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John 8:32 Then you will know the truth, and the truth will set you free."  複数ブログの過去記事を移管し、管理の委託を受けています/※場合により、語る対象の「ネタバレ」も在ります。ご了承ください 

大阪W首長選は「民意神学」に難問(ex:沖縄県との整合性)を突き付ける…

統一地方選
注目の大阪で結果が出た。たかじんのばぁー。(意味不明)
そのおかげで、過去の当ブログ記事にも来客がある。当ブログ記事っつっても、雑誌「宗教問題」発行人にして南北戦争研究家の小川寛大氏のツイートを表示しただけにすぎんのだが、まぁこれ以上ないほど的中させたわけで。

m-dojo.hatenadiary.com

この選挙直前、そしてこの後も、小川氏はいくつかツイートしている。
ここに寄り道するより、直に見たほうがいいんでないかい。

twitter.com

たとえばこんな興味深いツイートをしておられるぞ。(以下抜粋、ぜんぶではない)
<投開票直前>


<選挙後>




続き 「民意神学」の難問…?いや、一貫させようと思えば簡単に一貫するけど、そうしない場合が難問なんだがね!

同じ「首長選挙」で合わせるために、ことしの住民投票ではなく、昨秋の知事選のほうにリンクを張ろう。
www.asahi.com
www.nishinippon.co.jp
ryukyushimpo.jp


・・・・・・・・まあ、その、なんだ。

これが周囲にソンタクしない「選挙民意原理主義」に立てば、別に迷いはないのですよ。
「沖縄は基地反対。大阪は都構想推進(少なくとも、再度の住民投票実施)。どちらも、それを公約として全面に掲げた候補が勝利したことで、当該地域の民意は示された。それを尊重せよ」と。


あるいは「首長選挙は、個々の問題はそれはそれで、ダイレクトに民意を反映しているわけではない。というか、大所高所の見地に立てば、当選候補が目玉スローガンにした政策を、必ずしも実現する必要はない(国や他自治体が、賛同する必要はない)」という、別の意味の「選挙民意否定原理主義」に立てば、これも迷わないのですよ。

【大阪知事選&市長選は民意、沖縄知事選は民意ではない/沖縄知事選は民意、大阪知事選&市長選は民意ではない】、こういう話だと、ちょっとそりゃ整合性に難がある。
まぁ、たとえば、あのクロス辞職&立候補はトリッキーな戦術に過ぎた、とか沖縄はその後、あらためてワンイッシューでの住民投票を行ったので民意が補強されている、とかそのへんのことが争点になるのでしょうか。


選挙というのは、最終的には票の数で、一番多い候補が当選するに過ぎない。そこに、何の意味や正統性を付与するかは、やはり一種の「神学」とならざるを得ないのでしょう。
たとえば2005年の小泉郵政選挙衆院の解散だから、本来は法案が審議され否決された参議院の構成にはいささかも変化を与えないのだが、それでもそれが「民意」だとして参院も態度をあらためるべきだ、との意見が優勢になり、実際に参院では再度民営化法が可決された。(衆院再議決で必要な三分の二以上を自民が取ったからかもしれないが)こういうのが「民意神学」だと思うのです。


さて、社説来た
www.asahi.com
editorial.x-winz.net