新元号、もうまもなく発表なのか。早いもんだね。
さて、そんな時代の一挿話……。
news.livedoor.com
安と言う字が元号に入るかどうかでの、異論反論 https://t.co/7k83bBXqWj ←ネトウヨから「反日報道機関」扱いされていたテレ朝、NHK、TBSがまさかの親アベ扱いされるとは。もうお前ら以下の言葉使わぬよう申し入れろよ→安売り、安普請、公安、安重根、安全第一、安定供給、明治安田生命
— 中川淳一郎 (@unkotaberuno) 2019年3月5日
最終的な予想として、「安」の字が入るか、入らないかで賭けをやるとしたら、「入らない」ほうに賭けたいと表明しますが、ただまあ反対派のひとはひとで、入らなかったとしたら「我々が厳しく追及、反対表明をしたからこそ、アベは『安』の字を入れるのを断念したのだ」ということもできよう。
ただし、「安」という字は、安心と平安を求める民の…、そして至尊の願いを示すものであるかと思う。
そこで草莽の臣、謹んで解決策を奏上す。
年号には「安」の字を用いて、その上で、安倍晋三氏の側が、改名すればいいのではないか。
たとえば、30年にわたる今上の長き旅が、いよいよ到着する、という意味で、船着き場にならんとしている相国の功績をたたえて、船が到着する「岸」の姓を賜るとか……
あるいはですね、申すだに恐れ多いことながら…功績高き大忠臣にはですね、恐れ多いことながら、お上の諱を一字拝領して…「明倍」…どうだろうね、この語感。妻が「明倍昭恵」となるか……二代にわたり…
しかしどうですかね、お上からの一字拝領。いいんじゃないですか、前例もありましょう。
日本第一の大忠臣と言われた…足利…た… 鎮守府将軍の称号を与えるというのも、アリかもしれない。
あるいは、その孫…日本国王…。
でも「臣下が、おのが名を元号に刻もうとは不敬千万!」なんて騒動、最高に楽しいじゃないか。
ただ、今回の騒動、とてもとても楽しかったのです、個人的には。
元号というのは、そもそも悪く言えばアナクロニズム、良く言えば古き良き伝統なのだろうけど、
「臣下の分際を弁えない、増上慢の成り上がりが、自分の名を神聖なる元号に盛り込まんと悪辣な策謀を巡らせている。草莽の臣、在野の忠義の士(かどうかは知らん)が、その陰謀を打ち砕かんと立ち上がる!!」って、どこからどう見ても、古式で古風な話じゃありませんか。
方向性は違うけど、逆方向にこういう話みたいなもんでしょ?
避諱 - Wikipedia
特に皇帝およびその祖先の諱については、時代によって厳しさは異なるが、あらゆる臣下がその諱を口にしたり書いたりすることを慎重に避けた。ある王朝の皇帝に関する避諱の範囲はその時代のあらゆる言語表現に及び、例えば、避諱に触れる文字を含む人名や地名があったときには適宜諱に当たらない名前に改められ、更にはその諱字に通う音の字を改めること(嫌名(けんめい))さえも行われた。唐の太宗のように避諱を免ずる詔を下す君主もいた(太宗の諱が「世民」であり、いずれも平易・頻用の字であったため。後述)が、このような例はまれである。ただし、「世民」のように複数字の諱は、片方の文字だけならば使用しても差し支えないとされることが多かった。清の仁宗と宣宗は使用が禁じられると困る字を持つので即位と同時に改名している(それぞれ「永」→「顒(禺+頁)」、「綿」→「旻」へ改名)。著名な例として、前漢の高祖の諱が「邦」だったために、漢の人々が「中邦」「相邦」を「中国」「相国」と言い換えた例、晋の文帝の諱が「昭」だったために晋の人々が歴史上の人物・王昭君を「王明君」と言い換えた例、清の聖祖康熙帝の諱「玄燁」を避け、世人が「玄孫」のことを「元孫」に言い換えた例や紫禁城の「玄武門」を「神武門」に改めた例が挙げられる。
あるいはこれみたいなもんでしょ?
文字の獄
…乾隆帝は、江南に的を絞って十五回にわたる上諭を発し、その結果数万冊の書籍を徴発し、不敬な文字があるとしてすべて焼却した。その理由は言いがかりに等しいもので、たとえば「一世に日月無し」とあれば、日と月を併せて明の文字になることから、明朝を追慕するものであるとするような事例であった
…雍正帝の時、内閣学士の査嗣庭が科挙の試験で出題した「維民所止」(これ民のおるところ)という4字が、維は雍の、止は正の首をはねたものだとして投獄し、獄中で病死するとその死体をさらし、その子を死刑にしたという。
…明の洪武帝は頭髪が薄かったので「禿」や「光」の字のある書物を取り締まった例がある
(※あれ?髪が薄いというより、元乞食坊主、の意味じゃなかったっけ?)
まったくけしからんね、みんなでののしっちゃれ。
「安倍晋三は、雍正帝の、いや乾隆帝の再来だ!!」と。あれ?????
この議論自体がどれほどの妥当性があったのかは、政府の後年の情報公開(が、期待できるほどのかどうか…)でしか知ることが出来ないかもしれないし、それが我々の生きている間かはわからないけど、ただ「元号をめぐって、当時政治の実権を握っていた実力者の名前と重なるのではないか、との懸念が民の間で広まった」という、その事実自体が、実に面白く、そしてそれが元号と、象徴の権威と神秘性を結果的に増す効果があると思うのでございます。
どうせなら、「安」の字入りの元号を強行して、そのあと偶然、古井戸から光り輝くハンコが見つかったりとかもあってもいいかもな…
このツイートは、時代の、ある一部分の象徴かと思う。
元号に「安」がつけば、戦後の昭和に生まれた私は「安」の時代にこの世とおさらばになる。
— 俵 才記 (@nogutiya) 2019年3月26日
誰がなんと言おうと「安」は安倍を連想する。
色々あったが親の愛情と多くの人に支えられ、そのおかげ様で生きてきたが、こんなに人を憎んだのはたった一人、安倍晋三だけだ。
「安」だけはやめてくれ。
>『こんなに人を憎んだのはたった一人、安倍晋三だけだ。』
新元号を拒否したい人は、秩父困民党蜂起以来の「自由自治〇〇年」の使用をお薦め。
由緒正しい、民主的民権的元号。泣いて読む、ルソー民約論。
民主の主の字をよくよく見れば 王の頭に 釘を打つ。
元年とかで、しょっちゅう計算が狂うんだけど、ことしはそこから計算すると
自由自治136年
でいいのかな???
発表後
しかし、みんなで「安」が入ると予想しておいてよかったな。それによって入らなかったのだから。入ったら、当たった!と言えたし、入らなければ、入らなくてよかったと言えるし、つまり、どうでもいいことということを実感できた。改元万歳。
— ささきりょう (@ssk_ryo) 2019年4月1日
・「元号に『安』の字が入るぞ!」騒動、反省会〜どこまで虚?どこまで実?
togetter.com