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John 8:32 Then you will know the truth, and the truth will set you free."  複数ブログの過去記事を移管し、管理の委託を受けています 

本日18日夜、山本一太・群馬知事がコロナ問題で「youtube」/記者会見とテレビ演説と

ameblo.jp

2020年3月15日

 どんなことをやろうと、どんな発言をしようと、必ず文句を言う人たちがいる。ほんの小さなことでも、揚げ足を取って悪口を広めてやろうと待ち構えている人々も。自らの存在感を示すために、マッチポンプのような動きをする人たちも出てくる。

 こうした状況に晒されるのは、政治家としての宿命のようなものだ。大臣時代もそうだった。ましてや、民意で選ばれた、群馬県に1人しかいない知事だもの!反応が大きくなるのは当然だ。

 手元に集まって来る情報は、冷静に分析する。確信犯による「雑音」には、惑わされない。が、その中にも、新型コロナウイルス感染の広がりを、本当に心配する一般の県民の人たちの声がある。その点は、しっかり見極めなければならない!

 SNS上には、コロナウイルスをめぐるデマや事実無根の噂が飛び交っている。
(略)

 知事として最も重視すべきは、県民を守ること。そのために、県が出来うる対策を迅速に打ち出していくことだ。同時に、県民の人たちに正確な事実を伝えること。「安心していいこと、心配すべきこと」を正直に語りかけることだと思う。

 そこで、3月18日(水)の21時から、YouTubeライブ配信による「Ask知事」という試みをやることにした。知事である自分が、「新型コロナウイルス感染症対策を含むあらゆる質問に答える」という企画だ。

 1人でも多くの県民、国民の皆さんに見ていただきたいと思う。知事への質問は事前に受け付けています。

www.youtube.com



で、あると。まあ興味のある方は。

ライブの「youtube」か、記者会見か、テレビ演説か

今回の「Ask知事」というやつ、「知事への質問は事前に受け付けています」だという(※現在は受付終了済み)。そうすると、やはり思うのは「県にとって厳しい質問、都合が悪い質問は届いていても、公表しないのではないか」「自分たちが答えやすいもの、得点につながりそうな質問だけ選んで回答するのではないか」ということ。


これはこの前話題になった安倍首相の記者会見における、質問の事前確認や、質問が継続しているのに途中で切り上げる話と同じだ。



と同時に、こういうの見たのよ。

www3.nhk.or.jp
……マクロン大統領は16日夜、国民向けのテレビ演説を行い、感染の拡大を抑えるための新たな措置として、現地時間の17日正午、日本時間の17日午後8時から少なくとも15日間にわたって全土で外出を大幅に制限すると発表しました。

食料品など生活必需品の購入や医療上の理由、在宅勤務ができない仕事を行う場合などに限って外出を認めるということです。

人と人の接触を避けるため、家族や友達との散歩をはじめ、いかなる集まりも禁止するとし、従わない場合は罰則が伴うと強調しました。


マクロン大統領は「我われは『戦争』のさなかにある。感染の拡大を遅らせるため犠牲を払ってほしい」と訴えました。


これへのブクマに、こういうコメントがあった

id:Hazel マクロンさんはいつもテレビ演説だな。安倍さんもクレームつく記者会見ぜずにそうすればいいのに。


このへん、その周辺が分からない部分もある。マクロンというかフランス大統領は、もともと記者会見をあまりしないのかもしれないし、逆にこのテレビ演説とは別に、定例記者会見があるのかもしれない。

2019年「黄色いベスト運動」に対応するために新政策を発表した時は記者会見だったらしい

www.nishinippon.co.jp
【パリ共同】フランスのマクロン大統領が新施策を発表した25日の記者会見に対し、フィガロ紙などの世論調査では63%が「説得力がなかった」と回答した。黄色いベスト運動の抗議デモに区切りを付け、5年任期の「第2幕」へ転換を図ったが不発だったとみられ、政権運営は今後も困難が続きそうだ。

