INVISIBLE D. ーQUIET & COLORFUL PLACE-

John 8:32 Then you will know the truth, and the truth will set you free."  複数ブログの過去記事を移管し、管理の委託を受けています/※場合により、語る対象の「ネタバレ」も在ります。ご了承ください 

『昔はラノベの悪口は「文章スッカスカ、下部分真っ白」だったが、今は「文章がクドい」に』(笑)



いや、これを象徴するような平成初期・後期のギャグマンガ2題。
前も書いたが
「批評はパロディの代わりは出来ないが、優れたパロディはそれ自体が批評である」という命題そのまんま。

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GS美神」でのラノベへの皮肉


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スケットダンスラノベ風刺パロディ

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端的すぎんだろ(笑)
いや椎名高志のほうは、あくまでも大正昭和初期の文豪(しかしその作品が猟奇的すぎて悪霊になった)の霊がそう主張してるって設定やで?




しかしまあ、たしかにそういう悪口は聞くことがある。
前者はリアルタイムで、自分で言ってた(笑) だってだな、とある事情で知らないのにもらった一冊「殺人切符はクローバー色」というやつがな…
ま、それは余談。
だいたい下半分が真っ白なのは
夢枕獏
格闘技
小説
だったよな。
そうだ。
その通りだ。
すごいな、お前______。




もちろん、ツイートされた本人もこの見立てはかなりざっくりしたもので、そういう前提がそもそも正しいかわからない、と仰っておられるが、
時代の中で、ジャンルの特徴といった大きなものまで気づかずに転換しているという象徴的な意味合いとして十分、それ自体が批評になっている気がして面白かった。