バレなければ食品偽装も当たり前のようにやっていたし企業の経費使い込みとかよく聞くし公文書改竄も当たり前のようにやっていた国だしそもそも歴史的に見て不都合で忌むべきものは村ごと燃やしたり戦争犯罪の書類燃やしたりと枚挙に暇がなくもはやこれ日本人のDNAに深く刻み込まれた仕草なのでは説。
— 津田大介 (@tsuda) 2018年4月10日
以降、まとめになりました。
津田大介「不都合なものを隠したり燃やしたりするのは日本人のDNAに深く刻み込まれた仕草だ!(意訳)」 - Togetter https://togetter.com/li/1217425
.@former_TY さんの「津田大介「不都合なものを隠したり燃やしたりするのは日本人のDNAに深く刻み込まれた仕草だ!(意訳)」」https://t.co/tGvlvmf9YR をお気に入りにしました。
— gryphon(まとめ用RT多) (@gryphonjapan) 2018年4月12日
【追記】諸般の事情により、上記リンクは読めなくなったようです。http://archive.is/8JGfB をご覧ください
さて、自分は真っ先にこのツイートにブクマして注意を喚起したひとりであるが…ただ一方的に津田氏を断罪しようとは思わない。ふぇあねす。
というのは…上で紹介したtogetterへのコメントを再構成し、採録しよう。
(略)…ただし、自分はまた別のルートも、津田氏のために論じたい。つまりDNAとは本当にデオリキシボ拡散、遺伝情報のことを言ってるのではなく、文化とか伝統とか国柄とか国や民族の傾向、そういうものの比喩として言われているだけであり、そういう場合はセーフである、という合意を得ても別にいいと思う。(続く)
つまり最近の事件に結び付けるなら、朴槿恵前大統領有罪を受け「あれは韓国人のDNA」、中国の南沙進出は「軍事膨張は中国人のDNA」、銃乱射はアメリカ人の… アサド政権の虐殺はシリア人の…こういうのすべて(比喩の意味で)、「〇〇人のDNA」だ、と言ってもいいと。そういうことになれば、今回の津田発言も問題がなくなる。
実際、新聞の社説やコラムレベルでも、「日本人の温泉好きのDNA」とか、「平和憲法で育ったDNA」みたいな話はときに目にする。
藤子・F・不二雄のDNA、とかそういう言葉は自分も使う(笑)。
というか「イノキゲノム」なる団体まで普通ににあって、そしてついでにゲノムがいかに信頼に値しないかも証明してくれたではないか(プロレスファンだけ笑)。
……いや、ああいういい加減でズンドコな興行は、やっぱりアントニオ猪木の『ゲノム』かな?ある意味で。
今のIGFには理念が無い。カネが絡むと、どうして人間はこうなってしまうのか。
— アントニオ猪木 (@Inoki_Kanji) 2017年6月2日
IGFからは、とっくに手をひいている。
俺の名前を勝手に語るな。NEWは勝手にやればいい。 pic.twitter.com/0SrGTh1daR
「アントニオ猪木の作ったIGFのその後」をトゥギャりました。 https://t.co/rVWrihPmPe
— 叢叡世Степин Будимир (@kusamura_eisei) 2018年3月28日
【会見全文】日本代表監督就任の西野朗氏「『自分が』という思いで引き受けました」
https://www.soccer-king.jp/news/japan/national/20180412/741814.html
監督の意図と選手がやりたいプレーのギャップを合わせていかないといけない。そのうえでのやり取りがあります。自分自身は選手の気持ち、心理的なところは監督にも伝えて、>日本人のDNAでやれることはもっとあるし、違う角度からっていうところも、そういうコミュニケーションは間に入りながら構築していく。
話題が、それた。
だから、そういうことで、ある国でも民族でも地域でもいいんだが、ある種の傾向…それは生物学的な由来とは限らない。文化、伝統、政治体制、宗教、地政学的条件、気象や気候……なにが由来でもいいのだが、そこから生まれてくる国民性や地域性をいろいろ分析した結果「〇〇国民はXXXである」「XXX民族は◆◆だ」という言い方を、してもまぁ許容範囲だろう、というふうに考えることもできる、ということだ。それが単純なステロタイプなのか、デマゴーグなのか、過度な一般化なのか、そういう論争は当然あっていいが、「そういう主張はアリな前提で、可否を論ずる」と「そういう主張はダメだ」はもちろん全く別物です。そういう主張を最大限に拡大すれば、ぎりぎりで津田大介氏の大飛球も、なんとかグラブに収めることは可能かもしれない。そこまで努力するのもなんだけどさ(笑)。
ヘタリア AXIS POWERS コミック 1-6巻セット (バーズ エクストラ)
- 作者: 日丸屋秀和
- 出版社/メーカー: 幻冬舎
- 発売日: 2013/10/31
- メディア: コミック
- この商品を含むブログ (1件) を見る
ただし…津田大介氏の上記のツイートをアリとするなら、街頭で暴れて逮捕されたりする犯罪(容疑)者はともかく、いま出版物として流通して、一部から「嫌〇〇本」と呼ばれている書籍って、タイトルも内容も含めて、ほぼぜんぶが許容範囲に収まっちゃうこともほぼ明白だ。ぜんぶ「文化的伝統を論じているのだ」「体制の問題や、地政学上の必然を指摘したのだ」となろう。
