頼朝の死は鎌倉幕府史上でも最大級の重大案件にもかかわらず、『吾妻鑑』ではその部分は欠落してますが、一方『保暦間記』では、頼朝の死は落馬などではなく、彼が今まで滅ぼしてきた源義広、義経、行家、そして安徳天皇を始めとした平氏の怨霊などによって呪い殺されたのだとあります #鎌倉殿の13人 pic.twitter.com/sEJGOhaDPk
— まとめ管理人 (@1059kanri) June 26, 2022
ドラマのおまけで着く、ミニ紀行番組で頼朝の落馬死亡した場所の近くに義経の神社や弁慶の塚がありましたね。
#鎌倉殿の13人
— 速報 (@0331soku) 2022年6月26日
頼朝の最後のシーン、怨霊説、脳卒中説、縁起事説、暗殺説、とありとあらゆる死因を連想させるの凄いな。
僕は卒中説推しで義時が天運を引き継いだと思ってます。
武士にとっての不名誉かつ突発的な事故であり、そして敵以外にも近親者を含めてあれだけ粛清した以上、逆に「呪いだ!祟りだ!怨霊だ!」と思われない方がおかしいわけで。
鈴の音を感じ取る人々…
— 弾正 (@naoejou) 2022年6月26日
頼朝死後、熾烈な展開を繰り広げる面子😱#鎌倉殿の13人 pic.twitter.com/Y88Nhrs6Ik
#鎌倉殿の13人
— イブン=シーナ (@ibun_shiina) 2022年6月26日
ここからだ。惨劇の幕開けだ!
頼朝が生きていた時期はアイツは本当にロクでも無い、という話であった。しかし、絶対的な権力者が倒れると、力の空白を埋めるために権力闘争が始まる。
ここからが本当の地獄だ! https://t.co/tcKySbTRif
映画『スターリンの葬送狂騒曲
— INVISIBLE DOJO (@mdojo1) 2022年6月26日
スターリンが死んだ!厳かなはずの国葬の裏で、絶対権力者の座を巡り、狂気のイス獲りゲームが始まる…https://t.co/qiWHvOCcno
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馬上の頼朝、呂律が怪しくなり手綱が握れず取り落とす。そのとき顔の麻痺までもを表現として演じた大泉洋が素晴らしかった。半開きの口が左右にずれ不自然に固まっていた。そして半身硬直したままどうと横倒しに落馬。すごかった。見事だった。みじろぎもしないおんまさんが偉かった#鎌倉殿の13人
— ゆこさん (@sakechsy_88) June 26, 2022
演技とはいえ、服の下に防具とか来てるかもしれないとはいえ、危険で怖い演技だろうなhttps://t.co/O03LLXTxvO
— INVISIBLE DOJO (@mdojo1) 2022年6月26日
※ただ落馬シーンそのものはスタントマンかもしれない
大泉洋を世に出した「水曜どうでしょう」は放送局の関係でほとんど見てなかったし、知らない間に売れっ子で顔をよく見る…コメディアンなのか役者なのか、ぐらいのイメージしかなかったんだよね。
ちゃんと見たのは「真田丸」で、小市民的生真面目さ、ある種のナンバー2,3的な個性を三谷幸喜が当て書きしたんだろうか、と思ったので、今回の配役聞いて「トップ中のトップの頼朝…?ああ、鎌倉幕府創る前に焦点を当てて、石橋山で追い込まれたり、北条政子の尻に敷かれる的な強調するんかな、と思っていたら半分は正しいが、しかしスターリン的な猜疑心によって弟も、味方した有力部下も粛清していく「独裁者」の顔も十分演じ、やはりスゴイ役者なのだな、とようやく気付いた次第。
(いま、関連記事を読んだら三谷の映画「清須会議」に出てるじゃんか、ということらしいが、正直あの作品はがっかり的な出来栄えだったので覚えてないっす、作品内容も大半…)
プロフェッショナル仕事の流儀で小栗旬特集してた時、小栗がいろいろこのドラマのことで悩んでいるのを撮影してるところに割り込んで
「プロフェッショナル仕事の流儀 大泉洋 …に変更するのもやぶさかではない」とからかいつつフォローしてたのが印象に残る。
大泉洋:そのうち俺のプロフェッショナルになるかもしれないからなw#プロフェッショナル#鎌倉殿の13人#鎌倉殿どうでしょう pic.twitter.com/ZT5yCyRKIs
— うじと@那古野今川家の軌跡 (@ujito2020) May 3, 2022
多めに撮っときなさい、私の事😂
— 🐶shiho💕🐰🏺💐🍡 (@shihorin0321) May 3, 2022
番組見た事ありますか?とスタッフに聞かれる大はしゃぎの大泉洋😂#プロフェッショナル仕事の流儀#プロフェッショナル#小栗旬 pic.twitter.com/gXRdTiYwj4
#鎌倉殿どうでしょう な雰囲気を裏で作り上げていたのは座長の小栗くんのマスクww ちょくちょく話題に🤣
— ふりーだむ (@kouhei50kai) May 3, 2022
仕事の流儀のテロップに「?」がでるなんてww構成も迷走する400日の密着だったんやなぁ👀
次は大泉洋版でいかがでしょう
#プロフェッショナル#小栗旬 pic.twitter.com/tFVYQVhXPh
大泉洋、番組乗っ取り計画(笑)
— りわ (@31meltemsunnyjm) May 3, 2022
