いまでいうライトノベルとその周縁で「文がスカスカで下半分が白い小説」という批判的言説、(90年代初期からしばらくくらい??)けっこう散見された時期があった気がするけど、その後は逆にページあたりの文量がくどいという石を投げられる作品が台頭したような……どのへんで潮目が変わったんだっけ
— みやも(大阪府) (@miyamo_7) November 30, 2021
いや、これすごいふんわりした記憶と印象で言ってるんで問い立てそのものに難があるかもしれないけど(いま現在でもスカスカ批判される作品はあるだろうし) https://t.co/6szyoKptLU
— みやも(大阪府) (@miyamo_7) 2021年11月30日
ハルヒのヒットで、ラノベを偏見で語る人たちの世代が「あかほりのイメージをずっと引きずっていた世代」から「ハルヒしか知らない世代」に更新されただけでは。
— mizunotori (@mizunotori) November 30, 2021
いや、これを象徴するような平成初期・後期のギャグマンガ2題。
前も書いたが
「批評はパロディの代わりは出来ないが、優れたパロディはそれ自体が批評である」という命題そのまんま。

GS美神の
— いかてん (@igacrystal) February 13, 2021
「現代のラノベ作家と、明治の文豪の幽霊が対決する話」
が大好きなんだけど、今になって読み返すと、現代のライトな小説もケータイ小説からなろう系と、この当時からだいぶ様変わりしたので、一度リメイクして欲しくなる。 pic.twitter.com/jKvYuqABYl

端的すぎんだろ(笑)
いや椎名高志のほうは、あくまでも大正昭和初期の文豪(しかしその作品が猟奇的すぎて悪霊になった)の霊がそう主張してるって設定やで?
しかしまあ、たしかにそういう悪口は聞くことがある。
前者はリアルタイムで、自分で言ってた(笑) だってだな、とある事情で知らないのにもらった一冊「殺人切符はクローバー色」というやつがな…
ま、それは余談。
だいたい下半分が真っ白なのは
夢枕獏の
格闘技
小説
だったよな。
そうだ。
その通りだ。
すごいな、お前______。
もちろん、ツイートされた本人もこの見立てはかなりざっくりしたもので、そういう前提がそもそも正しいかわからない、と仰っておられるが、
時代の中で、ジャンルの特徴といった大きなものまで気づかずに転換しているという象徴的な意味合いとして十分、それ自体が批評になっている気がして面白かった。