もう一回まとめておこう。
山田厚史氏
http://diamond.jp/articles/-/47921
選択枝は「候補者一本化」しかない。宇都宮氏が降りて細川氏に絞り込むことだ。小泉・細川連合を「反共シフト」とさえ呼ぶ共産党にこれを飲ませることは至難の業だろうが、共産党が躍進し「民主的政権」の一角を目指すなら、いつかは妥協せざるをえない選択である。
(略)
日本の左翼は「正しいこと」にこだわり、妥協より「美しく負ける」ことを良しとしてきた。少数野党として純潔を維持してきた、ともいえる。その結果が万年野党、安倍首相の暴走である。小さな正義を超えた「したたかな連帯」を進めなければ、時代の潮流は超えられないだろう。今がその時だ。
宮台真司氏
http://blogos.com/article/78891/
【迷える脱原発派へ】宇都宮候補が前回・今回の知事選を通じて住民投票問題に言及しないことが象徴的するように、「共産と社民に推薦された脱原発候補」なる存在を支持することは「〈原発をやめられない社会〉を構造的に離脱しようとする意欲を持たずに情緒的表出に終始するという民度」を意味しよう。
(略)
問題がイデオロギー色を帯びた時点で、脱原発候補は意味を持たないということです。重武装化的な憲法改正が保守派ではなく市民派から提起されたときに実現しやすくなるのと同じで、むしろ自民党勢力が脱原発を唱う方向に持ち込むのが賢明です。
鎌田慧氏
鎌田慧 ルポライター
なぜ、脱原発候補の統一が必要なのか
http://politas.jp/articles/54
細川さんも、小泉さんも真実に気がついたのです。菅さんも鳩山由紀夫さんも気がついたのです。「なんだ保守派じゃないか」というひとたちは、元首相たちの決意の重さを無視しています。
たしかに彼らは保守派だったけど、やっと目が覚めたのです。それを欺瞞だ、というほど人間を侮蔑することはありません。
(略)
さて、原発の恐怖はわかった。それでなぜ、細川を支持するのか、宇都宮に統一すればいいじゃないか、という意見もあります。それは贔屓の引き倒し、というものです。
田中龍作氏
http://tanakaryusaku.jp/2014/01/0008671
「なんで一本化できないのか? 前回の衆院選と参院選で負けたのに何で野党はまとまらないのか? 本当に原発を止めたいのであれば小異を捨てて大同につくべき」。彼女は吐き出すように一気に話した。
動けないのは彼女ばかりでない。選挙ともなれば勝手連として「脱原発候補」の運動をしていた人たちも同様だ。今、どちらかの陣営で動いている人も、かつての仲間が相手陣営にいたりする。バッシングを浴びることもあり、思う存分動けない。
(略)
このまま投票日を迎えるようなことになれば、喜ぶのは原子力村であり、安倍政権である。強敵を破るには「国共合作」「薩長同盟」しかないのである。
飯田哲也氏
https://www.facebook.com/permalink.php?id=457656227580480&story_fbid=10203230846551222
【宇都宮健児氏が「名誉ある撤退」をすべき5つの理由】
〜山口県知事選挙を経験し、今回の出馬を見送った飯田哲也だけが言える忠告
知事選に出馬するという決断は、本当に大きな勇気を必要とする。同時に、知事選から撤退するという決断も、同じくらい、あるいはそれ以上に大きな勇気が要る。その両方を経験した飯田哲也として、その大局的な視点から、宇都宮健児氏に勇気をもって「名誉ある撤退」を提言したい。
(略)
すでに知事選も始まって一週間。ここからの撤退は普通に考えればありえない。
しかし、細川護煕氏と小泉純一郎氏という二人の元首相が都知事選を戦う、というもっとあり得ないことが、今、起きているのだ。宇都宮氏がここで撤退して細川氏を支持する表明をすれば、都知事選の後半戦に向けて、一気に盛り上がり、それこそ宇都宮氏自身が歴史的に評価される「名誉ある撤退」となるであろう。宇都宮氏には、知事にならなくてもできる仕事と能力と見識がある。ここで都知事選挙に固執して運動を分断し、自らも多くを失い、「歴史的な重荷」を背負うよりも、「知事にならなくてもできること」「知事ではできないこと」をご自身の仕事として選択すべきではないか。
宇都宮健児氏よ、「名誉ある撤退」のご英断を。
村上達也氏
「脱原発をめざす首長会議」世話人/前東海村長
細川さんへの1本化を望む!
