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John 8:32 Then you will know the truth, and the truth will set you free."  複数ブログの過去記事を移管し、管理の委託を受けています 

アフリカのことわざ「この世はニワトリの尻」

ツイッターで「アフリカ少年」のエッセイ漫画が有名な星野ルネ氏の最近の本がこの、世界のことわざを集めた本


いろいろ、面白いのはあったけど、一番印象に残ったのが「この世はニワトリの尻」でした。

その意味は・・・・・・・

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星野ルネ アフリカ少年が出会った世界のことわざ この世はニワトリの尻


意味的にはまあ、そうだな…な話ですが、もうひとつ、自分も「百姓貴族」「銀の匙」で知ったこの知識…「本当に、卵は排泄器官を経由して外に産み落とされるので、卵と糞どっちが出てくるかはわからない」という話を重ねると、がぜん深みが増す。

銀の匙 Silver Spoon コミック 1-15巻セット

銀の匙 Silver Spoon コミック 1-15巻セット

  • 作者:荒川 弘
  • 発売日: 2020/02/18
  • メディア: コミック


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銀の匙 卵は排泄器官を経て生み出される
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銀の匙 卵は排泄器官を経て生み出される


実はこれも「アフリカ少年」のたぶん別の本で知った知識なのだが、アフリカで「日本では生卵を食べる」と聞くと、本当に野蛮で珍奇な風習のように珍しがられるのだそうだ。
それは、卵を産む時のこの解剖学的構造上、サルモネラ菌が付着しないわけがないゆえであり、文化というよりは衛生概念の問題らしい。世界的に卵を生で食べるのが少数派。ロッキーの生卵描写は「そんなことまでして肉体づくりに精を出すボクサー」の意味なのだ。
ではなぜ日本では可能なのか。「生で食べられるぐらいに徹底的に卵を洗って消毒し綺麗にするからだ」は事実としてそうなのだろうけど、江戸時代以前からそこまで綺麗に消毒してたのだろうか(その技術があったのだろうか)。
そうすればできるのなら、そもそも他の地域でもあってもおかしくなかろうに。

そのへんはなぜかなーと思うのだが、例えばドイツでは、世界的に過熱が必須と言われる豚肉を生で食べる風習があり、そのための衛生管理が徹底しているというから、そういうものなのかなあと思ったり
(衛生管理が良ければ生の豚肉を食せるなら、そうしてみたいよ!!!)

「わがドイツの豚肉衛生管理は世界一イィィィィ! 食えんことはないィィィ!!!!」
これなんかドイツ大使館のお墨付き情報やで

ドイツにはたくさんの種類のハムやソーセージなどの食肉加工製品があって、中には「えっ!?」っていうのまであるけど、その中でも日本では絶対食べれないのがSchweinemett(Schweine:豚、Mett:脂身のないひき肉)。
ベルリンではHackepeterとも呼ばれてる。

これは生の豚ミンチに、塩やたまねぎ、ハーブなどを混ぜたもので、焼いてもいいんだけど、焼かずにそのままパンなどに塗っても食べるんだ。

生の豚肉!

って聞くとびっくりするけど、ドイツにはひき肉に関する法律「Hackfleisch-Verordnung(ひき肉令)」というのがあって、それに従ったひき肉なら売ることができるんだ。
©picture alliance / dpa Themendienst
©picture alliance / dpa Themendienst

肉処理場には、寄生虫などを一頭一頭検査する係の人がいて、まずその検査にパスしないといけない。
そしてお肉をミンチにする時、半分凍ったお肉をカッターに入れるんだけど、
ミンチにするときの温度が2度以上になってはいけないとか、
冷やすために氷を入れてはダメ、
その日に製造されたひき肉だけ販売可能、
それぞれのお肉の脂肪分の割合などなど・・・細かく規定。

このSchweinemettはお肉屋さんから豚ひき肉を買ってきて、家で作ることもできるけど、できあがったものをお肉屋さんで買うこともできるんだよ。

お味は・・・
触感はネギトロをもう少しねっとりまろやかにした感じで、少し塩味が効いてる。
ソーセージやハムほど塩気はなかったけど美味ですニャン☆
young-germany.jp