ニューズウィークの・・・ごめん正式な号を忘れたわ。先週か、先々週か・・・・・・。
メモから箇条書きします
・ジャファール・バナヒ監督という、イランで作った映画が問題視され禁固刑および映画監督、脚本執筆の禁止、その後軟禁をされている人の新作が昨年、カンヌで公開された。
・映像データのUSBをケーキに入れて、持ち出したらしい・・・
・「これは映画ではない」という題は哲学的でもありつつ、上のイランの司法を避ける意味もある。もう一人の「共犯者」とおしゃべりしたり、構想を話しているだけだから映画を監督してないですよーー・・・という言い逃れだそうだ(笑)
・バナヒ氏は検閲で禁止になった脚本のあらましを語り始め、軟禁されている自分の部屋を舞台に見立てる。しかしどうしても、それには限界が出てきて、監督がいらだつ。
・おまけに自分の家の日常だから、いろんなハプニングや闖入者がある。
自分の映画に関する裁判についての弁護士からの電話。なんか「政治的裁判だからねえ」とか、ぶっちゃけちゃっているらしい。弁護士大丈夫か(笑)
・おまけに隣人が「留守にするから犬を預かってほしい」と、断っても何度も頼みに来る。監督は「娘の飼っているイグアナが怖がる」と断り続ける。そのイグアナが何度も画面を横切る(爆笑)。
・登場人物が足りないせいか、アパートのゴミ回収をする管理人にまでカメラを向ける。管理人、シャツのボタンをはめなおす(笑)
・・・なんか聞いていると、「獄中で原作者セルバンテスが即興でドン=キホーテを演じる」という「ラ・マンチャの男」や、三谷幸喜の戯曲を思わせない(笑)?
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こういう実験的映画はそんなに好きじゃないけど、そういう視点で見れば面白い作品かもしれない。日本で見られるかどうかはわからない。だから記録しておいた。