石破茂首相は10日、戦後80年に当たって先の大戦に関する見解を発表する。過去に閣議決定した戦後70年談話などを考慮し、今回は閣議決定を経ない首相個人としてのメッセージにとどめる。ただ、自民党は総裁選で保守色の強い高市早苗氏を新総裁に選出した。「保守回帰」が鮮明となりつつある自民内では首相見解に否定的な声が強まっており、政権最終盤になっても摩擦を生む事態に陥っている。
首相は8日、戦後70年談話作成に関わった北岡伸一・東京大名誉教授と首相官邸で会談し、見解の内容について意見交換した。北岡氏は会談後、「首相はなぜあのような戦争になったかに一番関心をお持ちで、それはこれまでの談話であまり触れていない」と指摘。「過去の談話を上書きするようなものにはならないのではないか」と記者団に説明した。
首相は訪米中の9月24日に記者会見し、見解を発表する方針を正式に表明した。「戦争の記憶を決して風化させてはならない、二度と戦争を起こさないという観点が重要だ」と強調。「なぜ、あの戦争を止めることができなかったか。政治はいかなる役割を果たし、果たさなかったかという問題提起がなされており、私なりの考え方を申し述べたい」と……
mainichi.jp
「なぜ戦争を止められなかったか」
— ちか☮️💜 (@qrp4t) October 10, 2025
戦後80年【石破総理見解を午後発表】
石破総理
「二度と戦争を起こさせないことが重要」
→平和を求めるため何が必要かメッセージを発信
「必ず負ける」という調査研究があったのに
なぜ戦争に突き進んだのか
自身の見解発表へ。#石破やめるな #石破総理がんばれ pic.twitter.com/Q0YkDU0jNu
「見解」でも「談話」でもブログ記事でも、好きな形式で好きに語ってくれ(ただしいろんな識者と準備をしてくれ)というのがそもそもの感想だし、内容もそんなに突飛というか論争を引き起こすようなものではないだろう、と思っているんだけど、それはそれとして「別の事件が起きて、話題が霞む」というのは、これはコントロールが効く話ではない。賀茂川の水と賽の目と僧兵のごとく。
地上波放送のニュース時間と、新聞雑誌の「紙面」はさすがに有限であり、ゼロサムゲームなことは動かせない。
だが「自民党」の中で少しなんちゅうか調整はできなかったんかねぇ…。

