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John 8:32 Then you will know the truth, and the truth will set you free."  複数ブログの過去記事を移管し、管理の委託を受けています/※場合により、語る対象の「ネタバレ」も在ります。ご了承ください 

募集・1989年の朝日新聞「ダライ・ラマにノーベル平和賞」を論じた社説がネット上にありませんか?(追記:ありました)

上の話題に関連して思い出した話。私は当時、この社説を読んで文字通り目がテンになったことを今でも印象深く覚えている。記憶を頼りに「ノーベル平和賞 ダライ・ラマ 朝日新聞 社説」で検索しますとウィキペディアにも

1989年にダライ・ラマ14世ノーベル平和賞に選ばれた際には、「中国は"内政干渉"だと強く反発しており、平和賞が対立を助長させる原因ともなり、そうなれば"平和賞"の名が泣くことになる。ダライ・ラマ陣営はこれを機に和解のために行動することを願う」と、再び中国共産党政府寄りの社説を1989年10月7日に載せた。

と、紹介されている。
でも、せっかくだからこの機会に、社説全文を探してみませんか?と。まあ、これぐらいなら比較的簡単だから、機会があればわたしもやってみますよ。しかし受賞は、東欧で民主革命が連続して起こった1989年のことだったんだね。
【追記】こちらで全文が読めます
http://h.hatena.ne.jp/zyugem/9258657086975297487

(前略)・・・中国側は「内政干渉だ」と強く反発している。
 ノーベル平和賞はこれまでにも、ポーランドワレサ氏やソ連のサハロフ氏ら、東側の体制の中で抵抗運動を続けてきた人物に与えられ、政権の神経を逆なでしたことがあった。今度のケースも、ダライ・ラマがインドに亡命政権を樹立しており、授賞自体が政治的性格を帯びている。
 選考委員会は、中国の政治指導者への非難を意図するものではない、と言ってはいる。しかし、87年秋から4回も起こったチベットの暴動に対する武力鎮圧、今年3月にラサで発動され、いまも続いている戒厳令、さらには北京・天安門の「血の日曜日」事件など一連の中国の強硬政策に対して不快の念を表明しようとする西側の意図が背後にある、と見ても見当違いではないだろう。
 中国の反発は当然予想されたことであり、全世界がこぞって祝福する授賞にならなかったのは残念である。平和賞があまりに政治的になり、対立を助長することにもなりかねないことに違和感を持つ人も少なくない。平和のための賞が結果として、チベットの緊張を高めるおそれさえある。こんなことになれば、「平和賞」の名が泣こう。
(後略)