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日本中に嫌われているようなので、『日本中に嫌われても僕は君のことが好きだよ』と連絡したら『あなたのせいだ!』って言われました。 #鎌倉殿の13人
— 三谷幸喜bot (@mitanin_bot) June 26, 2022
三谷幸喜“大泉頼朝”に絶大な信頼「日本中に嫌われても君が好き」|シネマトゥデイ https://t.co/mJ2Qj3Sv2R
そんな頼朝も、第25回「天が望んだ男」では、人生の終焉に向かう姿が描かれた。三谷は「頼朝の死には、いろいろな説がありますが、これだけ長い時間頼朝と寄り添い、彼のつらさや孤独は理解しているので、アクシデントや、誰かに殺されるといったことではなく、ちゃんと死なせてあげたいと考えるようになりました」と語る。
(略)本作で描かれる頼朝は「冷酷な政治家」という一般的なイメージを踏襲しながらも喜怒哀楽をハッキリみせるなど、非常に多面的で人間臭い。そんな頼朝を約半年に渡って演じてきたのが大泉だ。大河「真田丸」(2016)や映画『清須会議』(2013)、舞台「大地」(2020)など、これまで三谷作品には何度も登場しているお馴染みの俳優だ。三谷は「大泉洋という俳優が源頼朝を演じることになったので、このような頼朝像ができた。僕は大泉洋という俳優の魅力や力量は分かっているので、彼だったら僕が望む頼朝像を演じてくれるだろうという信頼はありました」と大泉への信頼を協調。
さらに三谷は「彼だからこそ、こんなにも人間味あふれる、リアルで孤独な頼朝になった。ほかの俳優さんではこんな頼朝にはならなかったと思う」と…
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野外ロケの様子を撮影した「100カメ」、7月3日に再放送
そうそう、再放送予定が7月3日だそうですね。
https://nhk.jp/p/100cam/ts/QP8MPNM1GL/episode/te/W4Y5XV3PYM/
100カメ
「鎌倉殿の13人」
初回放送日: 2022年6月14日大河ドラマ「鎌倉殿の13人」最新放送回、富士山のふもとで行われた大規模ロケの舞台裏に潜入。本番当日、集まったのは俳優・エキストラ・スタッフ合計200人以上。緻密なスケジュールと天気が命の野外撮影なのに、無情にも雨が降り、季節外れの雪へと変わり、現場は大混乱。見守るオードリーも思わず「心が痛いね…」とつぶやく過酷なロケ。しかし、プロ中のプロ・大河スタッフたちの逆襲が新たなドラマを生んでいく。
7月3日(日)午後4:18 ほか
暗殺者「善児」(梶原善)。全三谷映画に出演する男。「神話的な意味合いを持たせる」効果も
新聞コラム「ありふれた生活」で書いてたね
・梶原善は非常に長い付き合いで、自分の全映画作品に出演している。
・はじめは松重豊が紹介してくれた。
・今回、「善児」というキャラの登場は、とにかくこのドラマでは人が(非業に)死んでいくので。その死を同じ人が演じたら面白かろうと。
・それはご都合主義だって?いーや、それも計算のうち…↓

その、ご都合主義ともいえそうな展開で「神話性」「物語性」を持たせたい…
ということで、ハマり役となった。
三谷はこういうプロ中のプロの殺し屋役を、いつか梶原善にやらせたいと思ってた,のだそうです。

俳優の名前と顔を覚えないことには自信がある俺(だからドラマの話、俳優の話はここで控え目なのです)だが、この梶原善は90年代に映画「十二人の優しい日本人」(三谷監督作品ではなく「三谷脚本」です)で見た時から、一番目立ってたので珍しく覚えてた。
論理と事実で裁かねばらない陪審の場で、かなり感情をストレートに持ち込み「あたしゃあの娘(容疑者は美人なのです)が、たとえ有罪でも無罪だね!」なんて演説をぶつのだから目立たないはずはない。
しかし、三谷監督全作品出演と聞くと「岡本喜八と天本英世(死神博士あるいは毒島さん)」を思い出す。岡本監督は「僕の作品ですよ、というミトメ印みたいな感じで天本君に出演してもらってる」と言ってた(笑)
あと、喜劇俳優、お笑い芸人、コメディアンに「冷酷無比の悪役」をやらせるってパターン、なんか逆張りだけど、「逆張りの、だけどお約束」みたいになってる気がするのは俺だけ????たぶんそれは「話題」になるから、印象が強いだけだろうな。
そしておしなべて成功しているような気もします。
ビートたけしは俳優としても監督としても、これがうまくて、チャンバラトリオのひとを殺し屋に採用した(なんだっけ?)では、その俳優も本当にうれしかったらしいけど、そのせいで非常に過剰な演技となり、「いやもっと淡々と殺して」と演出に苦労したとか。
そんな話を「北野ファンクラブ」でしてましたね
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という本。
伊東四朗も大悪役を演じ始めたのはいつごろだったかな。
よく覚えてなくて、個人的には印象に残り始めたのは伊丹十三監督作品ということにけど、そういう仕事をたぶん本格的にやる前に、稀代の見巧者のひとり山藤章二氏がこんなイラスト・エッセイを書いていた。
元は「オール曲者」、紹介したのはそれを回想したいま、たくさんお笑い芸人が売れては消え、売れては消え・・・しているけど、どうですか、伊東四朗や北野武のように「冷酷非情な悪役」をやれそうな、有望なお笑いの若手とかいますか??
意外なやつほどはまったりするしね。