4年前のtogetter
統計的分析で次々と正確に選挙結果を予言し
— gryphon(まとめ用RT多) (@gryphonjapan) November 10, 2016
「不敗のマジシャン」
「ミラクル・ネイト」と呼ばれたネイト・シルバー(※呼ばれてねえよ)
だが、英国EU離脱に続き連続で予測失敗。総括が注目されたが、
「まず 寝させろ」
というまんが家みたいな、
それはそれで納得するコメントだった。 pic.twitter.com/9EiDdoqbxb
今回は、その「世論調査」が再度、トランプ王国征服を目指すリベンジマッチである。
さすがに今回は数字に差もついているし、自分は世論調査が勝つ(予想通りのバイデン勝利)と思っているのだが、たまたま普通は見ない「Mr.サンデー」を見てたら、木村太郎が「まだまだ勝負はわからない/というかトランプが勝つ」というスタンスに立って解説してた。
えーと、放送中に出ていた図版がほしいんだが…
あー、ありました。
隠れキリシタンならぬ「隠れトランプ」が多くいると言う。
— Fanta (@mkidfantastic) 2020年10月25日
反トランプに危害を加えられることを恐れ、アメリカ人も意外と政治信条を言えないらしい。トランプ大統領は確実に国を良くしていて、それを身に染みて感じている人々が、実は多い。バイデンなんてそもそも目じゃないのです😜🇺🇸 pic.twitter.com/LcZN16hNE6
米大統領選、ほとんどのメディアがバイデン寄りなので、何が真実かわかりにくくなっているが、今日のMR.サンデーは違った観点で面白かった😃
— ダゥ (@jreit2020) 2020年10月25日
私もトランプ勝利ではないかと思っている😎隠れトランプが多い理由も説明していたので、ご参考😊#米大統領選 #木村太郎
⬇️MR.サンデー pic.twitter.com/U6slcRZnRa
自分は、こういう要素をすべて織り込んだ上で、主要なアメリカの世論調査機関と放送はバイデン勝利を予測していると思うのだが、ただそれでも木村太郎氏の解説では新情報があった。
ほかの情報は正直うーん?な漢字だけど
「トラファルガーという世論調査会社は前回、トランプ当選を当てた。
この会社は、『接戦州』の調査にとくに特化してソースを割くという特徴があるからだ」みたいなこと言ってた。
※そもそも同社自体が共和党寄り、という論も検索したら出てきたが…
@daitojimari
— 小春日和 (@nature117) 2020年10月21日
本日の文化人放送局でケントさんもトラファルガーグループの世論調査だとトランプ再選だとおっしゃってました。https://t.co/oXa7iEDlJz
トラファルガーは共和党系の世論調査会社だからね。トラファルガーでもトランプ氏有利はTX・FL・GA位残りの多く激戦州は若干か少しバイデン氏有利。他社の調査も5%前後の僅差は多い。10/7副大統領討論会以降、ト氏は少し戻したが、最近一週間は膠着状態という感じ。バ氏も差を広げる勢いはないね。
— 床屋の縁の下 (@AwKOYQj01yMgLXP) 2020年10月21日
ただ、そこでさらに話が出たのが「トランプ支持であっても、それを世論調査では答えない隠れトランプ(あちらの言葉では「シャイトランプ」だとか)が相当いる。 トラファルガー社はこれを分析するために『(あなたではなく)あなたの隣人はどちらに投票すると思うか?』という項目を考案した。前回はこれのほうが正確だった。そしてこの項目では、トランプ支持の方が多い」と。
うーん・・?わが日本国に置き換えて「貴方の隣人は何党に投票すると思いますか?」と問われても「知らんがな」となりそうだけどなあ。アメリカのコミュニティはまた違うのかね。
ただ、隠れトランプ…シャイ・トランプの存在は、心情的にもトランプびいきっぽい木村太郎はもとより、ここで何度も紹介した朝日新聞の金成隆一記者も書いている(2016年の話だけどさ)
この文章が、また例によって迫真性があるんだわ。
さらにそもそもだが、世論調査では正確には答えない「隠れ〇〇」は日本でも存在し、日本の世論調査のなまの数字ではなく、選挙情勢予測では「〇〇党の支持者は隠れが多いので、XXポイント加味」とかは長年、普通にノウハウとして行われている(これを世論調査操作と勘違いする人多し)。公明党がおも。
ただ、政治が生活の一部で、そもそも予備選の段階で「XX党支持」を打ち出すアメリカで「シャイ」が多いとなれば、そこには社会的な抑圧があるのではないか?との推測もそれは成り立ち得る。
さらにただ、「俺の政治的スタンスは抑圧されている」もまた、陰謀論の好む土壌だからな・・・・・・・
木村太郎の古巣、NHKで、ここに注目した長文解説記事が出ている。
上のミスター・サンデーへの論点への異論反論もすでに含まれているのがおもしろい。
だが、一番おもしろかったのはここ
取材の終わりに、「失敗報告書」の著者の1人、フランクリン教授にどうしても聞きたかった質問をぶつけてみた。
「トランプ氏が勝利した瞬間はどのような気持ちでしたか?」
フランクリン教授は選挙当日は、3大ネットワークであるABCテレビのニューヨークのスタジオで当確判定にも関わっていた。トランプ氏の勝利は、世論調査の当事者としてひときわ驚きだったと思ったからだ。
私の質問にじょう舌だった話しぶりはなりを潜め、小さな声で答えが返ってきた。
フランクリン教授
「心が沈み込む気持ちだったのは否定しようがないですね」
こんなに書いてたら小ネタどころじゃなくなり、書きたかった最後のネタが埋もれそうなので独立させる!!
つづく!!!
こちらに
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