 「市民が求める新たな幕で進む方向を提案する」。パリ中心部にあるエリゼ宮(大統領府)の豪華な祝典の間に集まった大勢の記者を前にマクロン氏は1時間にわたる「冒頭発言」で所得税減税などを発表。さらに約1時間半、質問に答えた。

たしか、アメリカの大統領も直接記者の質問に答える会見自体はそうたくさん設定されるわけではない。日々質問、応答するのは報道官。(ただし、首脳会談のあとなどには、会見がともなうよね)


ただ、この前のトランプの「非常事態宣言」の時は記者会見だった。
www.bbc.com
この時記者団が質問できたかどうかは…あ、質問してる

トランプ氏にウイルス検査は必要か
非常事態を宣言した記者会見で、複数の記者がトランプ氏に対して、なぜウイルス検査を受けないのか、受ける予定はあるのか問いただした。最近になってトランプ氏の隣にいた人物の陽性反応が確認されたため。

トランプ氏はこうした質問に、自分には何の症状もないため検査は不要だと答えた。しかし、記者に「周囲を感染させる恐れがあるのに、身勝手ではないか」などと重ねて問われると、「どうせ近いうちに検査する」と答えた。

その他、過去のトランプvs記者
www.asahi.com


群馬県は、県の公式動画を作るためにスタジオまで設置する凝りようだ。

ameblo.jp
www.asahi.com
mainichi.jp


なんか、この設置を巡るやりとりがおもしろいので転載しておく。

www.pref.gunma.jp


県庁32階動画・放送スタジオについて
(記者)
 この前、ちょっと前に(テレビ番組)「噂の東京マガジン」(の放送)があって、ブログなども拝読して、知事もおっしゃりたいことがあるかと思うので、これはやはりかなり力が入っていたと思うんですけれど、テレビの出演でもですね、知事としてやはり選挙の公約と議会の議決と、その2つが大きなところなんでしょうかね。

(知事)
 選挙の公約と議会の議決、これはもちろん大きいんですけれども、何よりも知事として、このことをやることが絶対に群馬県のためになるっていう確信があるのでやったということです。まだ始まっていないので、どのみちスタジオがスタートして、そこで間違いなく評価も出てくると思うので、現時点では、必ずこのスタジオ、1億円の投資になりますけれど全体で。これは必ず群馬県のためになったと言われるようにしたいと思います。

(記者)
 知事のブログを拝読してましてですね、何度かかぎ括弧で動画スタジオの整備が知事選挙の重要な公約の1つだと繰り返されてたもので、これは政策集のことかなあと思ってですね、5回以上熟読したんですけれど、かぎ括弧つきで動画スタジオの整備という公約は見つけられませんでした。それでひょっとして、知事の公式ホームページにある同じ政策集が、再更新されていたので、そこにかぎ括弧付きで動画スタジオの整備という項目が入っているのかなと思って、これもダウンロードして5回以上見たんですけれど、入っていませんでした。似たようなことが最後の方にですね、コンテンツの制作とか情報発信と書いてあるんですけれど、くどいようですが、かぎ括弧付きで動画スタジオの整備というのは、入っていないんですけれど、これは公約なんでしょうか。

(知事)
 それは、政策集に入ってることだけが公約じゃないので、この動画スタジオの話は、選挙中にもそうですし、大きないわゆる集会とか、あるいは街頭演説とかでもそうなんですけれど、何度も言及して、まず知事になって最初にやるべきことは何かと。まずは県庁の中に発信基地を作りたいと、動画も作れる、発信できるスタジオを作って、群馬県を発信したいということを演説の中で何度も申し上げているということで、これは選挙中、相当、群馬県中、回りましたけれども、相当大勢の方々に約束したことなんです。
 記者さんがおっしゃったとおり、政策集の中に動画スタジオの整備って書いてあるかというと、明示的に動画スタジオの整備と入っていないんですけれども、後半も選挙演説中では、かなりこのことをはっきり言っているので、それもたぶん動画として残っていると思います。ですから、私にとっては約束だし、私の演説を聞いた方々にとっても約束だと、こういうことです。

