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John 8:32 Then you will know the truth, and the truth will set you free."  複数ブログの過去記事を移管し、管理の委託を受けています/※場合により、語る対象の「ネタバレ」も在ります。ご了承ください 

「中国の空母建造」を田岡俊次氏が語る(パックイン8.14)

時間の余裕がなく、通常運転に戻るにはまだ難しいので、twitterのコンテンツを持ってきます。やや古いが先週土曜日、愛川欽也の「パックインジャーナル」の一部をtsudaりました。一部補足などもしますが、tsudaる技術上の限界もあるのでお含み置きください。


http://twilog.org/gryphonjapan/date-100814/asc

ひさびさ パックイン軍事問題tsudaる
前半は日韓・菅直人談話問題だったが その次は空母発着場訓練を中国がつくったという話


posted at 11:51:44
愛川 「この問題で中国をまた仮想敵にするのは危険だ」 
田岡「この問題を一番熱心に書くのは朝日新聞だ。変ですね。だれかが独自に昔聞いたから、その流れで書き続けるのかも」
横尾「それは変だ」
田岡「空母なんてタイもスペインも持ってるんです」 


posted at 11:53:20

横尾「空母は攻めの機能持つと言うこと?」
田岡「攻めとかじゃなく 何の役にも立たない。空母はE2C(?※用語分かりません)という警戒システムと、対潜水艦能力や対潜哨戒機が一緒にないと意味が無い。カモになるだけだ。E2cはフランスもできない」
愛川「じゃあ朝日は煽ってるんですか」
田岡「人目を引く、注目されるテーマだからでは。」


posted at 11:55:21
田岡「常任理事国で空母が無いのがうちだけだから、とかそういう理由で欲しいって動機なら、中国にはあるかも」


posted at 11:57:18
愛川「歴史教育をちゃんとしないと中国脅威論が生まれると横尾さんが言った。全く同感」  
田岡「中国の軍事費はGDP1.2%で日本と同様。軍人数も200万人で、日本の10倍・・・つまり人口比で言えば同じぐらい」「空軍だって領空警戒だけで本当なら1000機必要だ」「せいぜい海軍の水上艦が増えてるぐらいですよ」


posted at 12:00:11
愛川「米中戦争なんて起きないでしょう。米中の軍事を比較すると」
田岡「比べるのも失礼。起きたらぼんぼん中国の船を沈めて米国の軍人が勲章もらうだけ」「米中戦争、中国が資源の輸入確保のためシーレーン防衛するというが、米中戦争があれば輸出入が減るから資源を輸入する必要も無くなり、意味が無い」


posted at 12:03:39
軍とシビリアンコントールの話をしているが省略。
田岡「中台接近はアメリカがむしろ馬政権にやらせている」 
二木啓孝「もう一回空母の話をすると、中国は見栄として空母は欲しいが、実効性は低いと。でも造られることは事実なんですか?」
田岡「政府が許可するかは不明だが、軍は欲しいから独自に準備を始めるかも」


posted at 12:07:15
樋口「新聞には軍拡競争が始まる、みたいなことを書いている」
愛川「時代は戦争をしないほうに言ってるんですよ。なのに脅威を煽る人がいる」
田岡「中台紛争の可能性も消えた」
二木「むしろ国内の対テロ戦争が重要になる」
田岡「中国がおそれているのはウイグルイスラム勢力だから米国とは同盟なんです。核拡散防止も同盟関係」


posted at 12:09:55
田岡「それでも以前より、中国は強くなってるじゃないかという話があるが、どこだって昔と比べると強くなっている。」
二木「新聞記事では空母をウクライナから買うとなっているがなぜ」
田岡「古い船があったんで、まあ研究材料に欲しかったんでしょう。ミンスクとかも買っている。でも最初から作ったほうが安いぐらい」


posted at 12:13:45
田岡「アメリカには中国から大学へ優秀な人が言ってる。博士号を取る人は5000人。それがアメリカの中核を担う」
二木「これだけ経済がグローバルすれば戦争は起きない」
田岡「例外がWW1の英独戦争でね。あのときも最大の貿易相手同士で、経済学者は『相互依存しているから戦争は起きない』と言ってた」


posted at 12:17:23
田岡「でも世界は賢くなってきたのは、領土を取ってもしょうがないとなったこと。ソ連崩壊が昔あったら、各国に領土を侵食されてた。それが無いんだから」


posted at 12:19:11
樋口「オバマさんが反核をいうのも歴史の進歩」
田岡「いや、アメリカは通常戦力だけなら世界の覇者になれるんで反核を言うんです(笑)」
愛川「しかしまあ、また『あそこで紛争、ここが危険』だと煽る人がいるのが危険です」


これで(この項目は)終わり。