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John 8:32 Then you will know the truth, and the truth will set you free."  複数ブログの過去記事を移管し、管理の委託を受けています 

鳩山邦夫氏逝去。結局、佐高信氏は「変質者の代名詞である蝶のコレクター」という暴言、鳩山氏(と全蝶類愛好家)に謝らないままだったな…

佐高信氏は、なぜか「蝶のコレクター」を「変質者の代名詞」だと考えているが… - 見えない道場本舗 (id:gryphon / @gryphonjapan) http://d.hatena.ne.jp/gryphon/20080306/p3

の後半部を再録しよう。

第二部「度し難い差別者は貴方ですよ、佐高信。撤回と謝罪はいつするんだ?」


もともと、鳩山邦夫のことを佐高信氏が取り上げたのは、上リンクで告白しているように以下の話からだった。石原が都知事になり、鳩山も立候補した1999年の「噂の真相」の原稿がおおもとだが、それに対して佐高自身も触れているようにさすがに強い批判を浴びた一節があった。
(のちに「タレント文化人 筆刀両断!」に収録)

タレント文化人筆刀両断! (ちくま文庫)

タレント文化人筆刀両断! (ちくま文庫)

…『噂の眞相』誌の5月号で、男だけが立候補した都知事選を“マラ人形展”と皮肉り、主に石原慎太郎を批判して、ついでに鳩山邦夫を「変質者の代名詞のような蝶のコレクター」とヒヤかしたら、『世界』6月号のコラムで、斎藤美奈子というひとから、その認識は「インディアン=頭の皮剥ぐ」と似たりよったりのレベルと嘆かれた。

斎藤美奈子の批判も当時、世界で読んだ。「差別問題には高い見識をお持ちの佐高氏」などという表現は嘘や皮肉じゃなければ、文芸評論家として致命的な失態ともいえる一文だが(笑)までが、斎藤氏は虫など自然科学にも興味を持っているので批判自体は正しい。

さて、ちょっと自慢だがおいらは当時、斎藤氏より早く(もしくはほぼ同時期)、この佐高氏の阿呆な決め付けを指摘、ヒットーリョーダンした(笑)。

その文章を…うわーん、みつからねえ!これは保存し損ねたようだ。
たしか「現実とテレビドラマを混同するのは小学校でやめておけ」とか書いた気がするな(笑)。佐高氏がこんなこと言い出したのは佐野史郎の出世役「冬彦さん」が登場した「ずっと貴方が好きだった」の影響が明白だった。(ザ・コレクターのほうじゃなさそうだ)。


というわけで同じ「世界」の連載者でリベラル色も強い斎藤氏の批判に慌てたのか、それとも例によって繰り返しで原稿料を稼ごうとしたのか、持ち出して来て「鳩山はこんな差別者なんですよ」と言いたかったのが「ハヤの頭事件」というわけ。



問題は何か。これを、敢えて本当に鳩山弟の差別意識によるものだと仮定してみよう。
……そうだとして、それが弁明になると思っているとしたら彼のバカさ加減は本当に底なしだ。


いいか?
例えばだ、現在のアメリカの現国防長官ライス氏や、民主党の有力大統領候補バラク・オバマ氏を批判する人が「愚か者の代名詞のような黒人」と書いたとしよう。
当然、批判を浴びるわな。
それに対して「いや、オバマはこんなふうに愚かなんです」「ライスはこんなふうに愚か間です」と、個別の実例を出して弁明したとする。
なんの効果も無いわ、それ


オバマやライスの個別の愚かさを百も出そうが二百も出そうが、「黒人=愚か者」というレッテルを貼った人間の弁護にはいささかもならない。同様に鳩山を批判し、仮に有力な証拠を出そうが「蝶のコレクター=変質者」というレッテルを佐高信が貼ったという問題はいささかの変化も無いんだよ、おばかさんめ。


だいたい、斎藤氏の批判に対し、ひっそり「ヤユはもっともである」と認めているが、それでどうするのかね。
日本昆虫会も、この佐高の差別とみつ丸出しの暴言を批判している。

http://nikkonkyo.org/NL/JIA_NL39.html

……佐高氏に「虚言癖の代名詞のような文筆家の佐高信が」といったら何と答えるか、聞いてみたくなりますね。
(略)佐高氏もそれなりに人気と影響力のある評論家で、世間から差別や人権に敏感な文化人、知識人と目されている人物です。佐高氏などは同じ記事の中で石原慎太郎氏の差別意識を攻撃しているほど。こんなエライ先生方でも(その記事を載せた新聞雑誌の記者や編集者も)、こと昆虫趣味となると無知をさらけ出して蝶コレクターの人権を踏みつけてしまう…(略)

 私たちは蝶のコレクターであることが人格攻撃の材料になるような社会を、絶対に受け入れることはできません。
(略)


ちなみに佐高氏は、谷沢永一氏の著書の間違いを指摘したことがある(普通の事実関係らしい)が、その時谷沢氏は丁寧なお礼の手紙を出し、「後日修正する」と書いた。そしたら佐高氏は「修正は満天下の読者に対してするべきだ」と批判したのだが、さてその基準を適用できるか。

ああ、だからこの差別を謝罪も撤回もできないのか(笑)。

好きでこそ読書

好きでこそ読書

ちなみに谷沢氏への態度に対しては小笠原茂氏が「谷沢氏の態度は十分に誠実であり、佐高氏の態度のほうが言いがかりだろう」と批判している。


佐高氏は今回
「こうした「事件」で厳しく邦夫を弾劾しなかったことが、再三再四の暴言を招いたのではないか」としているが、私はやや異論があるね。

あんたが阿呆な角度から行った攻撃が、邦夫の味方以上に強力な『援軍』になっちゃったんだよ」ということである(爆笑)


あー、時間の無駄無駄。
でも佐高信氏のバカぶりを丁寧に解説すると、いくら書いてもキリがないんだよなあ。


当ブログでの佐高信氏研究は、こちらでまとめて読めます。
http://d.hatena.ne.jp/gryphon/searchdiary?word=%2A%5B%BA%B4%B9%E2%BF%AE%5D