(記者)
 一般的に58万人が投票されたと思うんですけれど、選挙の公約っていうのは、持ってきたんですけれど、群馬県知事選挙公報。これ告示日以降ですよね。そこもやっぱり拝読したんですけれど、誠に恐縮ですけど動画スタジオの設置って入っていませんし、かといって何か県政の発信と近い表現すらもですね、入っていないので、ここに入ってる公約ではないなというのが1つ。
 それとブログもですね、知事のブロク非常に正直にいろいろ日々の選挙運動とかを書かれているので、これも非常に正直なところで。ブログ内検索ってのは当然できるわけですよ。これもブログ内検索したんだけれど、スタジオでヒットするのは、当選後なんですよね、残念ながら。当選前に、口で選挙の中でおっしゃったってブログもあるんですけれど、これ(聴衆は)多くて数千人、数百人じゃないかと思うんですけれど、それはもちろん58万人の方の信任を、スタジオの整備について1億円以上のを得たというのは、ちょっとそれは言い過ぎでは、違うのではないかなと思いまして。ここのところは選挙の重要な公約に絡むものですから表現を正確にされないと、有権者のちょっと誤解を招くんじゃないかなと。県庁幹部職員が常任委員会で、このスタジオの整備が、知事の選挙の公約だっていう間違ったメッセージも出されたこともあるので、表現がちょっとこれいかがかなと思うのですが、いかがですか。

(知事)
 それは記者さんの見方、記者さんのご意見として受けとめますが、私は公約だというふうに思っているし、それがおっしゃったように、政策集に入ってなかったということについては、それはそうかもしれませんけれど、相当多くの方々の前で言い続けてきたし、選挙って、そこにいた人たちだけじゃなくて、私の言ったことは、あっという間に口コミで伝わったりするわけですから、それは例えば動画スタジオのことを言った人たちだけが知ってるわけじゃないし、相当のさっきの熱じゃないけれど、熱を込めて話しましたから、相当、大勢の方に伝わっていると私は思っています。
 ただ、それが正式な例えば公約っていうものの文章の中に入ってなかったとおっしゃるのであれば、その1つの見方かもしれませんし、それはそういうふうにとられる方もいるかもしれませんが、私にとってはとても大事な公約なので、だからそれを受けてたぶん県庁の幹部の方も公約というふうに答えたんだと思います。

(記者)
 政策集はあれは公約じゃないんですかね。もし政策集全部を知事が公約だという位置づけにすると、細かいのも含めて全部、拘束力のある、守る(もの)っていうことになってしまうので、それで知事はあえて政策集としていると思うんですけれど、それでいいですよね。

(知事)
 そうです。そこは公約って何かっていう議論になってくるけれど。

(記者)
 拘束力が。 

(知事)
 そうそう。でも、政策集の中でいろいろな方向性を打ち出しているので。だからこれは公約だと思うものと、公約っていうより政策の構想だと思うものとあるので、がっちりこれをやりますっていうものよりは、もうちょっと少しいろいろな展開が可能な作りにしています。百何十項目も入っているわけだから。

(記者)
 そうですよね。

(知事)
 それは、ちょっと前も話したかもしれませんけれども、政策集を作る時に、県庁の今までの流れみたいなものがあるから、やはりこれから知事になって、総合計画みたいなものをね、やはり知事として新しい基軸を打ち出していくっていうことがあったとしても、これまでの継続性ということで言えば、大きくは一応維持するということを言うためにも、これまでの総合計画の中から、ある程度ピックアップして、流れが変わりませんよっていうことは強調しているから。それ全部、これをいつまでにやりますっていう公約ではないので、それは(記者さんの)言ったとおりです。

(記者)
 確認しますけど、今後もスタジオの設置については、公約に書いてあることだと、58万人の信任を得たとをおっしゃり続けるっていうこと。

(知事)
 公約に書いてあることだとは言っていないですよね。

(記者)
 だけどブログには書いてあるんですよね、公約だというふうに。

(知事)
 公約だとは言ってるけれど、公約に書いてあるとか言ってないと思うな。

(記者)
 それとですね、最後にブログ読んだんですけれど、どうしてもこれで1億円以上かかるのかって疑問は解消されていなくて、テレビ番組見たんですけれどもリースでもいいんじゃないかと、あと外注せずにロケでやった方がいいんじゃないかっという、そういう価格のところの面での疑問はやっぱり解消してないんですよね。そこはどうなんでしょうか。

