米南部バージニア州のリッチモンドで、コロンブス像が火を付けられ、池へ投げ込まれた。 pic.twitter.com/cWn3n9mL2J
— ロイター (@ReutersJapan) June 11, 2020
奴隷商人の像どころかリンカーン像も破壊する抗議者たち。 pic.twitter.com/KJ5w5v6spX
— 烏猫 (@1wa_karasuneko) June 8, 2020
ロンドン🇬🇧BLMデモ
— ミナーヴァOwl (@Q6znWUGgba0aDvR) June 8, 2020
チャーチル像の前で「チャーチルはレイシストだ」と叫びながら抗議する人々と像を守ろうとする人々とのにらみ合い。
落書きされる前の動画だ。https://t.co/nsQtYA46vO
オレゴン州ポートランドで
— Ayaka (@Ayaka2020LOVE) June 19, 2020
昨夜100年以上前に建てられた
ジョージ・ワシントン像が倒され国旗を燃やされました。
彼らがしていることは平和的なデモとは正反対。
明らかにBLMを利用した
テロ行為です。
言葉遣いの悪いリプはお断りさせて頂きます。pic.twitter.com/YlmsnoI1Uk
ポートランドの高校にあるトマス・ジェファーソンの銅像が倒された。彼が奴隷オーナーだったことがその理由なんだけど、第3代大統領だぞ、独立宣言起草者のひとりだぞ、建国の父だぞ。どうかしてるぜ!
— セキ ヤスヒサ⛅ (@Campaign_Otaku) June 15, 2020
pic.twitter.com/5rQUmDB4iH
アメリカの国歌「星条旗」の作詞者フランシス・スコット・キイの銅像がサンフランシスコで倒された。キイは弁護士として奴隷制度廃止に反対し、国歌にも「奴隷も恐怖から逃げられない」と、逃亡奴隷を威嚇する歌詞があるので別の歌にすべきだと言われてきた。https://t.co/6aWXH3LG0B
— 町山智浩 (@TomoMachi) June 20, 2020
かつて偉人とされた方々も、今の価値観からその言論・行動を見れば、これは問題だろう!というものがあるだろう、と。それをそのまま顕彰していいのか、と。いかさま、さよう。
とこ
ろで。
- 作者:Team バンミカス
- 発売日: 2015/02/15
- メディア: Kindle版
まあ、ここも議論するといろいろあれなんだけど、またさらにもうひとつの話題があります。
アーイシャとの婚姻をめぐる議論
ハディースなどの伝承によると、最初の妻ハディージャが没した後、ムハンマドはヒジュラ後のメディナ居住時代に寡婦サウダとアブー・バクルの娘アーイシャと結婚している。ムハンマドの妻たちの多くは結婚経験がある者がほとんどで、ハディースなどの記録による限り結婚時に処女だったのはアーイシャのみであり、特に当時のアラブ社会でも(現在でも中東や東欧など第三世界でもそうだが)他の地域と同じく、良家の子女にとって婚姻以前の「処女性」は非常に重要視されており、アーイシャの場合も処女で婚儀を結んだことがムスリムの女性の模範のひとつとして重要視されている。
ただ、当時の習慣により、このムハンマドの最愛の妻と呼ばれたアーイシャは、結婚時9歳であり、対してムハンマドは50歳代に達していた。そのため反イスラーム主義者の一部はこれを口実に(一部(略))とムハンマドを攻撃する姿勢を見せている。
これに対して、前近代の人類社会では有力家系の子女が10歳前後で結婚することはありふれており、このこと自体は歴史的事実として確認されている、という反論がある。豊臣秀吉は10歳の幼女を側室にしたことなど、歴史上の人物は、ほとんどがこの例に倣っており、ムハンマドだけを攻撃する理由が不明である。その場合は結婚してもおおよそ初潮後の適齢になるまでセックスは行わないのが通例であった。インドのイスラーム学者マウラナ・ムハンマド・アリーはアーイシャがムハンマドと初夜を迎えた年齢は15歳であったと主張している[13]
これは
危険が
やばい。
だが、良くしたもので、
偶像崇拝禁止の見地から、似姿としてのムハンマド(彼の魂に平安あれ!!)の像は無い。
ここでも指摘されている。
アメリカのついったーらんど民、一周回ってすごいセンスだ。コロンブスの像を倒す運動を支持するというムスリムの人に対して、それなら預言者ムハンマドの像も倒せよ、と言っているらしい。ムスリムの人はムハンマドの像なんて造らないし、もし存在したら喜んでムハンマドの像を倒しに行く。 https://t.co/KhNjCxS0gs
— Kazuto Suzuki (@KS_1013) June 12, 2020
だが、悪くしたもので
彼の言葉…いやいや違う、預言者ムハンマド(彼の魂に平安あれ!!)の口を通して、唯一の創造主であるアッラーの言葉を記した聖なるクルアーンは、現実の状況として、物として神聖不可侵の扱いをされている。
www.afpbb.com
www.newsweekjapan.jp
www.afpbb.com
かつて、日本の元勲伊東博文公…いやいや、少々周旋の才の有った俊輔とかいう孺子の像がつくられたことがあったんですが、こやつが長じて稀代の助平親父として名を知られまして、こんなデモンストレーションが行われた。
『…各々六尺褌を外づして縄になひ、其縄を(伊藤)博文の銅像に打ちかけて引き倒し、一同エンヤエンヤのかけ声にて市中を引廻せし上、斯かる好色老爺の銅像を置くに好適の場所ありとて、福原遊郭の門内に引ずり行て…』
遊郭のあるところの交番前に置かれた、というのが気が利いてるじゃないか!!
