で、ブログに
ameblo.jp
感染者発見前から、けっこうウイルス関連記事は多い。
個別のエントリは、あとから見る
(続く)
…15時過ぎ。健康福祉部の武藤部長から電話があった。本日、実施された県内のPCR検査で陽性が出たとの報告を受けた。群馬県における新型コロナウイルスの初の感染例だ。
17時過ぎ。知事室で健康福祉部の幹部から改めて説明を受けた。19時にセットした緊急記者会見の内容等も協議した。…
…「県内で初めての感染者が出たという事実を、一刻も早く県民の方々に伝えたかった。そのためには、自分自身のツイッターで発信するのが一番いいと思った」と。
会見の後、ふと思った。「この場合の関係者って、一体誰のことを指すんだろうか?」と。「その関係者(?)の許可がないと、いかなる情報も出してはいけないのだろうか?」と。(苦笑)
何度も書いているように、記者会見は常に真剣勝負だ。知事としての考えや政策を県民に伝えるための重要なツール(舞台装置)だもの。いつも「記者の人たちの背後には国民や県民がいる」と自分に言い聞かせている。
ただし、世界は大きく変わっている。メディアはTVや新聞だけではない。SNSやYouTubeを駆使すれば、誰もが発信者になれる時代なのだ。
僭越ながら、アメブロ政治部門ランキング1位のブログと、フォロワー数20万人以上・・・・・・・・・・
※これに至ってはいま現在、シリーズ8まであります
ameblo.jp
…政府が「全国の小中高校を3月2日から春休みに入るまで臨時休校とすることを要請する」というニュースが飛び込んで来たのは、2月27日の夜だった。この日の18時過ぎから開かれた総理官邸での新型コロナウイルス対策本部で、安倍総理がそうした考えを表明したとのことだった。この一報を受け、教育長に電話を入れた。次のように指示した。
「あ、教育長。まだ文科省から通知は来ていないようですが、総理が指示を出したことは間違いありません。知事としては、政府の要請に沿って対策を取る方向で考えています。各市町村の教育委員会と、急いで連絡を取ってもらえないでしょうか?」
「明日の県議会一般質疑の前に、知事室で相談しましょう。その後、県庁の関係幹部による緊急会議を招集するつもりです。よく情報を確認した上で、方針を決めましょう!」
翌日(2月28日)の午前9時に教育長が来訪。その段階では、まだ文科省からの通知は届いていないとのことだった。午前9時16分。総理官邸の岡田直樹 内閣官房副長官にその場で電話。文科省から間違いなく正式通知が来ることを確認した。
恐らく官邸は、問い合わせ等で蜂の巣を突いたような騒ぎになっていたはずだ。その中でも、きちっと対応してくれた岡田副長官の誠実な人柄に感銘!
午前9時30分過ぎ。関係幹部会議の途中で、文科省次官名のファックスが届けられた。その内容を踏まえて、改めて教育長と協議して決めた知事の方針を伝達。県議会の一般質問終了後、具体的な対策を協議するための新型コロナウイルス感染症対策会議を開くことを決めた。
なぜ、群馬県知事として、政府の要請にいち早く応じる方針を決断したのか?!そこには、ちゃんと理由が…