FJH2mFJu