NHKスペシャル「渡辺恒雄 戦争と政治~戦後日本の自画像~」
[NHK総合1・東京] 2020年08月09日 午後9:00 ~ 午後10:13 (73分)読売新聞グループのトップ・渡辺恒雄氏(94)への独占インタビューが実現した。戦争との距離感の中、戦後日本はどう形成されたのか。証言ドキュメントで立体的にひも解く
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出演者ほか
【出演】【読売新聞グループ本社主筆】渡辺恒雄,【作家】保阪正康,【東京大学名誉教授】御厨貴,【リポーター】大越健介,【語り】加賀美幸子詳細
70年にわたり戦後政治の表と裏を目の当たりにしてきた読売新聞グループのトップ・渡辺恒雄氏、94歳。今回、映像メディアによる初めてのロングインタビューが実現した。証言から浮かび上がるのは、歴代首相の“戦争体験”が、戦後日本に与えた影響である。戦争の記憶が薄れゆく戦後75年目の日本。戦後日本が戦争とのどのような距離感の中で形作られ、現在に何をもたらしているのか。渡辺氏の独占告白から立体的にひも解く。
「渡辺恒雄 戦争と政治〜戦後日本の自画像〜」 - NHK
— ケンドーヤシン®︎ (@kendoyashin) August 6, 2020
ぼくもナベツネときいて眉を潜めるタイプのやきうファンだけど、インタビュアーが保阪正康なので俄然興味が出てきた。昭和史にとって貴重なインタビューに違いない。 https://t.co/0hUJKTNwNu
というリストを作って「90超えたら、神のうち」ということで、もうことさらの批判はすまい、と思う(既に相当されている、ということもある)
ただ、たとえば故筑紫哲也氏なども同種だが「ジャーナリスト兼フィクサー」という立場は、そもそも根底のところで矛盾がある。
逆にナベツネは、自民と民主の大連立をしかけようとした(福田康夫首相と小沢一郎党首の間だよ。覚えてる)ときなんか、「自分はジャーナリストだから、あとからこれを書くから」というのを、逆に正当化の理由に使ったりしていた。
沢木耕太郎「一瞬の夏」のように体験型ジャーナリズムとか、たしかにあるけど、それと違うだろ(笑)
m-dojo.hatenadiary.com
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・・・・・・・・・・・とは言え94歳となれば、いま喋ってもらわないと(それを映像化しないと)、言葉が消えてしまう、という点では、確かに価値あるものであり、いたしかゆしだ。
御厨貴氏もこの番組に参加しているそうで、氏の研究室のオーラル・ヒストリー採集の到達点であろう。
その一方でオーラルヒストリーを「自分で」語る以上、都合の悪いことを語らなかったり、事実以外のことを述べたりもあるので、批判的視点からの評伝も大切。

- 作者:渡邉 恒雄
- 発売日: 2005/11/01
- メディア: 新書

- 作者:渡邉 恒雄
- 発売日: 2012/07/01
- メディア: 単行本