話題が古い(もう連載は数週間前に始まってる)のは、コミックDAYS経由になってから数号遅れで読むことが多いがゆえなのでお許しありたい。
「MASTERキートンみたい」というのは第1回では
「凄腕の軍事技術、戦闘力を持ってるが、見た目はさえなくて、実際にその現場に直面しない限り、その凄腕の戦闘力はわからない」という点だ。

ただ、それを単純に面白おかしいヒーローものとして描くものはMASTERキートンじゃなくてもかなり多い。
「国際テロ組織に拉致され、戦闘工作員となった男・島崎慎吾。30年の時を経て、組織からの脱出に成功した彼」
というキャラクター付けによって、単純な痛快活劇じゃなくて、なんかの陰影が施される…ような気がするので、あえて先物買いで「MASTERキートンのような」とした。
「平和な日常の日本で、軍隊的な思考や習慣を残した人間が浮いてしまう」という系統のコメディタッチの作品も、それなりに多いが、そっちに行く可能性もあり、やはり上のハードな設定がそっちにはいかせないようでもあり。
2回目、3回目をこれから読めばわかってくるのだろうけど。