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John 8:32 Then you will know the truth, and the truth will set you free."  複数ブログの過去記事を移管し、管理の委託を受けています/※場合により、語る対象の「ネタバレ」も在ります。ご了承ください 

参院選前に「90-ゼロ年代、表現規制に反対した野党政治家」へ再度『今の表現問題へのスタンス』を問う(確認する)場が作れないかな?【夢想】

「なんでよりによって自民党から出るんですか?」『ラブひな』『ネギま!』…ヒットメーカー赤松健を決心させたもの | 文春オンライン



これに関連してつけた当方のブクマが(うち基準で)少し反響を呼んだので、
いちおう長文の記事としても書いておこう。



2000年代(ゼロ年代)において、いわゆる「表現規制」問題……それも漫画などの性表現の規制に関連して、当時の野党陣営・非自民陣営に、その規制に慎重な政治家が多かった、というのは事実だったと思う。

しかし、その風潮が今現在変わっている…と当時から漫画家の立場で表現規制反対の運動を行い、その一方で今度自民党から参議院選挙に出馬する、赤松健氏が語っている。

何しろ当事者であるから発言に重みがある。


というか、そもそも的に…政治というのはどうしても、「A党が右むきゃB党は左」という面がある(それが一概に悪い事ともいえない)

あの当時は「石原慎太郎都政(および自民党などの保守派)」に対してのアンチ活動になり得たから表現規制反対のスタンスだったが、石原系の国政勢力(日本のこころやらたちあがれ日本やら)も壊滅し、本人も逝去した今は、そのスタンスをとる必要も無くなった…が本音かもしれない。
ジェンダー系の争点を重視する運動団体などが、むしろ自分たちの党の支持勢力にななりつつあるからそことは喧嘩したくない、なんてスタンスかもしれない。

関連した、ちょっと面白い記事

九郎政宗は元々規制反対派だった!?

note.com


そこでだ。

「いや、今でも野党陣営こそが表現規制に慎重な立場なんだ」と言う視点から赤松健参院選当選、あるいは漠然と表現規制反対というスタンスに立つ有権者層を自民党が引き寄せることがないようにするには……

90年代から00年代にかけて、表現規制に慎重だったとされる 野党議員に、そろそろ山陰線の準備も本格化する今、2022年現在、再度インタビューなどをして「今でも当時と同様に表現規制には反対ですよね?」ということの言質を取る…のみならず、ここ最近ネット上などで議論を呼んだ「表現/ジェンダー/自由/抗議行動…」などの諸々のテーマに対して具体的なスタンスを聞いてみる。
そんなインタビュー記事を、どこかがやってくれないだろうか。

献血でもCMでも本の表紙でもVチューバ―でもオープンレターでもサイゼリアでも(笑)、何でもいいからさ。

これ、正直、さすがに本当に選挙シーズンとなったらさ、小さい話題過ぎて、ヘッドラインに並ぶような政治的争点じゃない。
・いまの段階で
・そのテーマを追ってるようなところが
・じっくりと、具体的な話題に即して

質問をする。
そのスタンスが、 かつてと同様であるのなら”言質”が取れる。
これ一つだって、重要なトピックだろう。

スタンスが変化したなら、 これも言わずもがな。
その新しいスタンスに賛成であれ反対であれ、投票行動をする上で参考になる。

ブクマでは
「うぐいすリボン @jfsribbon 」を挙げたけど、並んだブクマ見て思い出した、 id:taka_take  さん、高村武義 #WalkAway @tk_takamura さんとかで、「90―ゼロ年代表現規制反対の立場で尽力してた」枝野幸男福島瑞穂菅直人、(区長に転向したが保坂展人も)の各氏に、あらためて話を聞いて立場を確認する、というのをやってもらえないかなー、と。
そういう場は不可能じゃないと思うのだけどね、ぶっちゃけ、以前より暇な時間が増え、メディアの露出数は減った人のほうが多そうだし(笑)


もちろん、反対の立場の人が
「今は、ジェンダー視点からの表現規制(あるいは「市民の立場からの批判によって自主的な視点のアップデートが」うんぬんでもよろしい)に賛成の立場ですよね?」
「90-ゼロ年代とは立場を変えましたよね?」
みたいな視点から確認をする、そんな聞き手であってもいい。

いま現在のスタンスがわかればいいのだから。


そんなことを、一方の政治勢力の側から赤松健氏が立候補したことを受けて考えた次第です。