INVISIBLE D. ーQUIET & COLORFUL PLACE-

John 8:32 Then you will know the truth, and the truth will set you free."  複数ブログの過去記事を移管し、管理の委託を受けています 

加藤紘一宅放火事件に「小林よしのりや小泉の責任だ」との声があった。では、靖国神社への放火は…

靖国神社:韓国籍の男が侵入容疑 放火目的か
毎日新聞 2013年09月23日 20時34分(最終更新 09月23日 20時45分)
http://mainichi.jp/select/news/20130924k0000m040036000c.html
 靖国神社(東京都千代田区)に侵入したとして、警視庁公安部は23日、韓国籍のカン・ヨンミン容疑者(23)を建造物侵入容疑で現行犯逮捕したと発表した。逮捕直前、可燃性のトルエンとみられる液体入りのペットボトルを拝殿に投げており、放火目的とみて調べる。

 発表によると、逮捕容疑は22日午後5時ごろ靖国神社の敷地内に侵入したとしている。調べに対し「(敷地内に)入ったのは間違いない」と認めている。

 捜査関係者によると、同9時ごろ、巡回中の職員が南門近くのトイレ裏にいたカン容疑者を発見。同容疑者は拝殿付近まで逃げ、リュックサックから取り出したペットボトルを投げた後、職員に取り押さえられた。リュック内にはライターもあった。

 同容疑者は21日に成田空港から入国。東京都中央区のホテルに宿泊していた。【岸達也】

まだ有罪判決ではなく、容疑段階であります。為念。
被害に遭った神社にはお見舞い申し上げます。
韓国メディアの引用の形で、動機についての報道も一部にはある。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130924-00000012-scn-kr
韓国メディアによると、男は23日に韓国外務省関係者と面談した際、「日本が歴史を歪曲し、妄言を繰り返すので腹が立ち火を付けようとした」と靖国神社に侵入した動機について話した。

もし実際に放火されていたら、いわゆるヘイトクライムと呼ばれる犯罪であった。未遂に終わったのは僥倖といわなければならないだろう。


ところで、以前、靖国神社小泉純一郎首相が参拝することに否定的だった加藤紘一氏の実家が放火されたことがあった。
その後、被害を受けた加藤氏と、それを応援する佐高信氏らが

「テロを生んだのは『時代の空気』」→小泉純一郎や、加藤氏批判をしていた小林よしのりらに責任の一端がある

という趣旨の議論をしていた。

テロルの真犯人

テロルの真犯人

なぜ、狙われたのか。
老テロリストを決起させたのは、尖鋭化していく「時代の空気」だった。政治家の一言が、人を動かし、時代の歯車を回す。政治家にとって、言葉とはなにか。覚悟とはなにか。それでも私は、発言を続ける。

佐高氏に至っては、厚生省元幹部連続殺人事件の際にも「時代の空気」論を語っていた。(その後、実際に犯人が逮捕起訴されると公判では、極めて特殊な動物愛護思想からのものだと本人が陳述した)

http://ameblo.jp/sataka/entry-10169076069.html
襲撃事件はまったく肯定しない。ただ、年金問題を知れば知るほど私は恐ろしくなってくる。社会保険庁は国民が加入する国民年金は流用したが、公務員の共済年金からは流用しなかった。国民の年金の実態への怒りは、あまり表れていないが、日本列島を覆っていると思う。国民の怒りや老後への不安が、政治家や役人に伝わっておらず、政治家や役人は共有する姿勢もみせない。政治家や役人が公僕たる務めをまったく果たしていない。
 政治家や官僚、官僚OBが周囲の警備を強化するのは必要だ。必要だが、国民の年金を流用していたしょく罪意識を持たなければならない。政治家や役人にそのしょく罪意識がないことが、今回の凶行に走らせた「時代の空気」だった可能性もあると思う。


似たような事例としてドキュメンタリー映画靖国」の上映、あるいは雑誌「週刊金曜日」が主催した行事の中で、皇室関係者の病気などを揶揄する芝居に対し抗議街宣が殺到したとき、鈴木邦男氏が「週刊新潮などがこの問題を報道するから騒ぎになった。新潮が悪い」という趣旨の主張をしたことがある。その後、氏はこの主張の過ちを認め撤回した。

東京新聞週刊金曜日の騒動から)
新右翼団体・一水会顧問の鈴木邦男氏は「週刊新潮が一番悪い。抗議した右翼の話を間接的に聞くと『あそこまで書かれてしまったら、やらざるを得ない』ということだった」とメディアの責任に言及する。

http://kunyon.com/shucho/080414.html
…又、週刊誌に対しても、「何を書いてもいい。でも、不必要に右翼を煽らないでくれ」と言った。「じゃ、“言論の自由”への干渉ではないか」と言われ、その言葉は撤回した。情けない。確かに、何を書いても自由だ。記事を見て、「煽ってる」と思い、行動する人間が悪い。つまり、これは私も含めて、「右翼の問題」だ。「それは、そっちが解決することだろう」と言われたら、一言もない。

当ブログは一貫して、
こうやって実際に発生した放火や暴力的街宣の責任を、その対象に批判的な言論の責任とするのはおかしーだろうと言ってきたが…。
http://d.hatena.ne.jp/gryphon/20061228#p3
http://d.hatena.ne.jp/gryphon/20080417#p4
それはいわば、今回のような「靖国神社への放火(未遂)」が発生したとき、「靖国神社批判をしていた言論人やメディアが、『時代の空気』を作り出した!!!」と攻撃されないようにするために論じていたんだよ(どや顔)。


いや、もし佐高さんが、「たしかに私が靖国に放火してもいいんだという『時代の空気』を作ってしまった。私はこれらの放火事件(2011年にもあった)、放火未遂事件に責任がある」ということなら、賛成はしないが首尾一貫性は認めるが。



そういえば中国籍の、2011年の神社放火事件で容疑者を引き渡す引き渡さないのはなしがあったとき、一度書いてたっけ。

■「靖国神社放火犯と加藤紘一宅放火犯」…。両似た者同士の対談、どっかでやってくれ。
http://d.hatena.ne.jp/gryphon/20130110/p2