http://politas.jp/articles/53
宇都宮さんは脱原発運動の本流のお方であると思う。しかし、安倍政権の暴走をストップさせるためには、この政権が押す舛添氏に絶対勝たねばならない。それには辛いが、宇都宮さんに歴史に残るご決断をお願いしたい。細川さん一本化で闘ってもらいたい。
世に倦む日々(※直接の一本化要請というより、一本化に否定的な岩上安身氏批判)
岩上安身の誹謗と暴言 - 宇都宮健児の宣伝機関と堕したIWJ
http://critic20.exblog.jp/21582732/
昨夜(11/30)、いつものように報ステを見て、PCの画面に向かうと、TWに異様なRTが並んでいて、岩上安身がIWJの番組で私を罵倒していることに気づいた。急いでIWJのサイトを開いたところ、岩上安身と宇都宮健児が二人で対談をしていて、和気藹々と話し合っている様子が放映されている。夜の9時から11時半までの2時間半のネット番組だったらしく、最後の10分間ほどを直接見ることができた。どうやら、その途中で、私に対する非難が飛び出していたらしい。映像が残っていて……
著名人有志一同(動画)
素朴な疑問。細川候補が譲って、宇都宮候補に乗っかる選択肢はねーの?
いや、数日前はそうならない理屈はあった。
「舛添1番手、細川2番手。だから宇都宮候補の票を足せば、細川が勝つかもだからだ。その逆は、もともとの支持率からしてありえない」
うん、普通になっとくできてた。
だが。
歳川隆雄
http://gendai.ismedia.jp/articles/-/38250
都知事選中盤までに実施されたマスコミ各社の情勢調査(非公表)の結果は、次の通りである(候補者名は敬称略)。【東京新聞】(1月23〜24日実施)舛添要一25.8%、細川護煕13.3%、宇都宮健児6.9%
【産経新聞】(同)舛添36.7%、細川16.3%、宇都宮13.8%
【日本経済新聞】(同)舛添39%、細川17%、宇都宮10%
【朝日新聞】(同)舛添38%、細川16%、宇都宮15%
【読売新聞】(25〜26日実施)舛添45%、細川17%、宇都宮18%
http://www.zakzak.co.jp/society/politics/news/20140131/plt1401311210002-n1.htm
当初、都知事選は「事実上、舛添、細川両氏の2強対決」とみられていたが、序盤戦で、舛添氏に大きくリードされただけでなく、大手新聞の出口調査やテレビの情勢調査の中には、細川氏が元日弁連会長の宇都宮健児氏(67)に逆転されて3位になり、元航空幕僚長の田母神俊雄氏(65)にも数ポイント差まで猛追されているものもある。
さて、どうなのかねこの数字。まずもって非公表だから、ほんとかどうかが確認できないんだ。その時点であれだ。
しかし、仮にかりにこの数字が事実とするなら「もともとの数字が細川>宇都宮なのだから、細川に宇都宮が乗っかることがあっても、その逆はあり得ない」という前提が崩れる。「本当は一本化したいのだが、宇都宮はかたくなだから」。ということなら、細川が退いて宇都宮にのっかるのもアリ、なんじゃね?少なくとも逆転だ、ほぼ同じ数だ、という前提では。
・・・・しかし、こういう数字が出たからそう考える人が出るってことは、そういう効果を狙った巧みな陰謀なのかも。しかし舛添陣営の動きが安心感で衰えることもあるだろうし、どうなのかね。
投票日に、有権者が自然と「優勢候補」に一本化しようという主張。
孫崎享のつぶやき
脱原発の一本化は主権者の判断で出来るー投票前日に優位に立っている脱原発候補に投票しようー
http://ch.nicovideo.jp/magosaki/blomaga/ar445986?key=a67c11bf4372e75517c6c65a32fe5de13019951d2ce55d5807e2528b07582574
できるのかね、そういうのって。
この人はあきらめモード
兵頭正俊
都知事選の一本化は時機を失した
http://m-hyodo.com/election-32/
ここへきて、気になる複数の主張が出ている。それは細川と宇都宮の一本化の主張である。今日は1月29日である。2月9日の投票まで、あと11日だ。
わたしは次の理由で、選挙戦に入ってからの一本化には反対である…