怒髪天 増子直純×吉田豪(1)「怒髪天はもともと愚連隊みたいなものだった」|インタビュー https://news-vision.jp/intro/188166/ #インタビュー #増子直純 #怒髪天 #吉田豪
増子 そうそうそう、あとフラストレーションだよね、言いたいこと言いまくって当たり散らせるっていうさ。パンクってそれじゃない。だんだんやっていくうちに思ったのは、いまこういうふうに怒ってるんですよっていうのを説明しがちだけど、本来まったくいらないんだよね。たとえば国に怒ってるとか、どっかの政治家に怒ってるとか、いろんなことがある。でも、「それどういう理由ですか?」って言われたら、「なんとなく気に食わねえ」でいいんだよ。
──アナーキーレベルでいいんですよね。
増子 そう! ホントそう!
──天皇制批判かと思ったら「♪頭くるぜまったくよ、タダ飯食ってのうのうと、いい家住んでのんびりと」「何が日本の●●だ、何にもしねえでふざけんな」程度だった『東京・イズ・バーニング』ぐらいの感じで。
増子 そう、特に思想はないっていうね。それでいいんだよ。そこを変に賢くなっちゃって、言ってることも理論武装じゃないけど、そういうふうになるとどんどんつまんなくなっちゃうよね。もっとバカで、その場の怒りに任せてるもののほうが美しいよね。
──わかります。深みのない主張ほどなぜか心に届いたりするんですよね。
さて、そんな歌があるとは知らなかった。
あった。
1980年にデビューしたバンド「亜無亜危異(アナーキー)」ってのが
東京イズバーニングという英国のクラッシュのLondon's Burningをコピーした曲を発表した。
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