m-dojo.hatenadiary.com
これにならって、もし、仮に、IF、シミューレーションとして、こういう場面を敢えて想像します。
『…其縄をコーランの書に打ちかけて…、一同エンヤエンヤのかけ声にて市中を引廻せし上、斯かる好色老爺の妄言の書を置くに好適の場所ありとて、…』
どこに置けば「好適の場所」でしょうかね??
むろん、これは逆説的な夢想、「こうあってしまってはよろしくない」という警告を込めたシミュレーションである。
「当時の慣習として、10歳前後で婚姻をするのは、今の価値観からみて良くないものであっても、その時代は普通であり、そのことで預言者ムハンマド(彼の魂に平安あれ!)を批判するにはあたらない」
と、たしかに思うのです。
だが、ひとつだけ厄介なことがあって
「預言者ムハンマド(彼の魂に平安あれ!)の教えや言動は、その時代・地域の制約があるとか、その当時は正しかった、ではない。全知全能の神が、時代も地域も超えてお示したもうた永遠の真理である」という立場に、信仰者として立つ人もいるようなのである。まあ、不信心者として、その立場に立たない、とすればなんでもないんだけどね。
しかし、そんなわけで、いろんな議論で「ムハンマド(彼の魂に平安あれ!)」を代入すると、それまでの理路が大胆にバグる、あるいはシャレにならなくなるのは困ったものであります(じゃあ触れるな)
追記 ほんとに似た事例が勃発してた
伊著名ジャーナリストの像に抗議の落書き、エリトリアで12歳少女と結婚
6/17(水) 9:50配信CNN.co.jp
ミラノ(CNN) 伊ミラノにある著名なジャーナリストの像に対し、赤い塗料をかけたり、「人種差別主義者」や「強姦(ごうかん)魔」といった文言を落書きするといった汚損行為が17日までに確認された。像をめぐっては現在撤去を求める活動が展開されている。像の人物のインドロ・モンタネッリは、1935年から36年にかけてアフリカ北東部のエリトリアに従軍。現地で12歳の少女と結婚したとされる。
69年のインタビューでモンタネッリは、当時26歳で12歳の少女と結婚した理由について、少女を「買った」からだと説明。現地にはそうした慣習があり、エリトリアの兵士の間で浸透していたと語った。
少女を強姦したのかとの問いには直接答えず、結婚したのだから強姦などという問題は発生しようがないと抗弁した。この結婚については、2000年に出版したエッセー集でも自身の立場を記している。
モンタネッリは2001年に死去した。ミラノ中心部の公園にある像に対しては、現在撤去を求める請願が寄せられている。
news.yahoo.co.jp
イスラムの教祖ムハンマドは9歳のアーイシャと結婚した
— サザンナイツ「勝てば官軍」 (@fSKzaMV54uSg6Sj) June 17, 2020
1930年代にアフリカで12歳の少女と結婚したことが理由でイタリア人の像を撤去せよというなら
教祖が9歳の少女と結婚した宗教も否定されるべきで
モスクも全部破壊されることになるがhttps://t.co/VruU4oHeB0