大学でも報道の自由でも政治家の汚職でもなんでもいいんですが、およそ「ランキング」と名の付くものを見たら、そのまま鵜呑みにせずに誰がどんな基準や尺度で選んでるのかを気にする習慣は、身に付けていたいものです。ランキング・リテラシー。
— 河野有理 (@konoy541) May 4, 2024
別方向からいうと、それを気にする人は案外いないので、賞やランキングは勝手に「作る側」に回るのが一番トクだ、ということ
それを以前『「賞」ほど素敵な商売はない』という言い方で語った(笑)
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だからおいしい賞…漫画に与える賞は、まだ天下取り、天下簒奪の可能性があると、ちょっとその商売に関係ある業者が新規参入している。
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Mizuho.H(橋迫 瑞穂)氏の意見も収録
ジェンダー格差ランキングや報道の自由ランキングをいちいちああしたデータは信用できない、恣意的なものだと無視したがる心情と、反ワクチンのようなデータ否定型陰謀論となにがどう違うの?といつも思う。そりゃデータなんて煎じ詰めれば常に「恣意的」ですわ。人が人を測る尺度なんだから。
— Mizuho.H (@_keroko) May 4, 2024
社会学でいう「データを疑え」というのはデータそのものだけでなくデータを見る自分の主観も疑えってことだってウェーバーがゆってた。
— Mizuho.H (@_keroko) 2024年5月4日
認めたくないから粗探しをするのと「データを疑え」というのは全く違う。
— Mizuho.H (@_keroko) 2024年5月4日
メモ「なんで〇〇年に順位が変動したのか?/選考委員にXX氏が入ったから」…かもしれない
国境なき記者団による報道の自由度ランキング、「日本が70位でG7最下位!」と大袈裟に嘆いている人達がいます。
— 怠惰に暮らしたいトド (@tsukuru_ouu) May 4, 2024
評価理由を読むと、ほぼ「コタツ記事」レベルの認識で判定したのだな、と分かるのでそんなに嘆かなくても大丈夫です。
安心して下さい。https://t.co/veiMPc73rv
アンケートを出す相手を誰がどう決めているのか
— 怠惰に暮らしたいトド (@tsukuru_ouu) 2024年5月4日
ランキングの正確性公正性に関わる肝心の部分は伏せられています。Chihiro Nakayamaさんがまとめてくれているように、国境なき記者団の実質的日本支部とされるJFJNの代表、瀬川牧子氏が2012年以降キーパーソンであるのは蓋然性が高いですね。 https://t.co/FfEohaow88 pic.twitter.com/QtpqqtmyVT
日本の報道の自由度は、日本にいる専門家(ジャーナリスト、研究者、学者、人権活動家)へのアンケート結果から導き出されています。
— 怠惰に暮らしたいトド (@tsukuru_ouu) May 4, 2024
重要なアンケート回答者選びは誰がしているのか。深く関わっているのが「国境なき記者団」日本特派員にしてJFJN代表の瀬川牧子氏です。https://t.co/Qs7Ci4tVna https://t.co/3kJRuAbZff pic.twitter.com/JrWhfIa96H
2013年のランキングで日本は前年の22位から53位に下落しました。
— 怠惰に暮らしたいトド (@tsukuru_ouu) May 4, 2024
一部では安倍政権を原因とする説が根強いです。今年の朝日新聞も原文にはない「安倍政権」をわざわざ記事にねじ込みました。
しかし、第2次安倍政権発足は2012年12月26日、ランキング発表は翌2013年1月です。
さすがに無理あり過ぎ! pic.twitter.com/Gqbi6KaCKm