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John 8:32 Then you will know the truth, and the truth will set you free."  複数ブログの過去記事を移管し、管理の委託を受けています 

非認定(非実在?)NPO法人「江戸城天守閣が『無い』という遺産を守る会」を結成。(心の中に)

来年の早いうちに実施される東京都知事選(←おい、ほんとかよ)の一大争点、あるいは一小争点に浮上するかもしれない話。

徳川家光の「江戸城天守」2020年に復元めざす 20階建ての高層マンション相当、くまモンもエール
http://www.huffingtonpost.jp/2013/11/28/edo-castle-tensyu_n_4354564.html
江戸城天守を再建するためのNPO法人江戸城天守を再建する会」の発足集会が11月27日、都内の学士会館で開かれた。江戸城天守は、1657年に「明暦の大火」で焼失して以降、再建されていない。このNPO法人では、東京オリンピックの開催に合わせて2020年の竣工を目指している。
 
3代将軍の徳川家光寛永年間に建てた5階建ての天守を、木造建築で正確に再現。高さは約60メートルで20階建ての高層マンションに相当し、日本の天守で最大となる。
(略)

加藤清正が熊本城に居を定めた後に、江戸城を築城をした縁もあり、熊本県のキャラクター「くまモン」が登場。激しいダンスでエールを送ると、会場からは「かわいい!」などと歓声が飛んだ。

まあ、熊本人は天守閣が好きなんだよ。
それに必要だ、また鹿児島県人が反乱を起こして東京を目指すとするなら、そこで防いでもらわなきゃならないもの。示現流にはお気をつけください。
雨は降る降る、人馬は濡れる。


・・・・・・なんの話だっけ?
あ、江戸城だ。

そういえば、今回の騒動再燃で分かったんだけど、この構想をうたう認定NPO法人のサイトを見て驚いたことがあった。
実のところ、彼らは保科正之のことを知らないか、あるいは否定しているんじゃないかと思ってたんですよ。だがそうじゃなかった。公式サイトを見てみよう。

なぜ今、江戸城再建なのか
http://npo-edojo.org/edo_castle/why_edo.php
私たちは1657年の明暦の大火で失われた
江戸城寛永天守」の再建を目指しています。
 

明暦の大火と保科正之の英断

明暦の大火により、江戸の街の大半が焼き尽くされ、江戸人口50万人のうち10万人以上の生命が奪われました。この未曾有の大災害に陣頭指揮で対処したのが、3代将軍家光の異母弟で、4代将軍家綱の後見役となった会津藩保科正之でした。保科正之は、被災者の早急な救済と民生安定、長期的展望に基づいた江戸市街の災害復興を最優先の課題と考えました。江戸城天守は、江戸幕府の権威と権力の象徴と考えられていましたが、今はその再建のために、国の財産を費やす時節ではないと判断し、先に延ばすことを決定しました。
この保科正之の英断が、それ以降200年にわたる江戸期の社会の平和と安定の礎(いしずえ)となり、元禄、文化・文政の江戸文化が花開くこととなりました。

江戸城再建の時節到来

時は移ろい、世は替わり、江戸城天守は再建されないまま、360年が経過しました。私たちは保科正之が「今は、その時にあらず」と判断した江戸城天守の再建の時節が今まさに到来したと考えています。

この超有名とは言い難い人物を、そう評価していることには
敬意を表するが・・・
 
 
うーん、わからん。
保科正之の英断が、それ以降200年にわたる江戸期の社会の平和と安定の礎」
という前段の評価にはまったく異論がないが
保科正之が「今は、その時にあらず」と判断した江戸城天守の再建の時節が今まさに到来した」
という後段の主張にはまったく賛同しないのです、わたしは。



ただ、彼らの主張は分かった。
あとはもう、どっちの立場に立つか、だけだと思う。
だもので、タイトルにうたったように、同NPO法人の向こうを張って

【非認定(非実在?)NPO法人江戸城天守閣が『無い』という遺産を守る会」】

を結成するわけです。
そして、多くの会員の加入を募りたい。入会資格は簡単で、心の中で思うだけでOKということにする。なんだそりゃ。あと、成人の東京都民は、江戸城再建に賛同しない候補者に、きたる来年2月の東京都知事選(だから決め付けるなって)で一票を投じるよう、ご努力ありたい(組織決定はしません)。

実をいうと、2020年に外国の観光客にどや顔したいという「ナショナリズム」も理由のひとつ。

この話がニュースになった時にtwitterで書いた話を、140字から拡大してここにも書いてく。

大体さあ。
2020年、外国の皆々様をミカド・パレス(皇居)に案内するわな。
その時に、でっかいコンクリート?のジャパニーズ・ビッグタワー(天守閣)を見せるよりだ。
「ここは昔、ジャパンを支配するNo.1の実力者、あの『ショーグン』のキャッスルでした。」
「Oh、ファンタスティック」
「しかし、普通のキャッスルにあるビッグタワーは無いです」
「? ホワーイ」
「それは、エドにビッグファイヤーが起きた時、ショーグンズ・ガバメントは、焼けたタワーを再建するより、民衆をレスキューすることを優先したからです。そのためにビッグタワーの再建は見送られ、今も存在しないのです」
「OH!インクレディブル(信じられない!) ビバ(すばらしい)ショーグン!!」

最後はじゃっかんスペイン語というか、梶原一騎調がまじったが(笑)、これ、かっこいいがな。でかい建物も観光資源になるだろうが、『無い』ことが歴史遺産になる建物。そんなもの、世界中にあんまり無いで。そしてマサユキ・ホシナの名は、ケネディが尊敬する人物として挙げたヨーザン・ウエスギにも劣らぬ名声として世界に広まっていくだろう。
そんな、ナショナリズム国威発揚として俺は言っているのである。


だから、天守閣のかわりに、10数万円でいいから、小さな石碑として
天守閣を立てざるの碑」
を、英文や中国語などの解説文を加えて、上の「再建する会」が再建を予定している地に立てることも提案するのであります。

簡単に経緯を知るには、この動画やリンク、過去記事を見てください。


 
松沢成文氏、出馬の都知事選で「江戸城天守閣復元」を公約・・・まずこれを見て。
http://d.hatena.ne.jp/gryphon/20121109/p4
 
■「「3月のライオン」に便乗し、「風雲児たち」と保科正之を宣伝する。」
http://d.hatena.ne.jp/gryphon/20080909#p11

年末に、これを読んでもらってもいいよ
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