きのう、たまたま時間があって、用事はないけど少し出かけよか、と思っていたときにこのニュースがどんと入ってきたのであります。だからたまたまリアルタイムでネットもテレビもチェックできて、二つのtogetterにまとめました。
靖国参拝
2013年12月26日、安倍首相「靖国参拝」のtwitter反響(最初期) - Togetterまとめ
http://togetter.com/li/607598
安倍首相靖国参拝〜米大使館反応へのツイートまとめ/take note,disappoint の解釈など
http://togetter.com/li/607926
特に興味深い論者のツイートを追っかけていくとまとまりはいいが、当然その人の傾向が重視される。時間を区切って拾う今回のやり方は、あの日あの時の記録としてはそれなりに貴重なものとして残ると思います。
これをやって、ほかのツイートも追ったり投稿したりしてると、だいぶ疲れたです。
ところで下のまとめ話(米国大使館談話)で思ったのが、オバマ外交自体が2013年、蹉跌続きであり、今回はそれが原因でもあり、結果でもあるということだ。
同盟国との関係で言えばオバマーネタニヤフ関係、つまり米国とイスラエルはこれ以上にぎくしゃくの度合いが深まっており、ドイツと米国の関係も盗聴問題をきっかけに悪化。
イランとの関係改善は自分はいい方向だと思うが、サウジが安保非常任理事国返上やロシアとの接近などと猛反発を起こす予想外の展開となった。
そして、安倍政権とオバマ政権の間で一番軋轢が高まったのは「シリア空爆」に日本が支持を表明しなかった時らしい。首脳会談でも翻意させるに至らず、それが米国からは猛反発を食らったという。
そして結局、シリア攻撃は断念に追い込まれた。
そんな形でオバマ政権の外交的パワーは今年ごっそりと失われた。そしてそれはさまざまな結果だけでなく、原因になっていく。2014年もそうなる可能性は高い。中間選挙で民主党が党勢を伸ばせばね…
毛沢東生誕120年、共産党首脳部そろって参拝
http://sankei.jp.msn.com/world/news/131226/chn13122623300010-n1.htm
【北京=矢板明夫】中華人民共和国の建国を指導した毛沢東の生誕120年にあたる26日、習近平国家主席ら中国共産党の政治局常務委員7人が、遺体を安置する北京の毛主席記念堂にそろって参拝した。隣接する人民大会堂での記念シンポジウムで、習主席は「新しい情勢における毛沢東思想の活用」をテーマに演説し、毛沢東思想に回帰する姿勢を鮮明にした。(後略)
安倍政権発足の日は毛沢東の誕生日でもあるのか。
偶然ながら、
【中国のツイート】「つまり、中国と日本はおんなじ日に(ゴーストを)参拝したってわけね?」by @mranti
http://inagist.com/all/416031432557883392/
毛沢東生誕120年か。
まあ、有名な「虐殺ランキング」(追記:直訳は「どの独裁者がもっとも多くの人を殺したか?」)にあるように
http://blog.livedoor.jp/kaikaihanno/archives/27596770.html
ヒトラー、スターリン、毛沢東は全体主義体制の3巨人として、普通に並べての連想がいく。それが21世紀の常識だろう。
内政問題にとどまるかというと朝鮮戦争の当事者でもある。
結果的に歴史認識は国によりけり、という皮肉にはなった。
ヘイトクライム(だよね?)に有罪。この日に。被告は「日本国民に謝罪」
靖国神社:放火目的侵入、韓国籍被告に有罪判決
http://mainichi.jp/select/news/20131226k0000e040257000c.html
靖国神社に放火目的で不法侵入したとして、放火予備と建造物侵入の罪に問われた韓国籍の無職、カン・ヨンミン被告(23)に対し、東京地裁は26日、懲役3年、執行猶予4年(求刑・懲役3年)を言い渡した。安東章裁判長は「犯行は計画的で、短絡的かつ身勝手だが、反省の態度を示している」と執行猶予の理由を述べた。判決によると、カン被告は9月22日午後5時ごろ、東京都千代田区の靖国神社に侵入。拝殿に放火しようと同日午後9時ごろまでライターなどを持って敷地内に潜んだ。
主文が言い渡された後、傍聴席で「納得できない」などと怒号が飛び交い、男性3人が退廷を命じられた。
カン被告は2日の初公判で「日本国民に申し訳ない。反省している」などと起訴内容を認めていた。【川名壮志】
「日本国民」に謝罪された以上、私にもその謝罪がされたことになるので、「まあ自分のヘイトクライム(でいいのかな?)を反省し、更正してくださいね」とでもいうしかない。
これがこの日というのは、おまけにしてもできすぎだ(笑)。