(知事)
 それは機材の仕様が全部固まったら、しっかり中身を発表しますから、その中でご判断をしていただければいいんじゃないかというふうに思います。
 これは、どのみちさっきから申し上げているとおり、まだ始まっていないので、このスタジオがどういうふうに活用されて、どういう効果があるかっていうのは、どのみち県民の評価を受けると思っていますので、記者さんが納得してないっていうのは、1つの記者さんの見方ではあるけれども、私は十分納得を得られると思います。
 今の時点で細かい機材の仕様までは、全部発表できないんですけれど、ちゃんと決まれば、きちっと表に全部出しますから。
 (噂の東京マガジン)番組はね、番組で別に1つのやり方でいいと思うんだけれど。何か「いばキラTV」か何か行ってね、会議室みたいなところ、改修してほとんどお金がかかってませんと。だけど、結局ここが使われなくなったから、結局、今、外の動画の取材とかが主になっていますって言うけれども、最初からコンセプトは全然違うと思いますよね。
 32階の展望フロアに最新のスタジオを作るっていう、そのコンセプトから違うのと、それから「いばキラTV」はですね、決して批判するつもりはありませんけれども、スタジオはほとんどお金をかけないで作ったのかもしれないけれど、その後、毎年1億円以上の外注をしているわけですよ、委託費。最初の年がたぶん1億6千万円から7千万円ぐらい(H24年度開設時 約1億1700万円)でしょう。その後も、ずっとやってるから、もう例えば6年か7年やっている時点で、相当のお金がかかってるわけですよね。じゃあ、外注すればいいのかっていう話なんで、少なくともこのスタジオ、設置にこのぐらいお金かかりましたけれども、この間(記者会見で)申し上げたとおりランニングコストについては、かなり低く抑えられるというふうに思っていますから、これは1つの挑戦ではあるんだけれど、できると思ったので、ちゃんとそういうふうに発信をしているんで。それは例えば「いばキラTV」に比べたら全然安くできるというふうに思っています。

(記者)
 知事の方もブログにそう書いてないとおっしゃるんで、知事が熱心に県政に取り組んでいることを、私自身は感心した上でですね、最後に誠に恐縮ですがブログの表現を読まさせていただきます。
 選挙の前に発表した政策集の中でも言及されている「動画スタジオの設置」は、知事選に立候補した山本一太の重要な公約の1つだと、これはやっぱり誤解を招く表現ではないでしょうか。

(知事)
 その選挙の公約の中に書かれているというのは、ちょっと不正確でしたね。そう言えばそうだと思う。失礼でも何でもなくて、それは記者さんのおっしゃる面はあると思います。
 だけど、私にとっては公約です。でも今の表現がどうかっていうと、正確じゃないところもあると思います。

(記者)
 恐縮です。申し訳ないですが、我々ジャーナリズムでファクトチェックがございますものですから。トランプさんの件で。トランプさんと知事は全く違うとは思っていますけれどもね。

(知事)
 いいんです、全然。それはおっしゃったとおりなんで。

(記者)
 ちょっとあまりにも重要な根幹に関わる政策ですから。

(知事)
 公約に書いてあるっていうところは、ちょっと100%正確かって言うとそうじゃないかもしれません。

(記者)
 誠に恐縮です。

まあ、このやり取りはともかくなんだが、結果的に「ask知事」なるもので、動画で語るのだという。県民の質問に直接答えるという。だが、この手法がなければ、おそらく「記者会見」になっていたわけで、動画を県庁から発信できることによって、記者の質問を減らせる、ということもあるかと思う。

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山本一太知事のyoutube ASK知事
マクロンの行った、おそらく記者の質問のない「テレビ演説」という形式もふくめて、ちょっと注目しておくべき動きかと思う