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荻上チキ・Session-22
@Session_22
TBSラジオ「荻上チキ・Session-22」。今夜の深夜0時台は時事芸人・プチ鹿島さんとオヤジジャーナルの総本山「ゲンダイ師匠」こと日刊ゲンダイの寺田俊治編集局長がついに対面!! #ss954 #tbsradio #radiko
プチ鹿島氏はこの前の、「水道橋博士メルマ旬報」でも以下のように書いていた。
抜粋。
私のライフワークに「オヤジジャーナル」ウオッチがある。
新聞の社説や政治欄、スポーツ紙、タブロイド紙、週刊誌など、世のオヤジが好んで読むものを「オヤジジャーナル」とし、そこで何が報じられれているか野次馬する。
(略)
そんなオヤジジャーナルのなかでも特に元気いっぱいなのがタブロイド紙だ。
今年2月におこなわれた東京都知事選…都知事選の期間、様子がおもしろくて私が定点観測していたのは「日刊ゲンダイ」。オヤジジャーナルのなかでも屈指の辛口&上から目線。
(略)
この日刊ゲンダイ、とにかく安倍政権がキライ。憎んでいる。だから今回の都知事選は「細川推し」だった。
その毎日の怒りぶりを、見出しや記事でいくつか紹介していこう。「都知事選・ある反権力おじさんの記録」でもある。
まず告示前日の見出しから。
・「安倍首相は国民から嫌われている。浮かれ安倍政権は終わりだ。エヘラエヘラいい気になっているそのオメデタサが命取りになった愚の骨頂」
・「有権者よ、夢から目覚めさせてやろうではないか。」(1月23日)
・「とうてい信じられない舛添圧勝世論調査」「ニコニコ動画ではほぼ互角」(1月24日)
細川有利を伝えたくてニコニコ動画の数字まで引っ張ってきたゲンダイ師匠。
・「安倍のままでいいのか 選挙でおろすのか」「都知事選は安倍国政の審判である」(1月29日)
この1月29日は怒っていた。記事の中で「細川の覚悟に有権者はどう応えるか」と問いかけ、イマイチ盛り上がらない細川ブームをこう分析する。
「たしかに細川には、非自民党政権を投げ出した前科がある。陶芸に興じた殿様が『何を今さら』とシラける有権者の気持ちもわかる。小泉に至っては、構造改革を推し進め、今の格差社会を招いた張本人だ」
・・・と、思ったら論調が急転。
「とはいえ、そんなことで脱原発派が割れていたら、安倍・舛添連合を利するだけだ。今度の選挙は安倍を潰すことが主眼なのだから、この際、目をつむるところはつむる。妥協すべきところは妥協し、とにかく、反安倍票を集約させることだ。(略)
そのためにも、なにがなんでも細川・小泉陣営に勝ってもらうしかない。宇都宮も悪くないが、ここは勝負どころだ。敵が誰かを見誤らないことである。」
(略)
「いったい、どうしたことか。先週からスタートした都知事選が、意外なことに思ったほど盛り上がらない。細川・小泉という元総理コンビが街頭に立っているのに、有権者の関心は前回と変わらないというのだ。」師匠、憤ってる。そして、2月3日になるといよいよご立腹。
「これは東京選挙民の重大な責任だ」と大見出し。
記事中の以下の内容がすごかった。まるで「檄文」。
「この都知事選は、東京だけの問題ではない。メディアは候補者の個別の政策を比較したりしているが、そんなものは焦点でも何でもない。安倍政権の暴走を黙認し、世界で孤立する日本になってもいいのか。投票の基準は、その一点に尽きる。」
ゲンダイ師匠、大爆発!
「メディアは候補者の個別の政策を比較したりしているが、そんなものは焦点でも何でもない。」と言い切る。そして2月4日付けでは、話題になった2月2日の銀座での「舛添&安倍VS細川&小泉」の街頭演説レポが。
大見出しは「細川逆転見えた」。
(略)
でも相変わらず今でも安倍首相を毎日罵っている。4月3日付けでは「首相の頭が異常でいいのか」という一面だった。
あのへんの論調と見出し、一覧にするだけでもおもしろかろうと思ったら、プチ鹿島氏がまとめてくれた。
日刊ゲンダイの中で書いている人って、どんな経歴のどんな人なのだろうと思っていたが、「寺田俊治編集局長」さんだと。
かれも本当に小沢一郎支持者なのか。未来の党は100議席超えると、どこの分析を基にして判断したのか。興味は尽きない。
ラジオに登場してくれるとはありがたい話である。
追記
おそらく期限は1週間、ポッドキャストが聞ける
http://podcast.tbsradio.jp/ss954/files/20140421fukuro.mp3