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John 8:32 Then you will know the truth, and the truth will set you free."  複数ブログの過去記事を移管し、管理の委託を受けています/※場合により、語る対象の「ネタバレ」も在ります。ご了承ください 

本日からドラマ「ここは今から倫理です」開始。好きな作品じゃないが「大人のおとぎばなし」の一種ではある


「倫理」とは人倫の道であり、道徳の規範となる原理。学ばずとも将来、困る事はない学問。しかし、この授業には人生の真実が詰まっている。クールな倫理教師・高柳が生徒たちの抱える問題と独自のスタンスで向かい合う――。新時代、教師物語!!


自分は、抜かりなくこの原作漫画を1巻だったか2巻だったか読んでいます。その結果、少なくとも自分にとっては「NOT FOR ME」であるという結論に達しました。
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ただし、それでも語るべきことはある。
それはおそらく、自分がいろいろ、勝手に探して採集し、分類している「大人のおとぎばなし」の一類型であるのだろう、ということ。
それも、リンク先のコレに近い。

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これが好まれるのは【大人のおとぎばなし】であると同時に【インテリのおとぎばなし】であるからだろう。インテリとは別にエリートのことではなく、本を読み、物語に親しむ…層全体である。
自分の語る言葉が、社会を動かす。それも「非インテリにその言葉が届き、納得され、指導原理となる」・・・・・・・なかなかに、そうはいかない。
だからこそ、好まれる物語なのだろう。だから、この類型は少し変形させれば、いくらでも使える。

以前から追っている「おとなのおとぎばなし」の変形として
「頭でっかちのインテリが、素朴で無知な非教養人と交流し、地に足の着いた世間知を知る」話や、あるいはそれを全く裏返しにした「無知無教養を全く恥じず、学問知に無関心・あるいは侮蔑、敵愾心を抱いていた非教養人が、知識人と交流し、学問知の意義を知る」話(この二つが、「お互いに」という形で交錯するのも多し。)というのは純粋に、ドラマとしても好まれるものだ、と思うのです。
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このテーマの「典型」として、作品モチーフが作られてる、というのが原作を多少読んでの感想です。
それが成功か失敗か、NOT FOR MEかはさておき、定期的にこういう作品は出てほしいもの。


類似の作品も、いろいろあったような……「哲学」は、まあ行ってみれば中国武術とか、心理学分析とか、中国古典とか、オカルト占いとか、「ワビサビの精神」みたいに(笑)、…普段はそのすごさが測定不能で、あんまり人が見向きもしてないから、一回転して、何かを癒して解決してくれる万能薬のように扱われる、というパターンもあります。一番当人にとってツライのがインディアン(アメリ先住民族)のお年寄りのお言葉じゃないか、と思う。…そこには数千年の英知が宿り、ものごとをなんでも解決してくれる、みたいな周囲の期待がスゴイ(笑)。


「このままじゃいかんのじゃよ。だから精霊は、このままじゃいけない、と言っている」ぐらいの感じの内容かもしれないのにさ(笑)



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