はいっ、
そういうわけで。本日ね、いらっさると。
今月の靖国 22日(土)には勅使のかたがお越しになられます。
— 病気持ち (@ddbxcmk) 2017年4月9日
お時間のある方は靖国へどうぞ pic.twitter.com/4ZmlgHZtbT
平成27年の勅使参向のようす
靖国神社秋季例大祭・勅使参向(平成27年) - Togetterまとめ https://togetter.com/li/888421
平成21年の動画
で、昨年書いた記事だが。
中国・韓国の報道官に「日本国天皇による、靖国神社への勅使参向をどう考えるか」と尋ねたら返答はどんなだろうね? - http://d.hatena.ne.jp/gryphon/20160817/p1
内容を繰り返すね。
……この「勅使」については、中韓からの批判は、ないのか。
少なくとも、私の知る限りでは無い。
それは、憲法上、皇室が神社に勅使を派遣するのは、政治家のつかさどる「国政」と別の活動であるということを理解しているからだろうか?
だとしたら、立派なものだ。
それとも、皇室への批判が、李明博韓国大統領の末期に、天皇訪韓と謝罪に関する発言があった時のように、日本からの反発がまったく別種レベルの大規模かつ、広範なものになりかねないから自重しているだろうか?
それとも、勅使参向自体は問題ないとの評価をしているからだろうか?
あるいは、単にいままで現実として大きなイッシュ―になっていなかったからだけで、聞かれれば「もちろん反対である」「勅使が靖国を訪れたことは大変遺憾である」との見解が表明されるのだろうか??
専門家ならぬ我が身で、それは現在わからない。
ただ、今回(※2016年)、丸川氏や高市氏といった、まあなんちゅうか「その他大勢」的な閣僚の参拝に対して、明確な反対、否定の反応が出たというニュースを見て、あれやこれやと考えをめぐらしていたら、上のような話を考え付いたのでね。
今現在、中韓が皇室の「靖国への勅使」に何の見解も表明していないのなら、それが偶然か故意かに関係なく「政治的芸術」だなー…という感慨もいだく。その一方で、「中国、韓国の外国記者向け報道官会見で、上のような質問を、どこの国の一記者だけでも直接尋ねたら…どんなことになってしまうのだろう?」とも、思ってしまうのですよ。上のいくつかの可能性のうち、どれが真実となるのだろう。
そして偶然、いまは「韓国大統領選」の最中である。候補者は、この「天皇陛下からの、靖国神社への勅使派遣」を、どう思うのだろうか。別に自分からは語るまい。こっちから聞いたらどういう見解になるんだろう。
もちろん、これを書いているのは
に近いわけだが、でも報道官や大統領候補が、明確に「こちらについては問題としない」と言ってくれれば、それはそれでありがたいんだけどね。「こちらも問題だ」といっても、それはそれでやはり「率直なご意見ありがとうございました」と感謝すべきで。だれかが聴けばね。
これが話題にならないのは、あやういバランスをとった政治芸術なのだとしたら、それもまた称賛に値するけど、
それに対しては
「みなさーん!ここに、問題をつきつめずにうやむやの状態で安定を保つ『政治芸術』がありますよーー!!、はい拍手ーーっ」
と、大宣伝してあげたいのであります(笑)