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John 8:32 Then you will know the truth, and the truth will set you free."  複数ブログの過去記事を移管し、管理の委託を受けています/※場合により、語る対象の「ネタバレ」も在ります。ご了承ください 

「拉致誘拐時『助ける役』を装い『さあ逃げよう』とやれば、相手を自主的に動かせる」【推理トリックメモ】

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イブニング「別班の犬」より 誘拐方法『助ける役のふりをして「さあ一緒に逃げよう」』

いま、イブニングで連載3回目の「陸上自衛隊特務諜報機関 別班の犬」という作品がある。
名前だけはおどろおどろしい感じだけど、連載1,2回目を見る限りはリアリティをまったく重んじずに、アクション描写などに重点をおいた作品のようで、自分的には NOT FOR ME、あまり面白くない……このままだったら読み飛ばすかも、な感じである。

この前のかわぐちかいじ「シガラ」だっけ? リアル寄りに始まってた作品も、結局日本でのクーデター計画みたいな、あまり緊迫感のない話になってしまった。

だけれどもこういう作品であっても、
いやだからこそ?
細部にはちょっとした犯罪・諜報のノウハウや蘊蓄を紹介してリアリティを装飾する。
いやそういうののリアリティも究極的にはわかんないけど、
まあちょっと面白くて、この種のことをこれまでもメモにしてた。


これに 【推理トリックメモ】 という※準タグ をつけて、。この言葉でブログ内を検索すると関連記事が読めるようにしようと思う。(可能なら遡って過去記事にもつけたい)



んで、最初に記録しておくのが冒頭の画像。

本当に、そちらのほうが効率的なのかっていえばちょっと「?」がつくし、実際にそんなことを実行する犯罪者や国家組織があるかわからんけど、
(この漫画では、拉致対象に銃を突き付けている仲間を敢えて蹴り飛ばして自分を助けに来た人間だと拉致対象に誤認させるという設定)

ターゲットAに対して、最初の役が暴力的に絡んで恐怖を与えて、そこに偶然を装って助けに入り「ひとまずここから逃げよう!僕についてきて!」とかいえば、そいつが見知らぬ人でもとりあえず従順についていくだろうし、どうかすると、その人の車に乗り込んだりするかもしれない。


いちおうは、
ある種の犯罪類型として、知っておいての警戒をしたほうがいいかもしれない。



・・・・・・・と、こういうミステリー・スパイ系の作品に登場するトリックの蘊蓄やテクニックを収拾する記事。