ライターやってると企画提案を必ずするのですが、
— ヒオカ|無いものにされる痛みに想像力を (@kusuboku35) November 28, 2021
企画がボツられる理由として恐ろしいなと思うのは、
「批判はダメ」
というもの。
何社かこれで断られるんですけど、
批判がダメな理由って、、、
批判を避けるメディアの未来とは。
確かに近年、「エライ人が裏金」「愛人がいる」みたいなスッパ抜きが徐々に読まれなくなってきてて、本当に“批判的要素”のない話のほうが好まれる傾向があります。「売らんかなの暴露記事」みたいな言い方があるけど、「売らんかな」の人は大抵、健康企画やスピリチュアル系に行ってしまいました。>RT
— OGAWA Kandai (@grossherzigkeit) November 29, 2021
はたからは負け惜しみみたいにしか聞こえんと思いますが、いわゆるスクープ報道が文春砲に偏ってるのも、「スクープ記事は意外に費用対効果が悪い=抜いても売れない」という認識が広まっちゃって、多くの媒体が「金と時間かけてスッパ抜きやるより、健康企画でラク~に稼ぎたい」となっちゃったから。
— OGAWA Kandai (@grossherzigkeit) November 29, 2021
こういうとアレだけど、「中国や韓国をやっつけろ!」みたいな記事も、要は“批判系の記事”ですからね。思われてるほど売れないんですよ。「売れるために外国たたき」みたいな言われ方は本当にアレで、単に金が欲しけりゃ「ふくらはぎを揉んだらガンが治る」とかやります。そっちの方が絶対儲かるから。
— OGAWA Kandai (@grossherzigkeit) November 29, 2021
スポーツでも今の時代はスクープネタの費用効果が確実に落ちている実感がある。スクープは見出しに必要な情報が収まるし、インパクトのある情報ほど速攻で広まって賞味期限が短くなる。文字情報なら「ある程度の量を読んで初めて意味が伝わる」内容でないと商品価値が出ない。
— 大島 和人丨1月14日『Bリーグ誕生 日本スポーツビジネス秘史』発売 (@augustoparty) November 29, 2021
例えば自分は芸能系はまったく不案内なんですが、そっち方面の知己によれば、「ベッキー不倫」というニュースがあったら、ネット民は「“ベッキー不倫”という一行情報で、いろいろSNSで語ること」が好きなわけで、雑誌買って、男が誰とか、どこのホテル行ってたとかは二の次なんだということでした。>RT
— OGAWA Kandai (@grossherzigkeit) November 29, 2021
某誌のように「死ぬまで〇〇」「医者が絶対飲まないクスリ」はウケてるのか https://t.co/W7k8ZUkWnB
— 虚無deギャルソンZ (@yoka1210) November 29, 2021
一時ほどの勢いはなくなったようですが、本当に「高齢者向けの健康企画」、あと終活関係(これだって高齢者向け企画ですが)は、昨今の一般的出版事情から考えたら信じられないくらい売れます。シャブみたいにハマっちゃう編集者もいて、一度やったら帰ってこれなくなる例があるくらい。>RT
— OGAWA Kandai (@grossherzigkeit) November 29, 2021
なんとなーく、知ってた。わかってた。だが知りたくなかったな…