- 作者: 室谷克実
- 出版社/メーカー: 産経新聞出版
- 発売日: 2013/12/05
- メディア: 新書
- この商品を含むブログ (7件) を見る
だまされないための「韓国」 あの国を理解する「困難」と「重み」
- 作者: 浅羽祐樹,木村幹,安田峰俊
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2017/05/10
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
- この商品を含むブログ (6件) を見る
- 作者: ケント・ギルバート
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2017/02/21
- メディア: 新書
- この商品を含むブログ (5件) を見る
- 作者: シンシアリー
- 出版社/メーカー: 扶桑社
- 発売日: 2014/05/01
- メディア: 新書
- この商品を含むブログ (17件) を見る
- 作者: 山野車輪
- 出版社/メーカー: 晋遊舎
- 発売日: 2005/07/26
- メディア: ムック
- 購入: 16人 クリック: 326回
- この商品を含むブログ (511件) を見る
代表的?なものを上に挙げたが、これぜんぶタイトル含めて、津田氏のあのツイートより穏健か、せいぜい同レベルではないか(笑)
誰でもなく、津田大介氏本人が、そのことを認めたほうがいい。認めないなら、上のツイートはOKだが、他はダメだ、の論理をきかせてほしい。
まあ津田氏以外にも、以前から、その種の活動に熱心で、(なぜか)自分をリベラルであると自任しているこのかたがこんなタイトルの本を書いてたけど…
- 作者: 香山リカ
- 出版社/メーカー: ベストセラーズ
- 発売日: 2014/07/09
- メディア: 新書
- この商品を含むブログ (7件) を見る
- 作者: 香山リカ
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2007/04/19
- メディア: 新書
- クリック: 14回
- この商品を含むブログ (50件) を見る
もちろん、これらも「文化や体制や経済に由来する、国民性やその変化というものがあるのだ。それを大まかな比喩として『劣化』と表現したのだ。それは許容範囲だ」ともいえましょう。
だがその場合は、俗に「嫌〇〇本」と呼ばれる…(以下同文)。
と、いうこと。あとはボールは、津田氏とその周辺にある。どうなさるか。
ちなみにこの話は、きのうきょう考えたおあにいさんとはおあにいさんのできがちがうんでぃ…で、つまりはヘタリアなどから「国民性」の問題、それを一般化することは許されるか、はずっと考えてきたのである
「ヘイト規制」で「ヘタリア」が絶版になる日は来るか? - http://d.hatena.ne.jp/gryphon/20141002/p4
余談 津田氏の「twitterのスレッド機能(リプライツリー機能)は反対!」の意味と理由、今回の騒動でよくわかるっしょ
これも上記togetterのコメント欄再構成から。
直接の関係はないが一言。以前から津田大介氏は「twitterがリプをツリー状に表示するのは炎上をもたらす改悪だ。やめるべきだ」と言ってたけど、要はこういう時に批判が可視化されるのがいやだ、って意味だよ(笑)。
つまりそんな機能が無いなら、数万…いや文字通り100万人のフォロワーがいる自分の発言の影響力は最大に生かせるが、批判は散発的になって無視できる。
しかし自分のコメントを開くとずらっとツリー上に、批判や誤謬の指摘がある、そういう状況はヤバい、と…。「そりゃまぁ彼の立場ならそういうだろうな」と思ったものでした。Facebookやブログのコメント欄のようにリプライもスレッド表示するなら、攻撃的あるいは不快なリプを付けられた側がそのツイートを「削除」する権限を付けるべきです。Facebookやブログ、Instagramのコメント欄は付けられた側コメントを削除管理できるので。見せ方同じなのに権限が違う。#Twitter2018 https://t.co/PN8Mvunj9s
— 津田大介 (@tsuda) 2017年12月22日
(これにもツリーが続いています)「見せ方」の話をしてるので、それでもいいと思いますけどね。
— 津田大介 (@tsuda) 2017年12月24日
(これにもツリーが続いています)元々ツイッターはスレッドの仕組みを持っておらずそれが結果的に炎上抑止効果を生んでたんですね。しかし収益不足に悩むツイッターは途中からFB風のスレッドを強引に導入したのですが、元々その想定で作ってなかったので炎上加速装置になった。つまり同社がイズムを捨てたが故の悲劇なんですよこれは。 https://t.co/YN23shikKL
— 津田大介 (@tsuda) 2017年12月23日
(これにもツリーが続いています)