上の記事ですでに紹介済みだけど、検索もしやすくなるよう活字化しよう
佐藤優 鈴木宗男さんから聞いた話の中で、すごい面白い話は、赤坂にサボイと、ニュー赤坂って二つラブホテルがあるでしょ。角さんはそこの鍵番のおばちゃんを情報屋としてちゃんと捕まえて、お小遣い渡していたそうです。
佐高信 誰と寝たか?
佐藤優 そう、政治家が泊まったときに、全部メモしといてくれて、それがちゃんと流れるわけ。(略)田中神話と相反するけど、角栄には細かいとこがある。それやっぱり大きな政治をやろうとする人間は、ラブホテルに誰がしけこんだかということぐらいで揺さぶったらいけないんですよ。
佐高 臍下でね。
佐藤 臍下だけれども、要するに半分罠みたいなもんでしょ?自分で飲ませて、その勢いであてがって、それでその後でそれで揺さぶるっていうのは、あんまり品良くないでしょ。
- 作者: 佐高信,佐藤優
- 出版社/メーカー: 光文社
- 発売日: 2014/02/19
- メディア: 単行本
- この商品を含むブログ (1件) を見る
政治家っちゃあおそろしいもんですなあ。これが国家ぐるみの情報機関なら、ホテルを丸ごと一から建設し、従業員すべてが諜報員、ということもありかねない。
佐高信氏の言論を批判的に検討している拙ブログだが、この本は上記のように基本的に佐藤優氏に佐高信氏が教えてもらう「生徒役」しかやってないので(いろいろツッコミどころはそれでも多かったが)、とくにどうでもいいや。
ただ、過去のこの本の紹介ネタ。
佐高信氏、力道山の事実誤認で訂正させられたことを悔しがる。指摘した側としては、何か、ご免ねえ… - http://d.hatena.ne.jp/gryphon/20150529/p3